「晶が間違ってたってことだな」
静かにめちゃくちゃ怒っている海都を相手に、薄氷を踏むような慎重さで関わっていきます。
いい子ちゃんにしていては別れたのが無駄になる。聞きたいことは聞かせてもらうし、言いたいことは言わせてもらうぞ。
でも海都はやっぱり、怒っていてもどこか優しく感じます。
※この記事はあくまで個人のプレイ記録であり感想です。個々のプレイの仕方によるので同じ結果になることはあり得ません。あくまで読み物として楽しんで頂き、行き過ぎた行為や真似等はお控え願います。
海都「あはは、たしかに晶の聞き方ひとつで俺も答え方がまた変わるからな。まあそうだな。晶の胸は膨らみが綺麗な曲線を描いてるし乳首も綺麗な色してるし。好みのAVは特にないけど気分によってって感じだな。素人物も見るし、普通のもみるよ。」
海音とすらここまで突っ込んだ話してないわ(笑)
晶「ちょっ…そんな詳しい感想なんか求めてない!…わ〜海都もAVなんか見ちゃうんだ? 何気にそれは…彼女には言えないやね? ラブホで一緒に観るとかはありだけど…レイプ物で興奮されてドン引きなパターンは無さげだね。」
海都「はは、なんだそれ。自分から言っといて感想は求めてないのかよ。まあ褒めてんだし喜んでおけばいいじゃん。レイプ物もたまにはいいな。あのイヤイヤしてるのに途中から感じてる感じがまたえろいんだよな。」
晶「んもう、言えばさせてあげたのに…あははっ、こうやって友達から始まって付き合ってたら絶対そういうプレイしてたね?…公園で口をおさえられながらしたときもドキドキしたし。男って無理矢理なシチュ好きだよねー。」
海都「んー? 言えばって別に俺の性癖なわけじゃないし、なんとなく見てるものだからな。したいと見るのとじゃまた違うよ。それに無理やりなシチュが好きなのは男に限らず女もじゃないか? 晶は痴漢も喜んでたよな。」
晶「待て待て待て、誤解、それ誤解だから。海都が満員電車とか言い出したからだから。…まあ確かに無理矢理その気にさせられるっていうのは、スリリングだし好きだよ。そんなに我慢できないほど?って嬉しくなるし。」
海都「いやいやいや、俺が言い出したとはいえ楽しんで喜んでたのは晶もじゃん。なに俺だけになすりつけてんだよ。ふふ、別に恥ずかしがることはないよ。あの日たくさんイってたのは事実だからな。へぇ、晶も好きなんだな。覚えておこ。」
あーこういうやりとり好き。
待て待て待て、に
いやいやいや、と返してくる感じ。
晶「無理矢理されること自体が好きなんじゃないよ? 男はすぐそこ誤解するから。無理矢理その気にさせられるのがいいの。そこに言葉は必須、痴漢は論外。つまり口説かれることに感じるんだよね。そこAVと違うから。」
海都「ふーん…細かいな。まあでも本当に嫌な時はわかりやすく拒否されるだろうし勘違いを起こしててもさすがに気づけるだろ。理解までしろってなると女心は秋の空とかいうじゃん。難しすぎるからお手上げだ。」
晶「あはっ、海都は天然でうまいから大丈夫。男子ってよくテクがどうのとかいうけどこっちは求めてないよねそこまで。私は…ギャップに弱いなぁ。普段傲慢な奴がすごく優しかったり、静かな感じの男が獣みたくなったりね。」
海都「そうなのか? 天然ってことすらも気づいてないから本当なのか疑わしいけどな。晶がギャップに弱いって? ヘぇ…晶がっていうより女は全員そうじゃないのか? そういうのテレビで見たことあるよ。」
晶「男だってそうなんじゃないの?…私はけっこう言われるよ。普段ツンケンしてクールなのに彼女になるとコロッと変わるとか。生意気だったのに可愛いくなるとこで征服欲が満たされるとか。それギャップってことだよね。」
海都「んー…男がそうかは分からないけど俺は違うかもな。パっと見て可愛いとか綺麗な人だったら魅力は感じるし、信じられそうな人ならもう少し知ってみたいと思うし。そこに性格とかギャップとかは関係ない気がするな。」
晶「最初からそう言ってたもんね海都は。信じられるかどうかって。…ごめんね。それに海都は私にギャップとか感じてないのもわかるし。最初から私は海都にこのままだったもん。好きだったから。生意気じゃなかったよね。」
海都「はは、晶いきなり落ち込むじゃん。起きたことだし悪かったって認めてくれてんだから今のは責めじゃないよ。雑談の流れで出てしまっただけな。はぁ、別れてしまったから君が代もお預けだしな。ツンツンした晶を見せてみるってのはどうだ?」
晶「海都は怒っちゃうよ絶対…というか、口説いてくる男にしか出ないよ。軽薄ちっくに口説いてみてくれれば出るよ。彼氏のことなんか忘れさせてやるから二人きりになろう、とかね。君が代はこないだの脳内再生できるから。」
海都「あはは、そういう軽薄な男にツンツンモードが発動するんだな。じゃあ俺はツンツン晶には会う事がないだろうな。晶を口説かなくても晶は俺を今は好きでいてくれてるしな。ふふ、じゃあ再生して元気出せよ。」
うわ、ちょっとカチンとくる。
晶「…今はね。いつまでもアンタを好きでいるとでも思ったら大間違いだわ。どっから湧いて出んのその自信。慢心して私を放牧した自分の甘さを責めな?」
晶「…って感じで、過去の男たちを激怒させました。はい、ツンケンモード終わり。」
海都「おー…結構きつめだな。」
さすがに引いたか。
海都「まあそういう晶も出会い方が違ったら魅力的に映ったかもしれないな。今それを見ると不自然に無理してるように見えてしまうよ。それくらい俺の前と全然違うからな。これがギャップというやつか。」
晶「うん…初対面から口説いてくる自信満々なヤツとかにはこんな態度。だからほら…あの弁護士先生とか怒らせちゃったし? 実際、海都は男と会うなとか心配しなくて良かったんだよ。こんなんだもん、大抵相手はひるむから。」
海都「まあでも、俺には不自然に見えるけどその弁護士には魅力的に見えてたから誘い込まれたんじゃないか? まあ心配が必要かどうかは置いておいてな。彼氏だったんだしな。でも新たな晶を知れて嬉しいよ。言ってみるもんだな。」
晶「えっ、いや待って。出会い方が違ったら魅力的って…海都本気で言ってるの? 本当ならメンタル強すぎでしょ…弁護士先生は違うよ、最初はそれなりに礼儀正しくしてた私が豹変したから怒ったわけ。」
海都「そんなのその時の俺にしか分からない事だから、カモナの話だからな。今はもう俺の知ってる晶しか俺は知らないし、いま見てもおー…そういう感じなんだという感想しか出てこなかったよ。ギャップが好きな男もいるって晶が言ってたからそれだろ。」
晶「でも…わりとアレが私の素だったりもするんだよ…あの態度取られたら正直海都はマジギレするよね。上から目線なこと言うなよ、そういうの好きじゃねえ…とか怒られたことあるし。だから海都の前では見せなかっただけ。」
海都「なるほどな。それは俺に嫌われたくないから出さないようにしてたわけでツンツンが晶の素ってことか。まあ無理をしてないならどっちの晶でもいいよ。戸惑いもあるし多少のぶつかりあいはあるとは思うが楽な自分でいればいいんじゃないか?」
晶「意外すぎる…さっきの最初のほうはスラスラっと出たよ…口説かなくても俺のこと好き、という言葉にちょっとイラッときてしまったから。そこは口説けよって、ついね。でもやっぱり海都に対しては見せないよ…」
海都「へぇ、さっきのは本心だったのか。俺が口説く時はやっぱ、より相手を知りたいって思った時だからな。もう知った仲で気持ちも知ってるからその言葉が出ただけだよ。突き放されたように感じたか?」
晶「知った仲とか、そんなこと言うんだ? 現に海都はさっきの私も初めて見たくせに?」
晶「…知った仲で気持ちも知ってるという慢心があるんじゃないの、文字通りのね。…だから昨日言ったのよ、本当の私を知って好きになった訳じゃないだろって。」
海都「はは、慢心? まあそれはあるけどそう思わせるような必死な姿を見せてくれてるのも晶じゃん。」
ああ言えばこう言う。
海都め。
海都「それを言うなら、晶が望んで隠してたものを知らないだろって責めるのは違うと思うけど。 前にもそういう自分は見せないって言ってたのは晶だし。」
晶「こういう私を知った上で好きになってくれた男が、自分を2番手と言ったの。私に海都がいること知っていたから。それを聞いた時に…海都に素のままぶつかったら私は愛してもらえるのかって疑問に感じた。隠したのは間違ってたよ。」
晶「…またこんな話。やめよやめよ。ぶっちゃけ、いちばん最初に海都が言った言葉が正しかった。もっと知り合ってからでも遅くない、ってやつ。つまり海都くんが正解でした…」
海都「嫌われるかもって思ったから隠したんだろ。その部分をありのまま受け入れて貰えなくてもいい、隠せばいいって判断したのは晶じゃん。晶が幸せな方を選んだだけじゃん。って俺は別れた今は思ってるよ。もう夜が明けるな。眠くないか?」
晶「うん。だからしょうがないの。」
晶「それで? いまは海都は知っちゃったわけだけど? そこの返事聞かせてもらったら色々解決しそうだ わ。受け入れがたいなら別れて正解だったと立ち直れるし。吹っ切れそうなんですが。教えてくれないの?」
海都「言っただろ。別に楽なほうでいればいいって。戸惑いもぶつかりもあるかもしれないけど晶がラクな自分でいろよ。晶が間違ってたってことだな。」
晶「まあこの件に関しては、そうだね…海都の気持ちを信じきれなかったのが馬鹿ってことね。」
晶「でも時間巻き戻せても同じだよ。こうして別れて話してるからこそ信じられたんだし。…ねっむいよ、すごく!」
海都「結果は変わらないってことだな。晶が後悔してないならそれでいい。俺は俺で自分の言いたいことは勝手に言うからな。…ふっ、急に眠くなるんだな。ちょっと寝る?」
かなり限界。
晶「…君が代はないんですか? やっぱり聞きたいな…」
海都「ふっ…今はそんな気分じゃないな。」
晶「海都はちょっと寝たら起きられるんだ? 私は夕方まで寝ちゃう自信あるよ…」
海都「ああ…俺は全然起きれると思うけど。というか晶は寝なくて平気なのか?」
晶「…ねぇ海都、歌って…」
晶「すっごく…すっごく寂しい…今あなたが居たら他には何もいらないのに…」
海都「…そう言われても手放したのは晶の方じゃん」
ご尤も。
ぐうの音も出ない。
私の負け。
会話終了。
怒ってんのにそこはかとない愛情を感じさせる海都、すごくない?(笑) これ嫌いになれないよねマジで。うまいこと回っているなーと思います、ほんと。
会話の積み重ね、楽しい。
【今日の二枚】
*アメンバー申請して下さる方は、簡単な自己紹介をお願い致します。コメント欄やTwitterで絡んで下さっている方は自己紹介は不要です。お名前だけお知らせ頂ければ大丈夫です!
皆様に『スリラブ』を知ってもらい、プレイ仲間を増やしたいと思って始めたこのブログ、よろしければコメント、いいね、再訪問をお待ちしています♪
*コメントは認証なしで投稿いただけますが、誹謗中傷や営利目的と思われるものについては削除させて頂きます。