午後の紅茶を一年で365本消費する自由人 -9ページ目

プレゼント(1)

子供と一緒に、雑貨屋に入った。

そう。
クリスマスプレゼントと…誕生日プレゼントを買いに。

商品を端から端まで見た。

悩む。
久々のプレゼント選びだから、何を買っていいのか全く解らなかった。

灰皿?
服?
指輪?
時計?

何をプレゼントしていいのか、決まらない。
でも…一つ一つ。
彼に似合うか?
喜んでくれるか?

迷ってるのも良いね。彼の事ばっかり…。

喜ぶ顔を浮かべながら。
少ないお小遣いで。
頑張ってみた。

一時間ほど店内を見てて。
やっと決まった。

ブルガリの香水。
と…
シンプルなジッポ。

綺麗な包装紙に包んで貰った。

早く渡したくて。
早く喜んで欲しくて。たまらなかった。

会える日までプレゼントを…私のタンスに隠した。

そこにしか…隠し場所が無かった。

2日後。
早めのクリスマスと誕生日会の日が来た。

少し早めに家を出た。
助手席にはプレゼントを2つ置き。

彼の笑顔が見れるのを想像しながら。

彼と久々に会えた。
持ち込みOKなカラオケボックスに入り。

彼がケーキを用意してくれた。

女の子が好きそうな。ケーキ。
生クリームとイチゴがたくさん。
美味しそう。

そばにいて(6)

今日は朝から忙しかった。
引っ越しの日。

旦那の友達や私の友達が手伝いに来てくれた。

大きな荷物だけをトラックに積んで昼過ぎには新居に付き。

夕方には…引っ越し終了した。

真新しい部屋。
傷一つなかった。

私達が一生暮らして行く家。

その2年後には…昼間。
誰にも見られ無いように彼が遊びにくるとは…予想もして居なかった。

夜近所にある居酒屋で夕食を食べた。明日から…少しづつ道も覚えないとね。

慣れない土地に戸惑いと期待を持ちながら。
その日は疲れて娘と一緒に寝てしまった。


次の日の目覚めは良かった。

新しい窓から光がさしていた。

階段を降りるとピカピカの床があり。

『いいね。』
朝ごはんの作りがいが合った。

こんな風に…彼に朝ごはんを作ってあげたいな。

二人並んで歯磨きしたり。

真新しい部屋を見ながらつぶやいた。

急に彼に会いたくなった。
もう少しで彼は家を出る時間。

早く声が聞きたいな。早く貴方の側に行きたいな。

そばにいて(5)

電話を切った後。私の顔が赤くなっていた。
気づかれて驚いているのか?
彼の…ささいな気づかいに恥ずかしくてなったのかは…
良く覚えていない。

結局。
何も変わらないまま…月日はたった。

昼間は昼間で連絡を取り合い。
夜会った時は…。
デートを楽しんだ。

『明後日…家が完成する』
そう。
新しい新居ができあがったのだ。

『で…今週の土曜日に引っ越しするんだ』

『良かったね。おめでとう…』

会うとき…今までより少し遠くなってしまった。

私は…新居に移ったら新規一転自分を変えようと思った。

もっと…お母さんらしく。
もっと…彼女らしく。

『そう言えば…クリスマスだね』

『会えるの?』
お互い家庭があるから…イベントは会えないと思っていた。

『日にちは別になるが…お祝い事は一緒にしたいよ』

かなりビックリした。一緒に過ごせる事に私はかなりハシャイだ。まだ12月になったばかり…なのに。

早くも頭の中でプレゼントを考えていた。
しかも…その月は彼の誕生月でもあった。

彼はいつもクリスマスと誕生日が一緒で…プレゼントは一個。
寂しそうに言っていた。
よし。
此れからは…祝う日は一緒だけど…プレゼントは2つにしょう。
サプライズで…

毎日…プレゼントは何をあげようかと…考えていた。