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先日、友達とシンガポールの話になった。インド・チェンナイ在住中に食料品買い出しのために数回行ったシンガポールだが、オーチャード通りに行く度に思い出すことがあった。先日の友達との話でも、そのことを思い出した。それは2003年の出来事。それについて2009年に綴ったものがあったので、今日はそれをベースに投稿します。

★★★★★★

(2009年に綴った2003年のお話し)

海外駐在員と家族。年に1度の健康診断では、国内より多くの検査をしてもらえる(今の私の声:そうだったのか....。インド赴任時とは違うな)。そのためか、年齢のためか、偶然か、マレーシア・ジョホールバル在住時に問題になりそうな箇所を発見して貰い、経過を見るためにシンガポールの病院に通った。 

マレーシア、ジョホールバル。 その昔、日本がサッカーW杯アジア予選でW杯出場を決めたことで有名になった、シンガポール対岸に位置するマレーシアの都市。日系企業の工場が多く建ち並ぶ。国境での渋滞がなければ、シンガポール中心まで車で30分ほど。医療レベルが日本並みなので、ジョホール在住時には、検査が必要な場合などは、シンガポールの病院を利用する外国人・日本人が多かった。 

シンガポールで受診した健康診断で卵巣脳腫が見つかった。自覚症状が全くなかったので驚いた。数ヶ月の定期検診を経た後、「手術した方がよい、開腹ではなく内視鏡手術で十分」という結論になった。「手術」はさることながら、「入院」いや「点滴」すらしたことがない。幸いにも、この時まで病院とは縁がなかった(今の私の声:これ以降、4回も全身麻酔手術をしているな...) 

「日本に帰国して手術するか」とも考えたが、ネットで調べる限り、内視鏡手術に関してはシンガポールの方が日本より進んでいた(2003年当時)。親に負担をかけることにも気が引けた。そしてシンガポールは人口一人当たりに対する医師の数が多く、医師の患者に対するサービスが良い。 

私の担当医師は、英語、日本語、中国語を操る日系シンガポール人。先生と何度も話し合い、「この先生なら任せてよい」と感じたので、手術をシンガポールで受けることに決めた(今の私の声:今ではこのモ〇コ先生はシンガポール在住日本人の中ではかなり有名と聞いた。ちょっと会ってみたい)。

シンガポールの病院。シンガポール大学病院などの国立病院は違うと思うが、私立の○○病院(大手総合病院)では、すごい数のクリニックがテナントとして総合病院に入居している。例えば内科のフロアーでは、○○ドクターの内科、○○ドクターの内科、と多くのクリニックが並んでいる。どのクリニックを選ぶかは患者の自由でだ。 

そして、手術や入院施設などは、大手総合病院の経営管理下で、クリニックの医師は、必要があればその手術室などを使用することができる。私の担当医は、大手総合病院の隣のビルに入居するクリニックの医師だったが、手術はこの大手総合病院で行われていた。 

手術当日。 大手総合病院の受付で入院手続きをする。受付はホテルのフロントのようだ。受付で入院にかかる概算見積もりが提示される。だが、医師の執刀代など、医師にかかる費用が計上されていない。「医師に払う費用は?」と尋ねたところ、「それは医師に直接聞け」とのこと。考えてみれば当然だ。全額、海外障害保険払いなので、費用に関してはあまり気にしていなかったが、日本並み、それ以上の費用だったと記憶している。 

そして麻酔科医と英語で面談。 担当医師とは日本語で話していたため、つい忘れていたが、「基本は英語だった」と改めて認識。そして二人部屋の病室でいろんな準備をした後にベッドで手術室と運ばれた。「度胸が据わっている」とよく言われる私だが、さすがに緊張していた。

つづく....。

★★★★★★

今日のオマケは先日の中秋の名月。チェンナイに自宅から見えた大きな月が恋しくて月を見に外に出た。本帰国後、全く使っていなかった一眼レフ持って。ラッキーにも、私が外に出た瞬間に雲から一瞬月が顔を出した。写真ではイマイチだがキレイな月で、思わず祈った。

すると、翌日、「集中治療室でしばらくさまよっていたけど、無事に帰還!やっと少しだけスマホを触れるようになった」とずっと祈り気にかけている彼女からラインが来た。月のパワーを信じ感謝した瞬間だった。偶然だと思うが。4年前に親しい友人(高校の同級生)を見送ったが、同じようなことは当分は御免だ!



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