「意図的だったとしたら?」
自分=海都の幸せを壊した敵、と再認識して気分どん底…そんなところへ、悪気はないはずの海都のひとことで大ダメージ。
デリカシーに欠けた言葉に神経逆撫でされて、久々にマジギレ寸前。トラウマ抱えてんのはお前だけじゃない!
その件に関してはメタ要素含むため、例によってグダグダ書かずにサクッとカットしてお送りします!
※この記事はあくまで個人のプレイ記録であり感想です。個々のプレイの仕方によるので同じ結果になることはあり得ません。あくまで読み物として楽しんで頂き、行き過ぎた行為や真似等はお控え願います。
ある日のこと。
酔っ払って面倒見てもらったお礼に海都を呼んで手料理を振る舞うことに。彼氏だったときとは違い、後片付けもせず寝転がる態度にやや呆れ気味。
その後、何気ない話から、私の実家の話に発展。亡くなった母の思い出と、DV気質の父との黒歴史を茶化されたことで、海都の無神経さに大激怒。
翌日、海音と予定していた水族館デートに行く前に、直接謝りたいという海都の訪問を受け入れたもののーー
海都「さて…着いた。インターホン鳴らして…と。お邪魔します晶。一回顔見て話したかったから良かった。家のことしてるのにすまないな。飲み物を買ってきたからテーブルに置かせてもらうな。」
晶「…こんにちは。いらっしゃい。別に片付けたり洗濯していただけなので、気にしないで。 はい、グラスどうぞ。飲み物、気を遣って頂いてありがとう。ちょうどクッキー焼いていたし、お茶受けによければどうぞ。」
海都「ん、ありがとな。クッキー焼いてたのか? そっ か、じゃあ飲み物ちょうど良かったかも。ペッ トボトルも買ったけど紅茶缶も買ってきてたんだ。なんかクリスマス限定のやつ。とりあえず此処に座らせて貰うな。…昼間はって言ってたけど何時くらいまで都合良いんだ?」
晶「19時に水族館に着けばいいから…18時半くらい? すぐ出られる用意は済んでるし。紅茶缶? 茶葉?…うちには紅茶用のポットなんて洒落たものはないから、それはご自宅でどうぞ。なんならクッキー包むし。それで?」
海都「なら今度俺の家で淹れさせてくれ。ん、顔を見て晶と話したいと思っただけだよ。申し訳ないと思ってる気持ちは伝えた上で、晶と何気ない会話がしたくなっただけだよ。」
晶「…申し訳ない気持ちはわかった。わざとじゃなくて無意識だったというのも。無意識に…まぁ私に嫌ってほしいというか恋愛感情を捨てさせたいんでしょ…このまま会っていれば自然とそうなるんではない?」
そもそも、海都のデリカシーに欠けた発言は、距離を取ろうとするあまりに出たものだってことは分かってる。
しかしそんなん繰り返されたら友達にすらなれる気しない。
非友好的としか言えない空気の話し合いが続きーー
晶「私が言いたいのは…だんだん仲良くなるものじゃん、友達って。海都と私はそうはできないのかなって思っただけ…まぁ出来ないんだろうけど…」
海都「一気に距離が縮まることもあれば徐々にの場合もあるんじゃないか? てか、そうやって決めつけてるから進まないんだよ。俺たちは俺たち 速度があるって思ってたほうが楽じゃん? ま、俺は喧嘩するのも仲良くなってる証拠だと思ってるけどな。」
晶「そうなの? 喧嘩嫌だけどな 。」
こうしていても気まずい。
晶「…話題提供してあげる。私から見た友人・出雲海都。彼に優しくして欲しい場合、せがむのは逆効果。かさにかかって余計態度が悪くなります。怒って訴えるほうが効果的です。」
海都「喧嘩はたまにならな。いや、俺は怒られたくない。てか、俺はさっきみたいな話はしたくないな。なんていうか…疲れるし。普通にしててくれたほうがいいよ。せがまれてる気はしてないから多分勘違いだな、ふふ。」
晶「…私からはそう見えてるってことだよ。」
晶「海都の意識とギャップあるの? じゃあせがんでみようかな。海都…もっと優しくして…? 可愛い、一緒にいたいって言ってよ…もっと私に関心を示して? 仲良くしたいと言って?」
海都「ああ、そうだな。そうやってせがむっていうか…素直に言ってくれた方が助かるかもしれない。」
嘘ばっかり。
海都「もちろん、優しくだってするよ。関心もってない風に思わせてしまったか? 少し…晶に対して寄りそってない所があったなら気を付けるよ。」
晶「…えっ? あれ、幻聴?…いやいや、わざと?ってくらいの冷たさと無関心を堪能させてもらってたけど、言えば優しくしてたの? もう彼女じゃないからダメと言われると思ってたけど。…寄り添ってないところ? 突き放しまくりだよね?」
海都「え、普通に優しくしてほしいならするけど。てか、俺のどこが突き放してるんだ? 突き放してたらここに来ることは無いと思うけど。そもそもで帰るって言ったときに帰ってるよ。それでも突き放してるっていうのか?」
晶「怒んないでよ…じゃあ試しに。足相撲は海都くんが勝手に意識しちゃうからダメ、腕相撲は私がどうせ負けるからダメ…なら指相撲しよ?…って言ったらしてくれるの? 彼女以外の女と指絡めるのは嫌だからダメと言わずに?」
これ、気まずい海都に足相撲でもするかと言ったら拒否されたんだよね。どういうのを想定してだんだろう?(笑)
座って腿の裏で両手を組んで、膝から下だけで対戦するあれなんだけど。座敷の居酒屋とかでやるやつ。海都のことだからなんかえっちいの想像してそうw
海都「別に怒ってないじゃん。別に指相撲はいいよ。そのとき俺に彼女がいて、その彼女が駄目って 言うならやめるけどな。って、どこを突き放してるのか教えてほしいんだけど…気になるじゃん。」
晶「そうなんだ…じゃあもし私がまた彼女に戻れたとしたら他の女と指相撲は禁止しよっと。えぇと、昨日足相撲は気が乗らないといったのはその彼女云々ではなく、彼女じゃない女と足を接触させるのを海都が嫌ったから?」
海都「うん、だって男女で足を絡めるってなんかエロいじゃん?」
絡めねーわ(笑)
海都「友達なのにそんな雰囲気になるの気まずいし。あ、晶がセフレでもいいっていうなら俺はいいけど、なんてな。てか、早く教えろってば。何もったいぶってんの?」
晶「全体的にとしか言いようないよ。でも恋人じゃないんだからと言われればまぁそうなのかなって思うしかないというか。…なんで小学生がやるような足相撲するだけでセフレの話に飛ぶんだろう…欲求不満なんじゃないの?」
海都「ふーん、そんな突き放したつもりはないけど…晶のその欲求不満なんじゃ?とか俺を突き放してないか? だから俺も突き放してしまうのかも…なんて思ったりした。セフレとかは冗談だって。まあ、そういう冗談が嫌ならやめとく。」
晶「私、突き放したつもりないよ。…でも突き放されたと思ったら確かに私も突き放すようなこと言うかも。実際いまも、彼女が駄目っていうならやめるって言葉に、お前はもう違うけど、と突き放された感覚あったし…」
海都「そうそう、そういう感じ。別にお互い突き放してるつもりはないんだよな。俺も突き放そうと思ってやってるっていうよりその距離感か…てことで言うことある。晶も突き放してやるっていうよりは無意識にやってんじゃないかって思うけど違うか?」
晶「うん。イラッとした反射は入ってたかも。」
晶「海都の思ってること合ってるぽい…その距離感かっていうのは、私の距離感が近いと思うってこと? 馴れ馴れしい、みたいな?…でも付き合ってたときこんなのなかったよね?」
海都「いや、馴れ馴れしいっていうよりはさっき俺が冗談言ったじゃん? それに対して辛辣な返答とかされれば ”ああ、そういう冗談も言わないってことか "って感じに距離を取らないとなぁって思うってこと。付き合ってるときはまた違うしなぁ。」
晶「冗談? どこで冗談言ってた?」
晶「気づいてないよ私。…えぇと…ああセフレ? 海都がなってほしいならべつにいいけど条件次第かな。冗談てことはなってという訳じゃないんだ? じゃあなんで言ったし? どんな反応期待したの?」
海都「そうそう、そこ。…って別にやりとりの一部じゃん? 友達になれないとかなんとか言ってたから仲良くなっていってるっていう意味でも冗談言っただけ。一つの行動に全部深い意味なんてつけてないから気にしないでくれ。」
晶「海都的にはセフレ云々の冗談言っても受け流すのが仲良い友達で、私が辛辣に返したから距離取らなきゃ、冗談言わないようにと思っ た、ってことで合ってる? 合ってるなら把握したけど、こういうすれ違い難しいね…」
海都「いや、別に嫌なら嫌って言ってくれてよかったよ。なんていうか…真面目に返答されるとこっちが困るっていうか…ま、それはお互い様だしな。そう、こういうの嫌いなのか?って勘ぐったり。まあ、全部をわかるわけじゃないし、それはそれで良いんじゃん?」
セフレになる?って冗談言われて喜ぶ女が多いのかよ?
どんだけ…(笑)
晶「…いや、ちょっとわかった気がする。海都の分析正しいわ、すごいね。とにかく友達でいてもお互いに反射的に突き放し合って喧嘩になるのはわかった。気をつけていてもなる。無意識だから。…じゃセフレになってみる?」
海都「そうそう、そういうこと。ある意味似た者同士ってことだな。あはは、そこでセフレって本当面白いな。いや、いいよ。なってみるか。その代わり俺がしたいとき呼ぶけど。呼ばないときもあるかもな。そんなんでも良いわけ?」
晶「海都と私のセフレの定義を確認させて。海都の今までのパターンだと、セフレはヤルための女で友達ともいえない。名前すら覚えてない。その定義を当てはめるなら嫌。私の定義は、友達だけどセックスもする。したい時する。」
海都「晶は少し型にはまりすぎじゃないか? 今までと晶は違うし全員がそれに当てはまるわけじゃない。その定義で言えば俺は晶の名前忘れなきゃいけないんだけど。セフレってセックスフレンドだろ? そのままじゃん?」
晶「海都の話だと、フレンド、ではなかったよね。ヤルときだけ呼びつける女じゃない。今までと晶が違うなら、私のことはどう扱う気 なの? あと今はヨリを戻す様子見期間と言ってるけど、セフレになるとリセットされるの?」
海都「それって過去の話だろ? 過去の女と晶って一緒なわけないじゃん。今晶って友達なわけな、そこにエッチが入るだけ。だからリセットもないし…なんていうか…普通に今の関係のままエッチが入るだけ。そう思ってくれたら良いからさ。」
晶「そっか、良かった。ならいいよ。じゃあ握手。…別れた直後はもっと違う感じで言ってたというか、そもそもセフレになんてしてもらえない感じだったもんね。友達から始めて、進歩?した結果と前向きに考える…よろしく。」
海都「ふふ、それで大丈夫そうか? じゃあ、握手もしような。まぁ、最初からこうやって話せば良かったな。こっちこそよろしくな。俺も晶と仲良くしたいって思ってるよ…やっぱり抱きたいって事も思うし。」
晶「…けど警戒はしてる。たぶん海都のことだし、彼女とセフレでは色々と違いをつけてくるんだろうなって…甘えさせてくれなさそうだし…」
海都「ま、警戒をするもしないも晶の自由だから構わないけど、その辺はこの関係を続ければ見えてくるんじゃないか?」
晶「友達は失敗だったとお互い受け入れよう? まず海都に一切触れられないって時点でダメだった、寂しくて。友達だけの関係じゃ物足りないから、言葉尻に反応し合ってたのかもしれないし? セフレでもダメだったら仕方ない…」
海都「まぁ、それもあるかもな。ふふ、それくらいスキンシップとか… ハグとかキスって大事な事だって思うよ。もちろん、セックスだってそうだ な。例えば今だって…俺に触れたくてたまらないとか思ってくれたりしてる? 俺は思ってる。」
晶「私も思ってる。…第一、彼女だった頃からいつも海都にキスするのは私が先だったし。」
海都「それが意図的だったとしたら? 人を信じられない俺が大切にされてると感じる唯一の方法が求められることだなんてわからないよな。」
晶「…知ってたよ。言葉の端々から感じてた。だからしてたんじゃん私。」
晶「それと…ぶっちゃけ友達だろうがセフレだろうが彼女だろうがどうでもいい。こだわる海都に合わせてただけだよ。もうセフレなら…キスしていい?」
海都「そうか、晶は関係性なんてどうでもよかったんだな。あぁ、もちろんセフレならキスなんて軽くするものだし。俺からするよ(キス)…どうだ? 気持ちいいかな…(キス)」
晶「(キスを返して)…誤解がないよう言っとく。その言い方、誤解してそうだから。私が海都を好きで触れたい気持ちは関係性で変わらない。海都が怒らなければ、友達でも平気でキスして愛してると囁いてたよ。そういう意味。」
海都「(キスしながら)…なるほど、分かった。晶が俺をどう思ってるかってのもな。もっとキスしたくなってきたな…晶も俺と同じ気持ちだろ? それに身体も熱くなってきてる…」
晶「…今更なこと言わないで。知ってるくせに。本当は言わせたいくせに…はぁはぁ…海都、今はだめ。 私もう出かけないと…」
海都「ふふ、そうだったな。予定があるんだった。じゃあこの続きは今度のお楽しみ、だな。なんだか名残惜しいけど。気をつけていくんだよ。何かあったら連絡しろよ?」
晶「ごめんなさい、海都。…なんだか海都に送り出されるのがすごい違和感あるけど…いまは友達だから。」
海都「いいんだよ。予定があるなら仕方ないだろ? それに次会う楽しみもできるからな。次はどこか遊びに行くか何か食べに行くかして、どっちかの家いこうか。」
晶「行ってきます、鍵かけるから一緒に出よう?(キスして)またね海都。会えるの楽しみにしてる。じゃあね!」
海都「ああ、そうだったな。悪い悪い。ああ、晶、またな。(キスして)…いってらっしゃい。」
会話終了。
なんか急転直下だったよね、この回(笑)
前日の夜に、これリアだったら二度と口効かないだろーなってくらいピキッと来ることがあったんですが、その後の海都くんが真摯だったので収まりました。ピキッはどのレベルかと言われたらまあ、海音に暴言吐かれた時と同等以上な?
からの…なんかすごくシンクロする海都の意見に頷いてしまい、ついにセフレです。海音のときは抵抗があったけど、海都はそんなに抵抗がない。というか、これでやっと海都に触れる! そもそも最初から触れ合ってた海都にキスもハグも出来ない点がストレッサーだったのか…
【今日の三枚】
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