くさかはるの日記

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くさかはる@五十音のブログです。

漫画と小説を書いて暮らしております。

現在、漫画と小説が別ストーリーで展開してリンクする『常世の君の物語』という物語を連載中。

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くさかはる@五十音のブログ

最近、哺乳類だとか両生類だとかをブログにまとめていたので、生物自体をまとめたいと思い出しました。

そこで、学生の頃に学んだ地学を思い出し、これから数回に分けて、地質年代についてまとめたいと思います。

 

地質年代とは。

地球46億年の歴史のうち、人類が文字にして歴史を残している時代より前の時代(先史時代)の区分のことです。

 

 

地質年代は、大きく分けて4つの「代」に分けられます。

 

  • 冥王代(46億年前から40億年前):生物が地球に誕生する前の時代。
  • 太古代もしくは始生代(40億年前から25億年前):原核生物である細菌および古細菌の多様化が進んだとされる時代。
  • 原生代(25億年前から5億4,100万年前):真核生物が誕生する。後期には多細胞生物も誕生する時代。
  • 顕生代(5億4,100万年前から現在):おおまかには、目で見える生物が確認できる時代。

 

覚える年号としては、46億、40億、25億、5億4,100万年の四つです。

今回はこの4つの「代」を覚えたいと思います。

次回は各「代」を更に分割していきます。

皆さまも、よき太古ライフを!

ではまた!

いつものようにX(旧ツイッター)を眺めていると、「もうお彼岸だねぇ」といったつぶやきが流れていきました。

へー、もうお彼岸なのか、と思う一方で、そもそもお彼岸とは何ぞや?という疑問がむくりと頭をもたげてきました。

というわけで、今回はお彼岸についてまとめてみました。

 

お彼岸。

仏教ぽいイベントですが、なんと日本独自の風習なのだそうです。

インドや中国にはないんですね。

 

さて、具体的には一年のうちのある期間のことを指すのですが、春と秋の二回あります。

 

  • 春のお彼岸:春分の日の前後三日間の一週間
  • 秋のお彼岸:秋分の日の前後三日間の一週間

 

 

春のお彼岸も、秋のお彼岸も、由来は同じです。

仏教では、西方にあると言われている先祖たちの住む「彼岸」と、我々俗人の住む「此岸(しがん)」がありますが、この彼岸と此岸が最も近づくのが、昼と夜の長さが同じである春分と秋分の日と言われています。

春分の日と秋分の日は、太陽が真東から昇って真西に沈みますが、古来の人は、真西に沈む太陽を拝むことで、西方の浄土に思いを馳せたとされています。

そのような民間信仰が仏教と結びつき、現在の春と秋のお彼岸の風習になったと言われています。

 

お彼岸が出てくる最も古い文献が、『日本後紀』で、日本で初めて仏教行事として彼岸会が行われた事実が記されています。

それによると、不遇のうちに死んでいった早良親王の恨みを鎮めるために、延喜26年(806年)に読経が行われたようですね。

そんな古くからある風習なんですね。

 

 

そんなお彼岸ですが、具体的には一体何をするのか、皆さんご存じですか?

私はなんとなく仏教的な風習なんだろうなといった程度の知識しかなかったので、まったく知りませんでした。

具体的には、以下のようなことをします。

 

  • 法要(仏教儀式)を行う
  • お寺に行ったりお坊さんを家に呼んだりして説法を聞く
  • 墓参りをする
  • おはぎ、ぼたもちを食べる

 

最後の「おはぎ」と「ぼたもち」の違いですが、実体は同じで、どちらも、もち米とうるち米を混ぜて蒸すもしくは炊いたものを、餡で包んだものです。

一説によると、春の彼岸に食べるものを「牡丹餅(ぼたもち)」、秋の彼岸に食べるものを「お萩(はぎ)」として呼び名を分けているそうです。

 

 

最後に、彼岸にまつわることわざを一つ。

「暑さ寒さも彼岸まで」

これは、夏の暑さも、冬の寒さも、彼岸までで、彼岸を過ぎたらどちらも緩やかになる。

という意味です。

私はこのことわざだけ知っていました笑

 

今回のまとめに利用させていただいた参考サイトは以下になります。

 

 

 

今年の秋のお彼岸は、中日(秋分の日)が9月22日で、「彼岸入り(彼岸の始まり)」が9月19日(木)、「彼岸明け(彼岸の最終日)」が9月25日(水)とのことです。

ここでまとめた知識を定着させて、ご先祖様に思いを馳せつつおはぎでも食べようと思います。

皆さまも、よきお彼岸ライフを!

ではまた!

 

 

P.S.

日々の創作活動の進捗などはXで、その他はホームページで公開しています。どうぞお立ち寄りください。。

今日は敬老の日です。

 

というわけで、敬老の日の由来が気になり、いつものようにwikipediaを開きました。

 

 

調べてみると、なんと敬老の日は、戦後にできた祝日とのこと。

意外に歴史が浅くて驚きました。

 

 

具体的には、1947年9月15日に、兵庫県多可郡野間谷村という場所で、当時の門脇村長が「敬老会」を開いたのがはじまりです。

当時は戦後直後で、子供を戦地へ送り出した親たちの疲労が極致にあり、そのことから門脇村長は、親世代をいたわる気持ちでこの会を催しました。

なぜ9月15日かというと、農閑期でしかも気候が良いから、という理由だそうです。

会の名前の由来は、『古今著聞集』にある「養老の滝」の伝説。

 

 

 

そんな「敬老会」ですが、ポンとすぐに国民の祝日になったわけではありませんでした。

1948年7月、子供の日と成人の日が「国民の休日に関する法律」に制定されるも、老人の日は制定されませんでした。

そのことから村長は奮い立ち、兵庫県の各市町村に声をかけるなどして、老人の日を広める運動を始めます。

1950年、兵庫県は「としよりの日」を制定します。

1966年、国民の休日に関する法律の改正に合わせ、はれて「敬老の日」が制定されました。

 

今の敬老の日は、門脇村長をはじめとする、当時の運動に携わった方々の努力の結果なんですね。

感謝したいと思います。

 

現在はハッピーマンデー制度により9月の第三月曜日になっている敬老の日ですが、2000年までは9月15日でした。

 

 

それは門脇村長の始めた敬老会が開催された日だったからなんですね。

 

 

今日は70を越える私の父も、町内会から敬老の日のプレゼントをもらったと言って喜んでいました。

こういう具合に地域の活動が活発なのも、元が敬老会という地域で催された会だったからなのかもしれませんね。

 

 

今回は敬老の日についてのまとめでした。

ご両親がご存命の方も、そうでない方も、今日は自分より年上の方々に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

みなさまも、よき敬老ライフを!

ではまた!

前回の記事で哺乳類を扱ったので、今回は爬虫類と両生類を扱いたいと思います。

 

爬虫類と両生類、似ていますよね。

何が似ているって、まず見た目が似ています。

それに、どちらも湿地帯に住んでいそうなイメージがします。

果たして、爬虫類と両生類は、何がどう違うのでしょうか。

wikipediaから要点を拾ってまとめてみたいと思います。

 

 

 

まず、分類としては、爬虫類も両生類も、

 

  • ドメイン:真核生物
  • 界:動物界
  • 門:脊索動物

 

ここまでは共通しています。

分類については、前回の記事を参照してください。

「門」の下の「網(こう)」で、以下の5つに枝分かれし、爬虫類と両生類もその中に含まれます。

 

  • 哺乳網(類)
  • 鳥網
  • 両生網
  • 爬虫網
  • 魚網

 

分類としては以上のようになります。

 

 

そのうえで、爬虫類と両生類は、具体的に何がどう異なるのでしょうか。

wikipediaをまとめてみます。

 

  • 爬虫類:四つの手足を持つ、脊椎動物(ヘビは手足が退化しているとされる)。全身が鱗におおわれる。多くは卵生。幼い頃を水の中で過ごすことはない。広義には鳥類も含む。変温動物。
  • 両生類:3億6千万年前に水中から陸上にあがった脊椎動物群。皮膚は分泌腺や毒腺が多くなめらか。皮膚呼吸に頼ることが多いため、乾燥を避け、多くは水辺に生息している。多くは卵生で、水中に卵を産む。幼い頃を水の中で過ごす種が多い。変温動物。

 

とのことです。

爬虫類も両生類も、どちらも変温動物という点は共通しています。

ちなみに両生類は、20世紀後半から減少が著しく、一説によるとあと50年ほどで絶滅するとのことです。

なんてこったい。

守ろうきれいな水辺、です。

 

それでは今回はこのへんで。

みなさまも、よい爬虫類&両生類ライフを!

ではまた!

今回は、「そもそも哺乳類とは?」という問いについてまとめようと思います。

 

哺乳類そのものを定義するには、そもそも生物の分類について知らなければなりません。

というわけで、wikipediaを読んで、ざっとおさらいしましょう。

 

 

上記のページによると、生物というのは、まず三つのドメインに分けられます。

 

 

の3つです。

古細菌と細菌は、合わせて「原核生物」と呼ばれて、真核生物と対比されます。

原核生物は、真核生物よりも先に進化したもので、核やミトコンドリアを細胞内に持たない単細胞生物です。

真核生物は、古細菌から進化したと考えられています。

古細菌と細菌の区別をまとめはじめると難しくなるので、ここでは割愛します。

 

さて、生物を分類する際には、専用の分類名が用いられます。

一番大きな上記三つの分類を表すには、「ドメイン」という分類名が用いられます。

その下は順に、「・門・網・目・科・属・種」となります。

ヒトなら、

 

  • ドメイン:真核生物
  • 界:動物界
  • 門:脊索(せきさく)動物門
  • 網:哺乳網
  • 目:サル目
  • 科:ヒト科
  • 属:ヒト属
  • 種:ホモ・サピエンス

 

となります。

今回は「哺乳類」の定義が知りたいので、哺乳類の分類にまで枝分かれしていきたいと思います。

 

哺乳類は、厳密には「哺乳網」という分類名になります。

上記のヒトの例でいえば、上から四番目の分類に当たります。

では、それまでには、どれだけ枝分かれしているのか気になったので、まとめてみます。

 

 

まず、ドメインで真核生物に分類された生物は、日本では、以下の5つの「界」に分けられます(米国などでは6つ)。

 

  • 動物界
  • 植物界
  • 菌界
  • 原生生物界
  • モネラ界

 

哺乳類は、「動物界」に分類されます。

 

 

動物界は、以下の3つの「門」に分類されます。

 

  • 脊索動物門
  • 頭索動物門(ナメクジウオ)
  • 尾索動物門(ホヤ)

 

哺乳類は、「脊索動物門」に分類されます。

 

 

脊索動物門は、以下の5つの「網」に分類されます。

 

  • 哺乳網(哺乳類)
  • 鳥網
  • 爬虫網
  • 両性網
  • 魚網

 

ここでやっと、「哺乳網(哺乳類)」が出てきましたね。

「目」以下の分類に関しては、またの機会にしたいと思います。

 

「哺乳類」について、wikipediaでまとめられていたので引用しますと、哺乳類とは『基本的に有性生殖を行い、現存する多くの胎生で、で子を育てるのが特徴である』とのことです。

 

 

 

以上のことから、哺乳類は、「細胞内に核膜やミトコンドリアを持つ真核生物(ドメイン)で、動物界に含まれ、背骨を持つ脊索動物門のうち、主に胎生の母乳で子を育てる生物」と言うことができます。

 

 

以上、今回は「哺乳類」についてのまとめでした。

いざ「哺乳類って何?」と尋ねられた時のために、お役立てください。

みなさまも、よき哺乳類ライフを!

ではまた!