JR湖西線は「こセイせん」と呼びます。
関西は「かんサイ」と呼びますので、
関東から来た人は、私が知っている範囲で、
１００％の人がJR湖西線を「こサイせん」と呼びます。
かく言う私も、東京から滋賀県に引っ越して
しばらくの間は、つい「こサイせん」と呼びました。
引越して７年間を経て、今は自信をもって
「こセイせん」と呼びます。
セイ、やー！！ ベビーメタルの掛け声のようです（笑）
そのJR湖西線ですが、強風のために運休することで有名です。
湖西線西側の比良山地から吹き降ろす「比良おろし」で
1997(平成9)年6月には、比良駅に停車中の貨物列車が、
な、な、なんと、強風にあおられて脱線・転覆したそうです。
恐ろしや「比良おろし」！！
そして、本日も、午後から運休の連絡がありました。
湖西線で通勤しているスタッフの母親から
「有線放送で、湖西線が午後から運休すると言っている」
という電話がありました。
そこですぐにネットで調べると、JR西日本のウェブサイトに
以下の情報が掲載されていました。
----------
下記の列車以降、一時的に列車の運転を見合わせます。
・京都駅・近江今津駅から近江塩津駅方面
京都駅発 １０時４５分 近江今津駅発 １１時４３分 新快速 敦賀行き
普通の日本語であれば、「下記の列車以降」という文字は、
「京都駅発１０時４５分の列車を含む、それ以降」
という意味合いになります。
つまり、京都駅発１０時４５分の列車は運転見合わせです。
しかし、JR各社は、私の記憶の範囲では、「常に」
最終電車の時刻を発表しています。
JR西日本のウェブサイトの文章表現が明確でないので
電話で問い合わせることにしました。
ネットで調べると、近くのJR比叡山坂本駅の電話番号が
ネット上に掲載されていません。
人件費削減の影響なのでしょう。
そこで、大元のJR西日本のウェブサイトを調べて
電話しました。
すると、自動音声で、最終的に、JR西日本のウェブサイト
を見るようにとのメッセージです。
JR西日本のウェブサイトの文章表現があいまいだから
電話したんじゃあないかーーー！！！
と言いたかったのですが、自動音声なので、即切りました。
いわゆる、たらい回しですが、現代は人と人との間ではなく
ウェブサイトと電話自動音声の間です（笑）
そして、その時、時刻は１０時１５分です。
恐らく京都駅発１０時４５分が本日の最終なので、
今から駅に向かえば最終電車に間に合うと判断し
スタッフは急遽帰宅しました。
そして、急ぎの仕事を終え、もう一度サイトを見ると
「下記の列車を運転した後、以降の列車の運転を見合わせます。」という文字列に変わっています。
「１０時２９分更新」と書かれています。
当たり前だろう。ようやく普通の日本語になった。
と思いました。
資本金２２６１億円の大・大・大企業で
鉄オタ垂涎の憧れの大企業なのだから、
常にわかりやすい表記をして欲しいと思いました。
特に、多くの人の帰宅に関わる緊急性のある運行状況は、
誤解が無いように、わかりやすく、かつ詳しく表現する
ことが、容易にできる大・大・大会社だと思いますので
なにとぞ、今後とも、よろしくお願い申し上げます。
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