今日は「ミステリー記念日」ということで、ミステリーについてまとめました。
なぜ今日10月7日がミステリー記念日かというと、ミステリー(推理)小説の先駆者であるエドガー・アラン・ポーが、1849年のこの日に亡くなったからだそうです。
エドガー・アラン・ポーといえば、私などは萩尾望都の『ポーの一族』という漫画を思い浮かべますがそれはさておき。
世界初のミステリー小説は、1841年に発表されたエドガーの短編小説『モグル街の殺人』と言われています。
そもそも、物語のジャンルでいう「ミステリー」とはどんなものかといったならば、「作中で謎が発生し、それが解かれていくさまを描いたもの」ということです。
そんなミステリーというジャンルの歴史も、上記の『モグル街の殺人』が発表された1841年からもう180年にもなるんですね。
というわけで、ここでは古今東西の著名なミステリーをあげてみたいと思います。
呼んだことのある作品・ない作品があるかとは思いますが、どうぞご参考になさってください。
- アーサー・コナン・ドイル(1859年~1930年):『シャーロックホームズ』シリーズ
- リチャード・オースティン・フリーマン(1862年~1943年):『証拠は眠る』
- フリーマン・ウィルス・クロフツ(1879年~1957年):『樽』
- アガサ・クリスティー(1890年~1976年):『そして誰もいなくなった』
上のみなさん、すべてイギリス関連の土地の方々です。
なぜイギリスからミステリーの歴史が始まったのかと言ったならば、wikipediaに興味深いことが書かれてありました。
以下、引用です。
”推理小説というジャンルにとって警察組織の存在は大きい。法を手に犯罪者を捕らえる新しい形のヒーローが誕生したからである。その裏側には、急速に都市化が進むイギリスで、一般市民が都市の暗黒部に対し抱く不安が高まっていた、という歴史的事実がある。そして都市化に伴うストレスのはけ口として、「殺人事件」という素材の非日常性が必要とされていたという見方もある。”
とまぁ、こうした歴史的背景があったらしいんですね。
なるほど納得です。
その時代に流行する小説のジャンルは、その時代の特色を少なからず反映しているものなんですね。
となると、現在、流行しているジャンルは何なんでしょうか。
そしてそれが反映する今の時代の特色とは……?
考えてみると面白いかもしれません。
ミステリーに話を戻しますと、そのほかの著名なミステリー作家のリストも作ってみました。
- 島田荘司(1948年~):『異邦の騎士』
- ジョン・ディスクン・カー(1906年~1977年):『皇帝のかぎ煙草入れ』
- 江戸川乱歩(1894年~1965年):『何者』
- エラリー・クイーン ※フレデリック・ダネイとマンフレッド・ベニントン・リーのペンネームj(1905年~):『Yの悲劇』
- 京極夏彦(1963年~):『絡新婦の理』
- 横溝正史(1902年~1981年):『夜歩く』
- ウィルキー・コリンズ(1824年~1889年):『白衣の女』
- アンソニー・ホロヴィッツ(1955年~):『カササギ殺人事件』
- 宮部みゆき(1960年~):『模倣犯』『火車』
- ドロシー・エル・セイヤーズ(1893年~1957年):『不自然な死』
- アイザック・アシモフ(1920年~1992年):『黒後家蜘蛛の会1』
- 有栖川有栖(1959年~):『月光ゲームーYの悲劇’88』
- S・S・ヴァン・ダイン(1888年~1939年):『僧正殺人事件』
- 綾辻行人(1960年~):『十角館の殺人』
今回は、以下のサイトを参考にさせていただきました。多謝。
このほかにも、「ミステリー おすすめ 2024年」などで検索すると、読み切れないほどのミステリー小説がヒットしますので、ぜひ!
それでは今回はこの辺で。
みなさまも、よきミステリーライフを!
ではまた!