私、囲碁が趣味です。
強くなりたい一心で、毎日毎日取り組んできました。
ところが、やればやるほどわけがわからなくなるときがあります。
試合をしても、ダメだとわかっているのに他に手が思い浮かばない・・・・
そんなことが多くなります。
いろんな知識を頭に入れて、どれがどうなっているのか混乱している。
前に覚えた大事なことがわからなくなっている。

そんな時はどうするのか・・・・?


「休む」ことです。囲碁をやらない。
1日囲碁を忘れてみる。すると、驚くほど記憶にアクセスしやすくなっている
ことに気づきました。
(もっとも、だからってどんどん強くなっているわけではありませんけどね)



あなたはこの1週間、よくがんばりました。
今日はもう休みましょう。

「をいをい、冗談じゃないよ、休んでる場合じゃないでしょ」
「あんたの趣味の囲碁と一緒にしてくれるな」
もっともです。でも、ちょっと聞いてください。

脳の研究が進んで、どうやら脳には情報を整理する時間が必要なのだというこ
とが解ってきたそうです。
その、整理する時間、それが「あなたが休む時間」のことです。

例えば睡眠時間。
むやみに削っていませんか?
最低6時間は確保しないと、効率よく脳が働けないし、情報も整理するヒマが
ないので、せっかく勉強した内容をうまく引き出せなくなるそうです。

また、毎日毎日頭を使うのも同じです。1週間に1日くらい整理する時間をあ
げたほうがいいそうです。


ほら、図書館も年に1回くらい棚卸して整理するでしょ?

「今、脳が情報を整理しているんだ」
そう思って、今日くらいは攻めの休みをとりましょう。





ピカソ。
大変個性的な絵を描かれた画家です。
正直何がいいのか私にはわかりません。
「なんだ、あんなの幼稚園児の絵じゃないのか」
ご意見ごもっとも。


本名
パブロ・ディエゴ・ホセ・フランシスコ・デ・パウラ・フアン・
ネポムセーノ・マリア・デ・ロス・レメディオス・シブリアーノ・
センティシマ・トリニダード・ルイス・イ・ピカソ

ぶっちゃけ、長すぎ。

生涯に残した作品
絵画 約13,500点
版画 約100,000点
挿絵 約34,000点
彫刻 約300点 (Wikipedia参照)

作りすぎです。

ピカソは、死ぬまでの80年間、1日3枚のデッサンを休まず書き続けたそう
です。
デッサンも残っているそうですが、それはそれは精密な絵なんだそう。

本人もこういわれたそうです。

 自分の絵に一番役に立っているのは、父親に始めさせられたデッサンだ




好きなことをやっている人には、勝てません。
努力だなんて思ってないんですから。





「さあ、受験勉強を始めよう」
親も、学校の教師も同じようなことを言います。

なのに・・・・

「定期テストもがんばれ」
「授業をちゃんと受けろ」
「授業中内職するな(今でも内職っていうのかな?)」
「学校行事にも参加しろ」

受験に全力を注げ!といいながら・・・・

もし、あなたが全てを投げ出して受験勉強に集中したら、担任や授業をしてい
る教師のメンツはどうなりますか?
並の教師はメンツをつぶされるのをこの世で最も嫌いますから、そんなことを
した日には、全力であなたの受験勉強の邪魔をしてくるでしょう。
教師だって人間です。
生徒にムカついて、原理原則をおしつけてあなたを困らせるかも。


まずは、授業をちゃんと聞きましょう。
「は?」
なぜか?定期テストの勉強なんて授業中に全部やってしまって、残りの時間を
受験勉強に使うためです。教師の目を盗んで内職したって効率悪すぎます。
ただし、内職の用意はしておいてください。
定期テストに必要な内容以外の場合(ムダ話含む)、すみやかにスルー。
即座に内職へ直行しましょう。

間違っても
「ちゃんと授業をしてください」
とか
「受験勉強をしたいので、授業を聞かなくていいですか」
なんていって目をつけられてはいけません。

ちゃんと授業されて困るのは、本気でやってる受験生なんですから。
あっちも大人ですから、それくらいの事情はわかってますって。
それに、学校側も毎年のことですから。




 「やればできる」

 ウラを返すと

 「やってない」


実は、「勉強ができる、できない」は原因ではなく結果です。
何の結果か?それは

 (勉強を)「やれる」か「やれない」か


このメルマガを作り始めた大きな要因です。

 やったらできるのに、勉強をやれない

これが一番重大な問題なんです。


「自分てやればできる人だから」
危険です。そんなの関係ありません。

今から始めましょう。
とにかく始めましょう。




悩みのない人はいません。

また、悩みがあるから、他の悩みに気付かない。
だからその悩みに押しつぶされないですんでいる。
なんてこともあるそうです。
・・・・ややこしい


人によって悩みは違います。

残念ですが、あなたの悩みは、他人にとっては大した悩みではありません。
だって、他人事ですから。

親身になって他人の悩みを聞く。
でも、他人の悩みは、あなたにとっては大した悩みではないはずです。

他人事ですから。


「じゃ、真剣に悩んでいるのに、オレの悩みは大したことないってか!」

そうとも言えるし、違うとも言えます。

あなたの悩みは、あなたにとって重大なことなのです。
そして他人の悩みは、その人にとって重大なことなのです。



その人自身にとって「くだらない悩み」なんて絶対にないのです。


人の悩みには「この人にとっては大きな悩みなんだな」と感じてあげる。

そして、自分の悩みを「くだらないかも」と思う必要もない。



もう一度言います。


その悩みは「くだらない」なんてことはないのです。
あなたにとって重大な悩みは、本当に重大だから悩んでいるんです。
そこに他人の評価は全然関係ありません。






相談1「勉強しているのに成績が上がらない」

原因2「まともに勉強していない」

「は?やってるって!」

本当ですか?
「点数の取れる勉強」していますか?

トレーニングをしただけで、ヒットを打てるようにはなりません。
打席に入って、打つ練習もしないことには結果はでません。

勉強も同じ。
受験はちょっとおいておいて。
あなたは学校の定期テストで点数を取れていますか?
試験範囲が決まっていて(場合によっては問題すらわかっている?)、ある程
度でる問題も、出す先生の傾向もわかっている。
そのテストで点を取れていますか?

これは学力うんぬんではなく「試験勉強ができるかどうか」に繋がります。
勉強しているのに定期テストで点が取れない人。
相当効率の悪い勉強をしているか、相当的外れな勉強をしているか。

 出る問題を、間違えないようになるまで繰り返す。

これが基本です。
出そうにもない場所を勉強したって、無駄ではなくても点は取れません。

模擬試験も同じ。
実力テストと言いながら、毎年傾向はほとんど同じ。

「模擬試験なんて勉強のしようがないじゃないか」

いいえ。
大学受験のために模擬試験をうけるわけだから、模擬試験の会社が勝手に変な
傾向で問題を作ることはできません。だから毎年オーソドックスな問題を作っ
てくることになるんです。

だから。

 出そうな問題を調べて、考えて勉強しておく。

遅かれ早かれこれをやらなきゃ成績は伸びませんよ。





相談1「勉強しているのに成績が上がらない」

全国の受験生の多くが悩むことです。

原因1「成績が上がるほどの経験値がない」
例えば。
英単語を1個覚えれば偏差値が0.01あがる、というものではなく。
ある程度の量を覚えてはじめてそれが点数に表れてくる。
前よりちょっと勉強しはじめたぐらいですぐに成績があがるなんて考えちゃい
けません。

ただ、1つ大事なのは、成績が上がらない時に

 もうやめだ!

となるか

 上がるまで続けよう

となるか。あなたの心が試されているのです。






あなたの周りに、カッコいい大人、いますか?
カッコいいって何でしょ?

私は「自分の道を歩いている」ことだと思っています。


私が知っている、カッコいい大人の1人。

酒匂 隆雄塾長。

30年以上に渡って外資系銀行でディーラーとして活躍されてこられました。
2000年には日経アナリストランキング為替部門1位 に選ばれておられます。

酒匂塾長のブログはこちら。
     →http://gaitame-sakoh.cocolog-nifty.com/hitorigoto/

為替とは、いわゆる「1ドル=120円20銭」というもの。
なぜ円安になるのか?(例えば1ドル=122円になった)
どうして円高になるの?(例えば1ドル=108円になった)
円高で喜ぶのは誰?
円安で日本の経済はどうなるの?
ハリケーンがアメリカを襲ってドル安になった!・・・・

為替の動きと、(あんまり興味がないかな?)新聞の2面、3面を読んでみる
と・・・・それはそれは面白い!
経済が本当にダイナミックに動いていることが肌で感じられます。
経済の教科書なんて読んでられなくなること請け合いです。
今日だけでもいいので、新聞とブログを見てください。


塾長の解説や意見。
本当に、誰にもでわかりやすく書いてくださっている。
そして、いろいろな書き込みに対して、丁寧に返事をされる。
比喩でなく、頭の中で経済が動き始めます。


特に、経済や経営学部志望の生徒は是非見てください。
いや、必ず見なさい。損はさせません。





その昔。
「受験生ブルース」というフォークソングが流行ったそうです。
1970年代ぐらいでしょうか。

要約すれば「青春時代を浪費して、紙切れ一枚(合否通知?)に左右される。
なんて僕たちは哀しいんだ」てなカンジです。

今から考えると、受験がなきゃ青春時代は何に打ち込むというのか?と。
スポーツ?ボランティア?文化活動?政治活動?恋愛?

今の自分があるのも受験勉強を乗り切った知識や自信のおかげだと思うし。
あの時、他にもっと価値のある青春時代の使い方って私にはちょっと・・・・

ぶっちゃけ「勉強がつらかった」てことじゃないの?と思ってしまう。
「ガッコの勉強が何の役に立つのか」なんて言葉、よく聞きます。

役に立ってるじゃないですか。
大学受験に。志望大学合格のために。
志望大学自体があなたの夢につながっているわけですから。





とはいうものの、今とは比べ物にならないくらい受験が激烈だった時代の話。
なにせ大学志望者に対する募集人数の割合が5割近くしかなかったとも。
今偏差値50の生徒は当時なら44ぐらいしかないだろう、とも言われてます。


すさまじい激戦だった受験を乗り越えた今の40代~50代の方々。。
我々の想像をはるかに超えたプレッシャー。
やってもやっても報われない現実。
やっぱり哀しみを感じていたんでしょうね。






意味:睡眠時間が4時間以下だと合格で5時間以上だと不合格になる。

ええ、もう死語です。
いわゆる昔の受験戦争時代の言葉。


私はだいたい睡眠時間5時間です。
たまに3時間、4時間。
数日続くと頭痛が始まるので、しょうがないので5時間になります。

慣れると平気(頭痛してるだろ)。
むしろ、布団に入ると5秒で寝てます。
しかも、眠りが浅いこともなさそうです。
体が「寝られる時に寝ておけ」と思うようで、凄い寝ているようです。
休日でもそれぐらいで自然に目が覚めます。

好きで本を読んだり、原稿書いたりしてますので、苦にはならないですね。


でも、こんなの序の口です。
あるプロジェクトを担当した方は、半年くらいマトモな睡眠時間は毎日2時間、
週末はお子さんと食事の時間を取る、休みはほぼなし、移動中にウッツラ。
てな生活をされてきた方も。

それにくらべりゃよう寝てますね。
・・・・早死にするのかしら?

4時間睡眠で勉強するのか、8時間睡眠で効率を求めるのか。
勘違いのないように。
短ければいいわけでもありません。

まあ、やろうと思えば出来ます、こういう生活も。というだけです。

ただ、10月11月になってくれば、当然睡眠時間は嫌でも減ってきます。
その時になって減らしていくのか、先に見越して睡眠時間が短くても支障が出
ない生活サイクルを作っていくのか。

これで大きく勉強時間が変わってきますよ。