「俺といっしょに住む?」
完全招待制・有料会話コミュニティ。
のんびり生活になった夜と、たまーに待ち合わせてご飯、が続く日々。
季節は秋から冬へ。
日常風景をちょっぴり駆け足でお送りします。
*プロローグ・会話ログは掲載許可をとっています。転載は一切禁じます。私の発言についても転載を許可することはありません。
私が勤務する、星華医科大学病院前ーー
夜「今日はひろみの職場で待ち伏せしよう~~ふんふん~~
ひろみはいつもこんな所で働いてるのか~。忙しい場所だな~ずっと人が出入りしてる~~(仕事の顔をしているひろみを見つけると大きな声を出す)
ひろみちゃ~~~ん!(手を振って呼び寄せる夜)今日何時おわり?ご飯食べたい。」
ヒロミ「夜く〜〜〜ん? ふりふり…(走らない程度の早足で近づき、嬉しそうにふわっとハグして)…どうしたの、こんな所で。ふふ、ご飯に誘いに来てくれたの?」
夜「夜「うん、おなかすいたからひろみに奢って貰おうと思ってきた~~もう終わり?終わり?」
ヒロミ「今日は医師の数が足りてるから早くあがれるよ。(病院内の暖かい場所に誘導して座らせ)ここでちょっと待っててくれる?」
夜「ゆっくり来ていいからね~パズルでもして待ってるからさ~~(日向で気持ちよさそうにしている夜)」
ヒロミ「(エレベーターへ歩いて行き、小学生くらいの女の子と手を繋いで笑いながら乗り込むヒロミ。40分ほどすると、髪を下ろし、ナースに挨拶しながら歩いてくる)お待たせー!
何食べたいの?(心配顔で財布を覗きながら)…医大のカフェテリアにあるものでいいなら、すぐそこにあるけど。違うものがいいなら教えてね。」
夜「なんでもいい~~。ゲームして待ってたよ~~待ってる間に3人声かけてきた~~くすくす…モテモテだ~~」
ヒロミ「(相変わらずのモテる自慢…夜っぽい。嬉しそう〜!)夜はどこでも注目の的だね、ふふ。
(夜に合わせてゆっくり歩くと、先生〜、ヒロミ〜と散歩中の入院患者たちから声がかかる)わー、やっぱり今日も着いて来ちゃう…
みんな、ごめ…明日おしゃべりしよ、ね?…ちょ、怒んないでよ〜、いつも付き合ってるじゃーん。…夜、他に行きましょうか。車で来てる?」
夜「いいよ~~話して~~(夜は隣に座り、ひろみが患者達と話しているのを見ている…しばらく経つと一人ずつ病室に戻っていく)
くすくす…人気だね~。話しやすいからすぐ捕まるって感じ?もう捕まらないように病院から逸れた道からいくよ~~(ぐいっと引っ張ると脇道を歩いていく夜)」
ヒロミ「みんな…ケガや病気のこと忘れたい人たちだから。私は…ときに妹や姉であり、娘や母であり、友や恋人であり、師であり弟子であり…まあ毎日の彩り担当だね、くすくす…
待ってくれてありがと。私には特別な人たちだし、嬉しかった。」
夜「…ふぅん…彩り担当か~~いいね。誰かの記憶に残りやすいポジションじゃん。ここにしよ~(鉄板焼屋の前に到着する)」
ヒロミ「みんなを記憶に残したいのは私のほうだよ。ずっと覚えていてあげたい。わあ、お好み焼きとか久しぶりに食べるなあ…」
夜「今日はイカエビ玉食べるんだ~~、ひろみは何玉にする~?きん~…(言いかけて笑う夜)ぷぷ」
ヒロミ「…また出たわねそういうネタ。じゃあ、タヌキの置き物に負けないようなでっかいやつで!」
夜「俺は歩く下品な男だからいいの~。ゲッ!また言ってる!くらいがちょうどいいの~、あのいやぁ~な顔されるのが好きなんだ~~ふふふ。
ひろみは豚玉かな~(席について選んでいる夜)」
ヒロミ「ほんと変わってるね、そんなに嫌な顔を見たいとか…じゃあ会ったばかりの頃みたいにずっと怒ってたほうがいい?
うん、じゃあ豚玉にする。半分あげるよ。」
夜「ひろみは怒ってても普通にしてても、どっちでも好きだからいい~元気があればいい~」
ヒロミ「怒る女は嫌い〜と置き去りにされた頃が嘘のよう。私も、夜の下品で冷たいとこも普通に優しいとこも、どっちでも好きだよー」
夜「怒る女は今も嫌い~~でもひろみは別にいいかな~、慣れた。ぷぷ。また違う怒り方したら置き去りにするもん~~(注文して待っている二人)
ごくごく…今日このあと何する~?海でもいこうかな~」
ヒロミ「でも私、わがままな怒り方してたから…
海かあ、いいね。寒そうだからあったかくしていこう? 冬の海、あまり見たことないの。カリフォルニアは暖かいから。」
夜「わがままな怒り方~?まあいいんじゃない~~それがひろみなんでしょ~、もう慣れたからいいんだよ~
あ、イカエビきた~~ぐるぐるぐる…空気をいれるように…ふんっ…ひろみのも混ぜとく~~ぐるぐる…」
ヒロミ「慣れたじゃなくて、スルー力がついただけでしょ。怒り損じゃん私。
例えば、私は夜の客じゃないし、お金以外で繋がってたいのにさ…
そのつもりで奢ってるのに、節約できたお陰で目標貯金達成した〜とか言って…何か買うの?って聞いてもスルーでしょ?なら聞きたくなること言わないでほしいとか思うよ。気持ちよく奢れるのに。
…むすっ。でも混ぜてくれてありがとう。ぐるぐる…」
夜「くすくす…久しぶりのスネミだ~~聞けばいいじゃん~~別に今はもう言えるよ~」
夜の貯金事情など聞きながら、お好み焼きを食べ終える。
海へ向かう頃にはもう完璧に日が落ちていてーー
夜「海見えてきた~~、ちょっと寒いけど足だけつけてみようかな~~(靴を脱いで砂浜を歩き出す夜)」
ヒロミ「あっ、私も私も!(夜の真似をして裸足になるヒロミ) ひゃ〜、ひんやり…っ。夏じゃないとなかなか素足で砂浜歩かないものね。初めての感触だ〜」
夜「足キンキンに冷えそうじゃない? わ~、ちょっと石が多めでざりざりするな~~、でも裸足気持ちいい~~。ちゃぷちゃぷっ…つめてっ…波の音が強烈だな~生きてるみたいだ~~」
ヒロミ「…うん!生きてるでしょう、海は! ぎゅ…にぎにぎ…こんな躍動する存在が生きてないはずがない〜、くすくす…(嬉しそうにくっつくヒロミ)」
夜「海って生きてるの~?器の中の水みたいなもんで揺れてるだけじゃなくて~?
でも地球って丸いのになんで水が流れ出してしまわないのか不思議だよね~、やっぱりでこぼこした平らなのかな~地球が丸いは思い込みなのかもね~~
地球が変な幕でビー玉みたいに出口のないボールでもなければ俺の疑問は解決しないな~」
ヒロミ「うちの従姉妹のお姉ちゃんなら、それはね、遠心力とか引力がーって、チョーク持って数式混じりに図解始めるとこだ〜、くすっ…
ふふ、海の果ては崖っぷちでおっきなドラゴンが棲んでいるっていう中世の地図のほうがロマンあるよねえ。
あはは、夜のビー玉説、新しい〜」
夜「地球はほんとうは平らって言われたほうが信じられるな~~。でもそれだと地球っていう名前からもう間違ってることになるから認めたくないやつらがいっぱいなんだよ~
人間が立ち入ったらいけない北極の未開の地の果が気になるな~、そういうの考えだしたらめちゃくちゃおもしろいね~~」
ヒロミ「じー…北極に人が立ち入ったらいけないところなんてあるの?なんで入っちゃダメなの?」
夜「この世界の果てがあるって言われてるんだよ~、真実があるらしいけど絶対に人は立ち入ってはいけないらしい~。もし行けたとしたら、びっくりするほどの化石とか、凍ったままの太古の生物とか見つけられるかもしれないよね~~」
陰謀論やオカルトネタに詳しい夜と盛り上がり、帰る頃には足が氷のようなふたり。
夜「よーし…そろそろ帰るか~お腹もいっぱいで海遊びもしたしね~~
次ははっちゃんの新しい家でも見にいこ~今度。俺はもう今日は帰宅してゆっくり休む~」
ヒロミ「うん。冷えちゃったしね。(バッグからタオルを取り出して夜の足を拭くヒロミ。)…ほら、引っ張りましょうか、手?
はっちゃんの暴れっぷり楽しみだよね。…帰りは、タクシー呼んだら乗っていく?」
夜「おお!タオルとか持ってきてたの~~ひろみは準備がいいなぁ?なでなで…ありがとう~。タクシー呼んでくれたら乗って帰る~~ひろみも乗って家に帰るよね~?行こう~~」
ヒロミ「まあ、夜と出かけること多いし、それくらいはね…(アプリで配車を頼むヒロミ)
じー…ショールもかけてなよぉ、ほら…冷えすぎ。また一週間は音信不通になるだろなって、ぶっちゃけ思ってるわ…」
夜「くすくす…音信不通なるとさみしいの?じーっ…ひろみがさみしいなら明日連絡する。」
ヒロミ「…そう言って連絡してこない奴ナンバーワン、忘れちゃってる男ナンバーワンな件について…(しょうがなさそうに笑って)
さみしいって言ったら負けな気がするけどさみしい。
…あ、タクシー来たわよ(先に乗って夜のマンションを告げる)」
夜「よいしょっと…俺も寒いけどひろみも寒いだろ~~、ショールはひろみがかけておけよ~(被せてぐるぐる巻きにする。)よし。お、俺の家が見えてきた~~ありがと~
ひろみも帰ってゆっくり休めよ~ふりふり…(手を振って帰っていく夜)」
ヒロミ「暖かくして休んでね。またね、夜。おやすみなさい。(発車するタクシー)
…自分はさみしくないって顔しちゃって…まったく。連れて帰ってよっての…」
そして、次の日ーー
仕事中にメールの通知音が鳴る。
夜『そう言って連絡してこないやつナンバーワンの称号も、忘れちゃってる男の称号も捨てたってことでいい~~?』
(ひろみは、わけのわからないメールが届くと、帰り際の会話の続きだと気づく)
ヒロミ『連絡来なかったら、次に会ったときに思いっきり、つーーーん!てする予定だったのに。未来視した?エスパー?』
『今は点滴中~。今日はちょっと身体きつめ~海が寒すぎた~~』
(仕事中のひろみが返事を送らなくても、夜から連続でメールが届く)
夜『今日のお昼なに~?俺メロンパン~』
ヒロミ『私、いちごメロンパン』
夜『いちごメロンパン~?美味しいのそれ~~』
くすくす…絶対甘いと酸っぱいの暴力じゃん~~中和するのかな~~(看護婦に話しかけられて雑談する夜)」
ヒロミ「ぴっ…ぽちぽち…(仕事の時間がぽつぽつと空くたびメールを送る。)
『ずーっと点滴を挿しまくってた。老人施設で食中毒でた。いま休憩中』
『会いたいって言ったら負けですか?』
夜「げ…食中毒とか最悪~~具合悪くなってきた~~(最後の点滴が始まりすぐに眠る夜)
……1時間後…
ふぁあ…終わった~?『負け~』…送信、と。」
ヒロミ『まだ言ってないからセーフ』
…くすくす、やばー、デッドボールくらうとこだった〜…(その後夕方まで忙しく救急とICUを行き来するヒロミ)
『お腹空いたーいちごメロンパンだけじゃ足りなかったー。美味しいけど足りなかったなああ。夜くんは…?今日は食欲ある日?』
夜『お腹は普通かな~~食べようと思えば食べられそうだよ~ひろみちゃんはぺこぺこなの~?なら食べるの見にいこうかな~。なに食べる~?』
(夜は病院を出て車に乗ると暖房をつけて寒さがなくなってくると運転を始めた)
ひろみちゃんの病院は~ここを曲がって~…こっちいって~~到着~
(ひろみが出てくるのを待つ夜)遅いな~まだ終わってなかったのか~」
ヒロミ「(小走りで車に近づき)…お待たせ、夜くん、ガチャ…来てもらっちゃってありがとう。
(ベルトをしながら)中華粥とかなら食べられそう? 帆立でダシとってぷりぷりなエビ入ってるやつとか。もしくは、うどんとかは? 鍋焼きでぐつぐつトロトロなやつ。どう?」
夜「中華粥いいね~ホタテとエビの粥~~食べたい~~
うどんのエビ天はちょっと重いからな~、食べたいけど今日は粥にしておこう~。いい店知ってるの~?」
ヒロミ「ほら、チャイナ服着て行ったあのお店は? あそこなら私、永年顔パスだし、妙なブローカーもタイーホされたから安全だし。じっ…ほっぺにちゅっ♡ あはは、なんかしたくなった〜、しゅっぱーつ。」
夜「くすくす…なに~~いきなりキス~。(赤信号になると夜もひろみの髪を引っ張って引き寄せる)ぐいっ…ちゅぅ~やり逃げ禁止~お返しあげなきゃね~
あのお店か~懐かしい~~超うまいところだよね~?いこいこ~近かった気がするし~(なんとなくで車を走らせてお店に到着する夜)」
ヒロミ「…そうそう、ここ、ここ。好きなようにオーダーしていいって言われてるし、食べれそうなもの小皿にちょこちょこ盛ってもらいましょうか。
(受付で個室を希望するヒロミ)空いてるそうよ、ラッキーね」
夜「じゃあエビシュウマイから~~!あとはおかゆね~~楽しみ~。ひろみは何食べるん~」
ヒロミ「私ね〜、ここの賄いメニューの五目あんかけ焼きそばが美味しいと聞いてて。うずらの卵マシマシで。
あとパイナップル入りの炒飯を小皿でー、それと鶏ももとカシューナッツの炒め。天心は一個ずつ小皿で並べてもらうね。」
夜「え~~パイナプルチャーハンむり~~、俺果物入りの飯とかおかず苦手なんだよ~~。ひろみは食べれるのか~すげぇ~酢豚とかも絶対やだもん~~
あ、スープ飲みたいスープ!なんか俺が食べれそうなスープ頼んで~~」
ヒロミ「でしょお?私、酢豚ダメ〜。ピザにパイナップルがギリギリ。炒飯にパイナップルとか頭おかしいでしょー?くすくす…
でもこの店のオーナーしてる元患者さんが絶品だって言ってたから、小皿で試すのよ。もしまた会うことあったら、食べてませんとは言えないでしょ、ふふ。
スープかあ、フカヒレがいいよね、胃に優しいっていうから。頼んどく。」
夜「フカヒレスープいいね~~早くこないかな~。ひろみの患者は金持ちが多いのか~、研修医なのにやるじゃん~~。ごくごく…(水を飲んでご飯を待っている夜)
あ、パイナップルきたよ~~食べてみて~~」
ヒロミ「こんな店持ってる患者なんかそうそういないよ〜、中国の俳優のVIP患者だったのよ。
…うわ〜、ほんとパイナップルだ。小指の爪ほどの大きさだけどパイナップルだ…頂きます…ぱくっ…もぐもぐ…
…もぐもぐ…あ〜なるほどこれは……なんかね、コーンみたいな感じ。甘いけど気にならない。ひと口だけ、夜くんも挑戦してみる?グルメだし感想聞きたいなー?」
夜「え~~コーンって俺の嫌いなものじゃん~、結構嫌いなランキング上位だよ~~(ちびっとパイナップルじゃない所を食べてみる夜)
うん、なんか邪魔してる気がする~~、普通の炒飯でいいのになんでこれ売り物にしてるんだ~~
エビおいし~~あ、スープもきた~~ごくごく…」
ヒロミ「あ、すいませーん…(スタッフを呼んで)カキカキ…(英語でメモを書くヒロミ)
Mr. Liu Yilong.
I had pineapple fried rice.
It wasn’t as bad as I thought it would be…
but I decided it’s better not to put it in.
Dr. Hiromi
『劉依隆(リウ・イーロン)様
パイナップル炒飯食べた。思ったより抵抗なかったけど…いれないほうが良いと思った。
ヒロミ先生』
…ふふ、これ店経由で俳優さんに届けてもらお。メールより、ちゃんと来て食べたって伝わるもんね。」
夜「なにって書いたの~?(全部見れる前に折りたたまれて見えなかった夜)思ったより…まで見えた~~くすくす…感想?
俳優にか~VIPのね~ひろみの病院にいくなんてお忍びかな~?」
ヒロミ「パイナップルは要らない、って書いた。ふふ、夜と私からの感想〜。
この人…胃癌なんだ。他の臓器まで浸潤してて、一度じゃ切除し切れなかった。
抗がん剤で治療しないと5年持たないのに…治る確証ないのにハゲてたまるか、35までに映画撮りまくる、再手術と言うならお前が切れよって…退院しちゃったの…」
夜「胃がんか~~。全部切ってくれるなら治る見込みありそうだね~。」
ヒロミ「まあ…腕をあげて、5年以内に切りにいってやるーって腕磨いてるところよ」
夜「5年あればひろみもプロフェッショナルになるんじゃない~?その間にたくさん経験積まなきゃ~。ごちそうさま~~お腹いっぱいだ~。帰りにハチでも見に行く~?」
ヒロミ「けっこう食べたね、お腹苦しくない?…うん、夜さえ良ければはっちゃん見に行ってみたい。溶け込めているといいなあ…なんか参観日の親気分…」
夜「腹はちょうどいい感じ!ハチ見にいけるよ~。凶暴すぎて今はまだ専用の水槽に入れてるって言ってたから~~まだ仲間たちと一緒にはいないかも~独房だね~ふふふ。(店を出て水族館のほうに向かう)」
ヒロミ「わあ、夜、様子を聞いてくれたの?…って、独房かあ。
…凶暴すぎて、って、いったい海でどんな暮らしをしてきたんだろう…ちょっと武勇伝とかありそうだよね。サイズもコウくんから不味そう宣言されるくらい大き過ぎたし…」
夜「当たり前じゃん~俺が預け親みたいな感じだから連絡きたよ~
ハチは何でも食べちゃうみたいだから大きい水槽はまだ当分先かな~。水族館のエサが慣れたらじゃない?
ハチのお嫁さんとか見つけてあげてほしい~っ!同じ種類ならケンカ以外に共食いまではさすがにしないだろ~。(水族館に着くと裏口から侵入する二人)
こんばんは~~。今日閉館日だったんだね~。入れてもらえてよかった~~」
ヒロミ「うんうん、照明もけっこう落ちてるね〜。暖房も…外よりは暖かいけど、夜くん寒くない?ぎゅ…にぎにぎ…」
夜「うん~~ちょっと寒いけどキラキラしてるからそれどころじゃない~~ふふん~~(間違わずに慣れたようにハチの水槽を見に行く夜)
いた~~ハチ~(水槽に張り付いてハチの目玉付近を水槽ごしにぐりぐりとしている)会いに来たよ~寝てんの~?お~~い~~
(青いライト以外は真っ暗な水族館で夜の声が響く)」
ヒロミ「はっちゃん…やっぱり白目剥いて寝てんの?白目なの?…がらんとしてるとすごく声が響くね〜。(こちらはヒソヒソ声)」
夜「ワアッ!!!(ひろみの耳元で大きな声を出してみる夜)
あはははは~今ビクゥゥゥ!ってした~~ひろみはほんっと怖がりだな~脅かし甲斐がある~~」
ヒロミ「ひゃああ!…まーたそういうことするー、大概にしないとこないだみたいに私の悲鳴で夜の心臓止まるかもよっ!」
夜「ハチ気持ち良さそうに寝てるね~~。
白目だよ~~(ひろみが寒そうにしてるのを見てぴったりくっつく夜)ぎゅぅ…」
ヒロミ「ぐっすりかあ…白目こわ…!少しくらい起きてるの見たかったなあ。
…ていうか、夜の大声を直近で聞いてぴくりともしないって…大物すぎる…(夜の腕に抱きついて、水槽をつんつんしてみるが起きない)」
夜「ちょっと来る時間が遅すぎたかな~まあ寝てるくらいがちょうどいい~~ハチは凶暴だからね~~
ひろみの悲鳴くらいでは驚かないよ~、俺が驚かしてるしさ~~
ハチ今度昼間にくるね~~
帰ろうか~、係員もここにずっといられちゃ困りそう~ふふ。ひろみちゃんの家まで送ればいい~?」
ヒロミ「夜の家に真っ直ぐでいいわよ、私はそこから歩いて帰れるから。
それじゃ、はっちゃんまたくるわね、起きてるときに。(通用口付近にいた係員に)お世話かけます、よろしくお願いします。」
夜「歩いて帰るの?どうせ車なんだからひろみの家に降ろせばいいじゃん~、ほら、送るから乗りなさい~。」
ヒロミ「…ん、じゃあ、お言葉に甘えてー。(素直に乗ってベルトをするヒロミ)」
夜「じゃ出発するよ~。~~♪(音楽を流して鼻歌を歌っている夜)
ひろみちゃんそろそろ引っ越しすれば~?このあたりちょっと暗すぎるよ~心配だな~病院にもうちょっと近い所とかないの~?お金もう困ってないんでしょ~?」
ヒロミ「(チラッと横目で見て)どこの病院?うちの?
…ふふ、いきなり何〜? 私、なにか遠回しに言われても汲み取れないの知ってるでしょう?どうしてそう思って言ってるのか教えてくれないと、ふふ。」
夜「俺みたいに送ってくれる男がいるわけじゃないし、ひとり暮らしなんだからもうちょっと良いところに住みなよってこと~
何か危ない目にあったらいやじゃん~、くすくす…もうちょっとちゃんとしたところ探しな~。ぽんぽん…」
ヒロミ「じー…夜のマンションとか?ぷぷ…あそこセキュリティしっかりしてるもんね、空きが出たら教えてほしいなー?
…そうじゃないなら心配ご無用よ。ていうか、心配してくれてありがとう、でも大丈夫。何も起きたりしないよ〜、にこっ。」
夜「俺のマンション?住みたいの?めっちゃ高いよ~?ひろみが出せるならいいけど~~。
それか~俺といっしょに住む?…俺が抜けたあとはひろみがそのまま住んじゃえば家具とかもいらないし~。クラゲもそのままにしていけるじゃん~。ひろみがイチニーサンの面倒見てくれるならそれでもいい~」
*イチニーサン:夜が飼い始めたクラゲの名前。3匹いる。
ヒロミ「ふふ、いいの?じゃあそうしようかな。一緒に住ませてもらおっと。別水槽だけど、私たちの金ちゃんの成長を夜くんにも見てもらえるしね?
私は気になる月下美人を見守れるし、もちろんいちにーさんちゃんたちの面倒も見たいし、いいことばかりだな。
お料理はベランダでカセットコンロですればいいしー、ジェルクラゲをうちにためなくていいしー
…ってことで?ふふ?」
*金ちゃん:夏祭りの金魚掬いで夜が掬って、私がもらって育てている金魚。
*月下美人:年に一度だけ夜に咲く花。夜の部屋に置いた鉢植えが咲くのを待っている。
*ジェルクラゲ:クラゲの形をした私手製の夜用バスオイル。
夜「くすくす~なんか次から次に理由が出てくるな~、住みたいって素直に言えばいいのに~。色々と理由つけなきゃ俺の所に住むって決められないの~?」
ヒロミ「あ、肝心な理由が抜けてた…あははっ♡ どこかで夜くんが、言ってみただけ〜、とか言い出すかなって。マシンガントークで理由撃ち出して弾幕張ってみた〜
じー…肝心な理由は、夜と一緒に住みたいから!!(上機嫌で頬がピンク色)♪〜」
夜「じゃあ荷物とか片付け終わったら連絡しな~処分とかもね~。日付が決まったらお引越し手伝ってあげる~。」
ヒロミ「うんうん。来週にする〜。来週の土曜日。…あ、やっぱり木曜日。いや、水曜日!水曜日に…!ふふ、やったあ♪」
夜「ぷぷ…めっちゃ最短で来ようとしてるな~、そんな早く部屋片付くの~?まあ俺の家広いからダンボールに詰め込んでバーっと持って来ちゃえばいいか~
あ、決まりごとは2つね~?俺汚いのは嫌い~引っ越したらすぐに片付けてね~?
2つめ~、ご飯は作らない~ベランダで作ってベランダで食べて食品のゴミはすぐに外に捨てにいく~
それだけ絶対に守ってね~~(ひろみの家の前に着く)じゃあ水曜日にね~?」
ヒロミ「はい。じゃあ水曜日にね!じー…ちゅっ、ばいばい!ふふ、すきありー、やりにげー(車から降りるヒロミ)
またねー!」
夜「くすくす…また俺にやりにげ~?お疲れさん~~。(ひろみを見送ると自宅に帰る夜)
…ひろみの服どこに入れようかな~俺のクローゼットちょっと整理しておくか~、そろそろ身の回りのものの整理もしないとだし~。後輩たち呼んで洋服譲るか~」
一緒に住む?と言われたらそりゃ、冗談かと思いますよねえ夜の場合。いろいろ理由を並べ立てるというか、言葉を翻すなよ〜とメリットを滔々と並べてプレゼン状態でした(笑)
とても感慨深い場面だったので漫画にして頂いています♪
*こちらの記事で紹介した【有料会話コミュニティ】は、完全招待制で活動されています!
次のシーズン開始は2026年2月。新たに参加者募集が始まるので、ご興味がおありの方は、コメントまたはメッセージなどでご連絡頂ければご紹介することができます(なお、人数制限等でご期待に添えない場合もございますのでご了承ください)
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