
塩梅
日常使っている言葉でも、漢字ではどう書くのか分からない言葉がたくさんある。逆に、漢字の熟語を見ても、どう読むのかさっぱり見当がつかない言葉もたくさんある。ここが日本語の複雑だけど面白いところで、その代表選手の一人が塩梅。この言葉も、もし誰からも教わらなければ自然に読める字ではないが、「あんばい」だと知ってしまえば、なるほど塩プラス梅(酢)だから、料理の味加減のことだなと納得する。そこから始まって、「どんな塩梅ですか」と、体調にしても、仕事の進み具合いにしても、はては景気から国の政情まで、物事のほどあいすべてが「塩梅」で済まされるのだ。
※写真は内容には関係ありません。