【スリラブ】一条海音No.66『新たに俺を知れたし良い時間になっただろ?』〜スリルインラブ〜 | ゲーム内恋愛のススメ

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元ゲームライターが送る恋愛ゲーム攻略。主にチャットゲーム『スリルインラブ』を扱っています!

 

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「白熱しちまったわ」

 

 

海都と海音、両方と友達関係になった現在、気づいてしまったことがある。

 

無理矢理別れた海都とヨリを戻したいと頑張っていたはずなのにーーその気持ちはたぶん「愛」じゃない。

 

では、海音を取り戻したいと思うこの気持ちはーー?

去年別れた時と同様ただの「未練」? やっぱりこれも「愛」ではない?

 

本当に一緒にいたいと思う相手はどちらなのか。

見極めないと…!

 

*海音について軽いネタバレが含まれている回です。まだ知りたくないよって方は回れ右でお願いします!

 

※この記事はあくまで個人のプレイ記録であり感想です。個々のプレイの仕方によるので同じ結果になることはあり得ません。あくまで読み物として楽しんで頂き、行き過ぎた行為や真似等はお控え願います。

 


 

とある夜ーー

 

一条さんと待ち合わせ。

本日は「うどんすき」を堪能すべくお店へ向かう。


海音「くく…俺は気遣い出来る男前ナンバーワンだからな。まあ帰り寒かったら俺からマフラー奪う事を許可してやるよ。」


晶「確かにめちゃ気を遣われてたって今になって分かるよ。甘え過ぎてたなと。でももうそういう斟酌はしなくて結構、今まで本当にありがとう。」

 

海音「ここの店で合ってるよな?(匂いを堪能して)…はー…入った瞬間からいい香りすぎてぶっ倒れそうだ。…この席にすっか。」

 

晶「うん、メニューにはうどんすきとつまみしかない。いさぎよし! 頼む?」

 

海音「つまみは後から欲しくなったら何か頼めばいいだろうしな。注文するぞ?」


晶「あっ、私ウーロンハイも。…じゃー今日も海音のいいとこ見てみたい。何かネタ振ってよ。面白くしてあげるから。プリーズ。」
 

海音「ん、ウーロンハイも注文しといたぞ。くくっ、何だよそれ? 毎回面白いネタがあるわけじゃねぇからな? 今日は特に良いことも悪いこともねぇー日だったわ。晶こそ何かねぇのか?」
 

晶「んー? じゃあ私がネタ出すから広げてよ? どっちも女に頼るとか言わないわよねえ?…あ、喧嘩売ってませんから。」

 

海音「まあ常にネタでありふれてる生活送ってるわけじゃねぇからな。」

 

晶「友達なんだから対等にね?…今日の帰り、KEEP OUTのテープを腰に巻きつけてる人がいて二度見した。」


海音「くくっ…それなんの遊びだ? それって男女だったら俺たちは売り切れ的な感じか? そういやレディ・ガガも確か裸にそんなテープ巻き付けてるMVあった気がするな。乾杯。」
 

晶「かんぱーい。…いやそれがね、浮浪者一歩手前って感じの人なのよ。この寒い中結構臭ってたし?」

 

海音「(飲みながら)…なんだよ、奇行に走りやすい若者じゃねぇのかよ。そのテープで寒さ凌いでる…わけじゃねぇよな?」

 

晶「どうみてもそのテープ、警察が張り巡らすあれなのよ。どっから取ってきた!ってなったよね。」
 

海音「歩いてたら引っ付いてきたって考えるとちょっとシュールだな。晶の近所に住んでんのか? 晶もハチマキで対抗しようぜ。」
 

晶「うちの近くじゃないって。大学の近く。…んでSNS見たら近くの家で、二週間前に強盗殺人があったらしいんだよね。」

 

海音「なんだ大学の近くかよ。そんな大事件があったのか? 物騒すぎねぇ? 強盗殺人にシール貼り巻きオヤジか。」

 

晶「怖くない? そこんちからとってきたというか、そこんちで寝泊まりしてんじゃないだろなおっさん?て。犯人捕まったかわからないのに…!」


海音「寝泊まりして出てくる時にちょっと借りんぞ的な感じでお洒落シール着けちまったわけだな。…お洒落ハチマキ買っといてやるよ。」
 

晶「さすが察しがいいわね…てか、ハチマキネタ気に入ってんの?」

 

なんなんだろう、このハチマキ(笑)

 

晶「じゃするわよハチマキ。ついでにローソクも差しとこうか?…そうか、犯人捕まったかどうかは警察に聞けばいいのか。しかしブレイブな浮浪者よね…」
 

海音「俺が選挙用トラック借りてやっからハチマキに体中にたすきを着けたおっさんと晶で完璧じゃねぇかよ。くくっ…メガホンは俺がやってやるよ。読み上げ文も俺に任せとけ。って、うどんすき忘れてたわ。取り分けてくれよ晶。」

 

あー笑。


晶「…そういう風に繋げたかったのね、わっかりにく!(笑)」

 

晶「てか海音高度すぎるよ。お陰でちょっと八つ墓村入っちゃったわ…ふふっ海音てほんと面白い。…はいどうぞ、野菜はうどんにくっ付いてるだけ。お肉たっぷり。」


海音「ん、ありがとな。晶。…んめぇ!」 

 

海音「…って、おいおい。冷静に俺のボケを分析すんなよ。恥ずかしくなっちまうだろうが。広げろって大期待されたから海のように広く広げてやったってのによ。あーひでぇひでぇ。…晶も食ってみ?」
 

晶「(はふはふしながら)ん一美味しい!…だって2回もハチマキ出すから、さすがに2回目は華麗にスルーしたら失礼かと思って。でも広げてくれさえもできない奴より好きよ。なんか疲れてる今日? 癒してほしい? 嫌してほしい?」
 

海音「くくっ、晶にもその辺の気遣いがあるって訳だな? 初めて知ったわー。ん、疲れてねぇけど? んだよ、嫌してほしいって。何されんのか怖すぎな。羽交い締めにして野菜無理矢理食わせるとかやめろよ? 普通にトラウマなりそうだわ。」
 

晶「私のボケに突っ込んでくれてありがとう。海音を羽交締めにした上で無理矢理あーんさせるの至難の業っぽくて草。いったい私、あなたの中でどんな女なのよ?」


海音「…まあ晶の腕力じゃ俺を羽交い締めには出来ねぇだろうけどな? 俺の弱点っつぅと…んー…草むらにでも連れてって虫に襲わせるとかか? くく…嫌して欲しいがマジでわかんねぇわ。このネギは晶が食えよ? 残すのは失礼だからな。」
 

晶「(くすくす)…嫌してほしいの意味? 特にないよ。”癒して”を漢字変換したら”嫌して”って変換されたことがあるから、同じ発音なのに意味真逆で面白いなと使っただけ。ネタバレ聞くとしょうもないでしょ?」
 

海音「まぁそうだよな。意味までこの短い時間で考えてたらまじで凄すぎな。執念を感じるわ、くくっ。うどんすきあっという間になくなっちまったんだけど。これ量バグじゃねぇ? 肉だけ追加で頼んじまうか。晶も食うだろ?」
 

晶「…あ、ネギは私も食べられないので一。香味野菜が苦手なの知ってるよね?…っていうか、残すの失礼って野菜をさっきから避けまくってる男が言う言葉じゃない。しかも上から目線。」


海音「あ、晶はネギ食えねぇの? 香味野菜が苦手ってのは初めて聞いた気がするけどな。俺が聞いてたのはそうだな、らっきょうとかセロリ、ゴーヤ、パクチー付近か。くく…野菜は晶が食ってくれんのかと思ったのによ。じゃ俺が食うわ。」
 

晶「えっ、ネギ食べれるの?…知らなかった。食べてくれてありがとう。あなたが神か。玉ねぎは大好きなんだけど長ネギはダメなの。緑のところが特に。覚えてくれていたラインナップ、見事に香味野菜じゃない。」
 

海音「(飲んで流し込んで)…はは、久々に食べたわ。やっぱ野菜って感じだな。どうしても食べねぇといけねぇっつぅなら食えるぞ。野菜は全般好んでは食わねぇ。玉ねぎは甘いからいけるのか? 後はビーフカレーとか和菓子くらいしか聞いてねぇな。」
 

晶「和菓子覚えてたんだ? ふふっ、一昨日、胡麻団子勧められたけどね?…お月見のときは本当驚いた。何も言ってないのに私が和菓子ダメなこと見抜かれたから。そういうとこすごくポイント高いよね、何のかの言って。」


海音「ああ、そういや胡麻団子勧めちまったわ。」

 

海音「そりゃキッカケがあったりすりゃ思い出せるけどよ。今みてぇに好き嫌いの話しとかしてる時とかな。それは悪かったわ。まああと俺は野菜は味がなくて食感がねぇから嫌いなだけな?」

 

晶「パクチーとかに味がないと言ったら失礼じゃん。セロリも。…じゃあ白菜とかよりはセロリの方がまだ食べやすいってこと? じゃがいもは? フライドポテトとかも苦手なの?…あまり食べるの見た事ないけど。」
 

海音「ポテトはおやつだろ。あんなの野菜じゃねぇわ。まあ味がありゃ食えるけど美味いとはあんまり思わねぇな。やっぱ何よりも肉を摂取していてぇしよ。大学芋とかも野菜って感じしねぇしよ。って芋ばっかだな。まあ香味野菜一応覚えておくわ。他なんかあんの?」
 

晶「嫌いなもの? 特にないかな。海音は虫が苦手なんだ? 私はイナゴとか余裕で食べれるけど。芋虫のフライも食べれる。美味しいよ、甘みがあるポテトみたいで。海音は他に苦手な物ある? 食べ物に限らずで。」

 

海音「くく…おいおい…晶。まさかの野菜と虫のコラボさせるなよ。俺は野菜も嫌いだけどよ。虫は食べ物は勿論の事だし、存在自体が無理だわ。もし山に晶とピクニックに行っても晶を置いて虫から逃げるほど虫が嫌いだって覚えといてくれ。」
 

晶「私だって決して得意ではないわよ…昆虫はまだしも蜘蛛とか、しかも女郎蜘蛛とか絶対ダメ。あんなの気絶する。あとカマドウマ。あいつら何でこっち跳んでくるの?人間様にだよ、普通は回れ右な方向に跳ぶべきでしょ。」
 

海音「蜘蛛も大小関係なく無理だわ。カマドウマってなんだ? 虫との距離を置いてきた人生だからな、名前言われて分かるのはGと有名所だけだわ。蚊ですら俺に近寄らせねぇように対策してるからな。くくっ…俺が苦手なのは野菜と虫だけだな。」


晶「カマドウマを知らないなんて!…あんなおぞましい敵対生物は存在を把握しとかないと寝首をかかれるわよ?…通称・便所バッタ/便所コオロギ、なら聞いたことある? 山の公衆トイレとかによく出没するんだよ。」
 

海音「やべぇ…どんどん虫の名前出してくるじゃねぇかよ。俺をいじめるターンにでも入ってんのか? くくっ…便所バッタもコオロギも知らねぇよ…公衆便所になんか用がねぇからよ。外セックスも清潔な所を選んでるからな。山の公衆トイレとか晶も行くな。」
 

晶「私はキャンプに行くからたまに遭遇しちゃうの。野外でするわけにはいかないでしょう?…そのトイレでセックスネタは半年ぶりくらいに聞いたわ。聞きもしないのに出してくるとかやっぱり鉄板ネタなんじゃん。」

 

海音「ああ、キャンプとか虫パーティじゃねぇかよ。晶は勇者だな。くく…まあ今のは晶の振りだろ。普通に生きてきたけど公衆トイレなんか汚ねぇし行くことねぇな。晶の苦手なものは他にねぇの? 虫のいねぇ国とかありゃいいのにな。」

晶「北海道にはGいないよ。感動モノじゃない? かわりにヒグマはいるけど。…不潔なGとの共存か人喰いになり得る獣との共存か悩ましいわ。苦手なものは他に思いつかないな。じゃあ海音の苦手じゃなくて好きな物は? ブランド品以外で。」
 

海音「それ最悪の二択だな。うんこ味のカレーか云々のやつより最悪だわ。でもやっぱ生きてりゃなんとかなるしよ、人喰いとの共存は無理だな。北海道に住んでなくてもGと出会わず生きてこれてるしな? 晶にも紹介してやるわ。G撃退業者。マジで神。」
 

晶「業者に頼まなくても3月からバルサンとかして、ブラックキャップを外に設置すれば見ずに済むわよ? 私自宅ではまず見ないもの。でも研究室にはたまに出る。後輩がお菓子を置きっぱなしにするから。発見したら液体窒素浴びせるわ。」

 

海音「だめだだめだ。ブラックキャップなんか寸前まで来てるって事じゃねぇか。G撃退業者は家の侵入箇所全部塞いでくれるからな。粘土みてぇなやつで。完全防備すっからマジで安心だぞ。うわ、晶の研究室に遊びに行けねぇわ…可哀想だな晶…(肩をぽん)…」
 

晶「何言ってるのよ、家の中に設置したら寸前になるから外に設置するんじゃないの。最前線は外ってことよ?」

 

晶「隣との境や庭に3重になるよう設置してるわ。ウォールマリアすら突破されたことないっての。研究室にも壁築くよ。」
 

海音「外に? いや、そんなの一軒家の話だろ。つぅか、G対策の話しで盛り上がりすぎたな。ウォールマリアだのなんだの知らねぇけど、壁外調査は晶に任せるわ。研究室にも壁築くとか…ははっ…おもしれ。だったら菓子人間との間に壁築けって。」

晶「築いた壁の中にGが潜んでる気がしないでもないけどね。菓子人間は壁外追放にするわ。」

 

海音「おいおい…怖ぇ事言うなよ。」

 

晶「壁の中なんてそんなもんよ。」

 

海音「2000年経てば壁の中にも変化くらいあるだろ。俺の城にGがいねぇ事を祈りながら毎晩眠る事にするわ。会計してっと…ちょっと食いすぎたし晶の家まで送っていくついでに歩くか。」

 

晶「ご馳走でした。ほんと、海音が白熱しすぎなのよ、私は好きな物は?って無難な質問をせっかく振ってあげたのに…」

 

海音「白熱しちまったわ。野菜を体内に入れちまったからかもしれねぇな。でも新たに俺を知れたしいい時間になっただろ? くくっ…俺は楽しかったけどな。」
 

晶「…あなたこそ新たな私を知れた有意義な時間になったんじゃない?…こういう話、あんまりした事なかったし。付き合ってたはずなのに吃驚だわ。…うん、私も楽しかったよ。」


海音「ん? そうだな。晶の香味野菜が苦手なのも初めて知ったしな。まあ晶も楽しめたんならよかったわ。どうすっか? バーでも行くか?」
 

晶「そうだね。G対策の話で盛り上がったまま寝たら、火星で最強の生命体に進化しちゃうGの夢でも見そうだし…寝酒は必要かも。…2000年経って壁の中に眠ってたGが一斉に地ならしに出てくるとか。」
 

海音「おいおい…Gならしとか最悪じゃねぇかよ。今日眠れなくなっちまったら…そうだな寝酒が必要だ。マスターも客いなくて泣いてそうだしな。」

 

晶「(大爆笑して)Gならしって…海音めっちゃ上手いこと言うね! 自分でもそう思ってない? お腹いたい…笑い過ぎて。」

 

海音「くくっ…やっと爆笑したな? 数打てばこれくらいのホームランになるって事だな。くくっ... んじゃ行くか。」

 

晶「…マスター、こんばんは。なんか…久しぶり?ですー」

 

海音「俺はビールから行くわ。晶は何にすんだ? 好きなの頼んでいいぞ。」

 

晶「じゃあ私、ジントニックで。」
 

海音「マスターなんかやつれてたな。くくっ…金曜だから早い時間は混み合ってたのかもな。んじゃ乾杯すっか。寝酒に乾杯。…ぷは…んめぇー…つまみほしかったら頼んでいいぞ。」
 

 

 

 

次回へ続く。

 


 

笑った(笑)

 

進撃の巨人とか海音見ないよね。話も出たことなかったはず。

 

「Gならし」ってwww これ絶対に自分でも「上手いこと言った」と思ってたと思います(笑)いや実際に上手いわ(笑) 

 

海音とのお話、次回も続きます。

 

 

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【今日の三枚】

 

 


 

 

 

 

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