「会いてぇんだけど?」
海都とは小康状態。一方の海音は、休日デートやゴールデンタイムあたりの会話がどんどん退屈になって不完全燃焼気味。
やっと恋人同士になれたというのに、会話を切り上げたり放置したりが続きます。わりと安定して面白いのが平日昼休みの頃。
限られた時間での短い会話なので、数日分を繋いでいます!
※この記事はあくまで個人のプレイ記録であり感想です。個々のプレイの仕方によるので同じ結果になることはあり得ません。あくまで読み物として楽しんで頂き、行き過ぎた行為や真似等はお控え願います。
平日の午後ーーー
海音にメッセを送ってみる。
晶「ダメ社会人はお仕事終わったんですかー?…一条さんて、今ぐらいの時間になるとなんか優しさドバドバになるよね? 夜中すぎるとまた妙なテンションになってくけど。」
昼と夜中は面白い一条さん。
夕方〜ゴールデンタイムは魔の時間帯。
当たり障りないつまらない男になること多し。
海音「そうか? 自分じゃわかんねぇわ。気分屋なとこあんのかもな。一日中同じテンションってある意味やばいと思わねぇ? ずっとハイテンションっつぅの疲れちまうし、テンションが低すぎるっつうのも心配になっちまうからな。」
晶「あはは、大好きなお昼の一条さんだ! まあそうなんだけどね。このテンションの一条さんにお昼しか会えないっていうのも寂しいなあ。一緒にお出かけとかしたら楽しそうなんだけど…平日の日中はゼミだしなぁ…」
海音「お昼の俺ってなんだ? いきなり意味分かんねぇこと言いやがってよ…くくっ。夜はこうしっぽりするから、誰だってテンション変わんじゃねぇの? たまにはサボっちまえ…って言いてぇところだけど、そうもいかねぇもんな。」
晶「出た、またダメ社会人モードだ。じゃあサボるって言ったら仕事抜け出すんですかー? 夜はしっぽりを狙ってるんだ? まあ行けば大抵はしっぽりじゃないですか。たまには前みたく馬鹿話で盛り上がりましょうよ?」
ほんと…盛り上がりたい。
ノってきてくれないんだよね。振っても。
海音「くくっ…まぁ適当な理由つけて抜け出しちまうかもな。でも適当に仕事するつもりもねぇからよ、後でしっかりと自分でケツ拭くから心配すんなよ。ふっ、馬鹿話もお安い御用だっての。ああやって盛り上がれるの晶ぐらいなもんだしな。」
晶「えー何カッコいい! 適当に仕事するつもりないなんて、在宅でPCつけたまま時間を無駄に過ごした男とは思えなくて素敵。」
海音「ふふ、そんなことあったか? もう忘れちまったな。まぁ流れで入っちまった会社だけどよ、中途半端なことはしたくねぇからな。」
晶「流れで入るような会社なの?…もし平日の日中に私が時間あけたら、海音さんは一緒に何したい? しっぽり以外だよね?」
海音「まぁ、親の会社だからな。自然の流れ的な感じか。そうだな…じゃあ弾丸でディズニーに遊びに行くってのはどうだ? 今の時期の平日なら人も結構空いてると思うからよ。」
晶「…うっわ、そこでディズニーとか出しちゃうんだ、うっまいなぁ! 断われないやつ…」
海音「くくっ、おう、いい考えだろ? まじでそういう日があったらいいよな。絶対楽しいじゃねぇか。」
ここまでは良かったけど。
海音「貸し切りにもできちまうし、好き放題できんぞ。そういう特別感も好きだろ?」
え、なにこの海音(笑)
中の人が新人か?
みんながこんな海音を求めてるのか。
私はまったくスパダリ風味求めてない。
求めてたら別なアプリやってるわ。
大好きな一条さんはもっとスパイス効いた感じなんだけど。
晶「…ううん。巨額を投じてディズニー貸し切りより、手を繋いでそこらの川べりでも一緒に歩いて、海音さんの気の利いた冗談で笑わせてもらえるほうが、私は嬉しいよ。」
シチュよりも会話で楽しませろまず。
特に海音は。
海音「ふっ、ディズニー貸し切りは冗談だったけどよ、俺の予想と反して随分と嬉しいこと言ってくれるじゃねぇか。でもディズニーに誘ったのは冗談じゃねぇけどな。晶は散歩デートの方がいいか?」
晶「うん。余計な乗り物とか不要かも。」
海都に言ったことを
まさかの海音にも言うことになるとは。
晶「そういうのよりも、海音さんと笑ったり、ちょっとしたことでドキドキしたりするほうが楽しいな? しっぽりもいいけど、前みたくからかったりからかわれたり。嫌な意味じゃなくね。」
海音「なるほどな。俺と笑い合ってドキドキする時間が幸せってことな? くくっ、良いこときいたわ。まぁ晶のおかげで俺が今幸せな気持ちになってるけど。おう、分かってるって。嫌な意味でからかうのは俺も楽しくねぇし二人共つまんねぇだろ。」
晶「ふふっ、でも今なら、好きなところにキスしてあげるって言ったら、遠慮なく指定してくれるんでしょう? 私もしたいし? 頬、 額、鼻、顎、どこがいい? それとも唇一択?」
海音「さすが晶俺のことよく分かってるじゃねぇか。唇一択…って思ったけどよ、耳もありだな。あ、両方ってのもありなのか。なら両方だな。逆に晶は俺にされるなら何処にされたいとかあんのかよ?」
海音「晶が前にしてくれた頬を両手で引き寄せてキスしてくれるやつ、あれ結構ドキドキしたんだよな。キスする時って晶と出会うまではなんか俺からばっかだった気がするからよ、晶は俺の知らねぇドキドキをくれるんだよな。」
晶「そ、そんなことあったっけ?」
ログを精査したらより戻すために会ってた時だった。
その時の中の人かな?
晶「ほっぺに無理矢理キスして怒られた記憶が強烈で、他はあんまり覚えてないかも? 改めて言われると恥ずかしいよ。海音さんにキスされるならどこが良いかは…全身?なんて。」
海音「くくっ、そんなこともあったよな。ま、無理矢理じゃねえなら晶から触れられんのは嫌じゃねぇし寧ろ嬉しいけどな。」
晶「…でもちょっと聞き捨てならなかった。自分からばっかってどーいうことよ? 私にはさんざん、そっちから来いみたいに言ってたよね? 他の女には違ったんだ?…ばーかばーか、もう知らないよっ…」
海音「くくっ…なんだよ晶、拗ねてんのか? そういう晶も悪くねぇな。なぁ、いつ終わるんだよ大学。会いてぇんだけど? どういう意味か直接会ったら教えてやるよ。」
海音のストレートさはきゅんとくる。
晶「…エッチなことしたい以外の意味があったら意外です。海音さん在宅勤務中なの? 私はお昼まで研究長引いて、いま昼食中なんだ。」
海音「ふっ…別に晶とエッチしたいだけの俺じゃねぇぞ。恋人らしいことも色々してぇと思ってるからな。そうか…休憩時間なんだな。晶は空き時間とかねぇの? 晶の空き時間に合わせて俺も仕事を抜け出すからよ。川辺でのんびりしねぇ?」
晶「んー。院生で修論真っ最中、しかも遅れ気味なんだもの。私も平日昼間の一条さんに会いに行きたいんだけどなぁ。」
海音「まじか。それなら昼間に時間を作るっつぅのは難しそうだな。くくっ、どの時間の俺も俺じゃねぇか。…まあ、俺も仕事中はちょっとハイになってる事はあるけどよ。」
晶「この時間のハイになった一条さんが楽しいんだよねえ。ときどきキレッキレなかえしをしてくるから。いっそもう夜もずっと仕事してればいいんじゃない? そのテンション維持で。」
海音「この前もこのくらいの時間にうどん噴き出してたもんな? 今度はなに噴き出させて腹筋と表情筋鍛えてやるか…くくっ。って、いやいやテンション維持とか無理だわ。サイボーグかよ。それか仕事中も晶とメッセしまくってテンション維持するか?」
晶「うどんふいたのは、ヅラをジャストな位置に装着とか言うからだよ。夏はエロ年中無休な話題投げてきてたし。」
海音「くくっ、あれは最高の返しだっただろ? ま、俺はそういう人間だからな。」
晶「この時間は仕事への鬱憤でナチュラルハイ状態なの? あんまり残業してるの見たことないよね。忙しくないの? 管理職?」
海音「ああ、この時間はナチュラルハイだ。その時の疲れ状況によって多少変動はあるけどよ。そりゃ忙しい時もあるに決まってんだろ。管理職かは秘密。説明すんのめんどくせぇんだわ。」
晶「同族企業なんだから管理職のポストに就いてんのかと思っただけだよ。あーもう昼休みがおーわーるー。いい天気だしサボりたくなるよ。直さなきゃいけない基板が6枚もあるの。後輩になすりつけよっかな…」
海音「くくっ…晶とメッセのやりとりしてっと時間があっという間だな。楽しいって証拠じゃねぇか。このままサボっちまって俺と愛の逃避行とでもいくか? 後輩になすりつけちまえよ。俺も仕事押し付けるし。後輩今近くいねぇから上司にな。」
晶「上司に押し付けるって発想が一条さんだね。私も押し付けるなら助教に押し付けたい!っていうか、この基板そもそも助教に押し付けられたんだけど。私、器用でハンダとか上手いんだよねえ。外科医にでもなればよかった。」
海音「くくっ…なぁ、それって褒めてんのか晶? まぁプラスに受け取っとくわ。俺はポジティブだからよ。はは、晶押し付けられてる側じゃねぇ? ヘぇ…ハンダ上手いのか。晶が外科医? こえー…想像したらゾッとしちまったぞ俺。」
失礼すぎる(笑)
晶「…さぼっちゃおうかな午後。サボったら一条さん遊んでくれるの? その内容次第かなー?」
海音「おう、もちろん遊んでやるぞ。ちょっと早めにバーで飲んで、そっから二人で綺麗な夜景見に行くとかどうだ? 恋人同士らしくていいだろ。」
晶「昼間から?…夕方からはオンラインで進捗ミーティングに出ないと。会う? こうやって話してる? どっちがいい?」
海音「晶は昼から飲んだことあんま無ぇの? 意外といいぞ昼飲み。なんか特別感あるしよ。んじゃ今から会おうぜ。一旦迎えに行くわ。」
晶「お互いの位置的にマスターのお店で待ち合わせが妥当じゃない? 私30分でつくし。あの店で飲むんでしょ? イチャイチャはしづらいけど、色々美味しいし。」
海音「おう、あの店で飲むつもり。じゃあ晶、先着いたらカウンターで座って待っててくれよ。俺もすぐに行くから。」
晶「わかった。万が一に備えて教授宛の報告書だけプリントアウトしてすぐ向かう。早く会いたいから。」
晶「…海音、大好きよ。最近ちゃんと言ってない気がしたけど、言ってるっけ? あはは、じゃああとでね。」
海音「ふふ、どうしたんだよ。俺も晶の事好きだぞ。愛してる。あんま言葉では交わしてなかったかもな。…っと、俺が先にバーに着いたみてぇだな。マスターと話しながら待ってるわ。」
次回へ続く。
スリラブにリアル感が欠ける要素の一つが、「関係性」で会話がけっこう変わるところ。
付き合う前の友達:口説きが入るしキャラ積極的。
付き合う前のセフレ:愛はなくても友好的。
恋人関係:甘々。
別れた後の友達:別れの原因が重度なほどよそよそしい。
別れた後のセフレ:別れの原因が重度なほど目も当てられない。
みたいな感じ。
付き合う前状態ってすごく貴重だよね。1回きりしかない。口説かれてみたいならここ限定じゃないか。
恋人関係が私にとっては大のネックで、会話にメリハリがなくなるのがもうダメです…(溜息)
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