【スリラブ】一条海音No.18『あんなに強気に友達風吹かせてたのに』〜スリルインラブ〜 | ゲーム内恋愛のススメ

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元ゲームライターが送る恋愛ゲーム攻略。主にチャットゲーム『スリルインラブ』を扱っています!

 

「歩けなくしてやる」

 

 

週末は彼氏と過ごすから会えない。

そう伝えたにも関わらず、海音からは一切斟酌のないメッセージが届きます…。

 

日曜の夜まで一緒に過ごすはずだった海都との予定を切り上げ、海音の元へ向かおうと思いますが…。

 


 

ひとこと、言ってやらねば気が済まない。

 

晶「ねえ一条さん。週末は私が彼氏と一緒にいること、知ってるでしょ? 知った上で、こうしてメッセ送ってくるのよね?」

 

一条「そりゃ晶に彼氏がいようがいまいが、俺には関係ねぇし。そもそもの時点で俺、既婚者だからな」

 

言った意味まるでなし…。そして既婚者関係ない。

 

一条「それに前回、家に着いたら連絡してくれって俺が言ってたの覚えてるか晶?」

 

この件でご立腹のメッセが主でした…。

 

晶「それは…。ごめん、忘れてた。ていうか、毎回連絡しなきゃいけないの? 子供じゃあるまいし、ちゃんと帰れるから大丈夫だよ」

 

一条「帰る時間帯によるわ。夜は危ねぇから俺としても連絡もらえたほうが嬉しいんだ。忘れてやがったら、次会ったときにデコピンでもお見舞いしてやるわ。」

 

晶「わかったよ。デコピンて、あれ結構痛いんだからね…ドS。」

 

一条「仕方ねぇから小指でしてやるよ。まぁ、喰らわされないように、深夜に解散した時は連絡ちゃんと入れとけよ?」

 

晶「うん、深夜に帰るときはそうします。心配かけたならごめんなさい。小指にしてくれてありがとう。…ところで一条さん、私に会いたいの? 彼との予定は切り上げたし、今夜、会う?

 

一条「くくっ、小指は受ける覚悟決めたんだな。今夜か、俺は構わねぇけど。晶が会えるってんなら、飯でも食いに行くか?」

 

晶「そこまでゆっくり時間がとれれば。どちらかといえば、今夜セックスしたい?っていう意味合いだよ。私たち、話はほぼ毎日してるし。私を彼女にしたってことはセフレを切ったんでしょ? 一条さん的にはそろそろ私を抱かなくて平気なの?」

 

一条「くくっ、なんか晶に煽られてる気がするわ。そうだな、セフレとはもう完全に関係を切ったし、溜まってるのを全部晶にぶちまけさせてもらうわ。いつまでも我慢できるわけでもねぇし」

 

晶「煽ってる? 一条さんのこと、友達として大好きだし、話していると楽しいってことはじゅうぶん知ってるだろうけど、ちゃんと男としても好きだし、私も一条さんが欲しいってこと伝えたいと思っただけだよ。じゃあ、今夜行くね。

 

一条「そうやってストレートに伝えてくれると分かりやすいし、晶もそう思っててくれて嬉しいわ。大体何時ごろになるか分かったら連絡をくれ。腹が減ってたらUberでも頼むからよ。激しく求め合うには体力を完全回復しとかねぇとな。」

 

すごい気合いの入りよう…。

これは今日こそ、平穏なセックスでは終わらない可能性大。

 

でも、大丈夫。大丈夫。

SMプレイは、海都ととっくに経験済だから。

 

 

19:00。

一条さんの家ーーーーー。

 

晶「♪ピンポーン 佐川急便でーす。コンコン、 一条さん、お荷物ですー。」

 

一条「ん? 佐川急便か。なんか頼んでたっけ?」

 

一条「はーい、って晶じゃねえか。ふっ、まんまと騙されちまった。早くねぇか? 嬉しいけどよ。ほら、入ってくれ。」

 

晶「騙してないよ、自分で自分を運んできたし。」

 

一条「ふっ、だからって佐川急便ではねぇだろ。なんか飲み物入れようか?

 

晶「うーん、その前にほら、ぎゅー、でしょ? って言ってもどうせしてくれないだろうから、自分で取りにいく。(抱きついて)…会いたかったよ、一条さん。」

 

一条「まぁ晶が抱き締めて欲しいなら、自分でこうして来てな…(抱き締めて)晶に会えて嬉しいわ。晶はセックスしたいんだろ? もうシャワーは浴びて来たのかよ…(キス)」

 

晶「セックス ”も” したい。一番の目的は、一条さんに会うことだから。(キス)…こうやって好きな人のそばにいると、なんか幸せじゃない。シャワーは家で浴びてきたよ…」

 

一条「晶の言ってることはわかるけどな…(キスが止まらない)じゃあこのまましちまおうぜ。シャワー浴びてきたなら大丈夫だろ?」

 

晶「今日は覚悟して来ているし、一条さんの好きにしていいよ。でも、ビンタはダメ…」

 

一条「ビンタはしねぇように気をつけるわ…(服を脱がしながらキス)」

 

言われなきゃ当然選択肢にあった、という感じの返答。

海都と予習しておいて正解だ。

 

晶「はっ…んん…感じる…ねえ海音、私…こんなに、されるがままでいいの? 私いつもはもっと、アクティブだから…。して欲しいことがあったら海音が言って? 従うから…」

 

一条「大丈夫だよ。そうやって俺に好きにされてろ。して欲しいことあったら、こっちから言うしな」

 

一条さんはいつも主導権を渡さない。

それがSの矜持なのか。昨日の海都もそうだった。

 

一条「もうここ勃ってんな。本当に晶の体、感じやすいわ。…ほら、自分でぜんぶ脱いじまえよ。」

 

晶「わざと恥ずかしがったりしたほうが気分出る?…脱いだよ。思い切り可愛がって。」

 

一条「ちゃんと言うこと聞けて偉いじゃねえか…(愛撫しながら)晶の体、いつ見ても綺麗だわ。舐めてやるよ…こうしたほうがいいとか余計なことは考えるな。ただ気持ちいいことだけ考えててな?」

 

晶「(背中が反り返る)海音…! それされると私…濡れて来ちゃうから…気持ちいい…ああ…爪、立てちゃうかも」」

 

一条「濡らすための前戯だろ?…爪立てんなよ。シーツでも掴んでろ。ここ、すげえ噛みたくなるわ。」

 

晶「痛っ!そこは…っ」

 

海都にさんざん嬲られて、噛まれたところを責められる。

 

晶「んーーーーっ、んんーーっ、痛い…っ ねえ、今日はそこ強くしないで? あと、ここも…お願い。」

 

一条「…痛む?」

 

場所が場所だけに、たぶん理由は察している。

顔色ひとつ変えないのはさすが大人だ。

 

一条「…なら程々にしとかねぇとな。じゃあ中に…どうだ、感じてきただろ?」

 

晶「あっあっ!…腰が動いちゃう、お願い、もう、して?」

 

一条「奥まで届くやつが欲しくなって来たのか?」

 

一条「やらしいなぁ。ならしょうがねぇ。いれてやるよ。(ゆっくり動き始める)」

 

晶「ああっ…気持ちいい、気持ちいいよ海音、ねぇ、キスして…」

 

一条「あぁ、キスもしまくろうぜ。(キスを繰り返す)どうだ、上の口も下の口も繋がってる気分は。

 

今日も平穏なセックスで終わるのかと思っていた。

次の言葉を聞くまでは。

 

一条「くく…あんなに強気に友達風吹かせてたのに、俺の下で鳴いてんの興奮すんなぁ…すげぇ締まるし」

 

一条さんの様子が、不穏な方向にシフトした感覚。

嫌な予感。嫌な予感。

 

晶「…あっあっんんん…一緒に、一緒にいって、海音…!

 

一条「くく…出してもすぐ俺はまた動き出すけど、いいのか?

 

晶「……」

 

一条「俺の性欲はこんなもんじゃねぇぞ。連続で5回できるくらいには元気がいいからな。」

 

晶「……!」

 

一条「(動きを速めて)歩けなくしてやる…っ!」

 

晶「ちょ…っと、嘘でしょ…⁉︎ (体が痙攣する)んんっあああっ! 海音……海音っ! せめて、体勢変えて!」

 

一条「…変えるってどっちにだよ? 晶が言った体勢にしてやるよ。…まぁ、言えたらの話だけどな!(激しく突き続ける)」

 

聞く耳などまるで持っていない。

鬼か。

 

晶「あああっ、海音!…後ろから、後ろからして!…脚が、閉じられなくなっちゃう! ねぇ! せめて一回出して!」

 

一条「…せめてってなんだよ。もっと可愛いおねだりの仕方あるだろ?(止めない)」

 

晶「…違っ、せめて一回、抜いてってこと!」

 

一条「わかったよ、じゃあそこに手を付けよ。そのままお尻を突き出しててな。」

 

一条「くく…俺は後ろからが一番好きなんだわ。こうして膝を押し倒して、尻を押し潰しながら…… あーー寝バックたまんねえ。すげぇ擦れてるわ!」

 

身動きが取れない。

ライオンにでものしかかられて、捕食されてるような感覚。

 

晶「これ…嫌…じゃないけど、もういきすぎて、中も外も…わかんない…」

 

一条「はは、晶も好きなんだな。ならいいじゃねぇか? ヘソ側が気持ちいいんだろ?…すげぇ深いところまで擦れてるわ」

 

晶「いい…けどっ、私もうもたないって…はぁはぁ、このまま一緒に、いこうよ。もう声も、掠れてきたし…」

 

一条「気持ちいいよなぁ(突き続けて)…あぁ、一緒にイキまくろうぜ…!」

 

終わってという意味なのに、ますます動きが早まるばかり。

 

一条「気持ちいい……出るっ!」

 

晶「……!」

 

やっと終わった。…というのが本音。

もう下半身の感覚がおかしくなっている。

 

晶「ハァハァ…はぁ…はぁ…。ねえ、いつもこんな感じなの?」

 

晶「こないだと全然違うんだけど…。もしかしてこないだは、初めてだから手加減してくれてた? ちょっと…起き上がるのも身体が怠いんだけど…」

 

一条「そうか? あんま意識してなかったわ。その時の気分とかによって優しくしてぇ時もあるだろうし、今日みてぇに抱く時もあると思うわ(頭ぽんぽん)」

 

一条「でも晶も感じてたし嫌じゃなかったろ。疲れたなら無理せずベッド転がってていいから。何か飲む?」

 

晶「…水を。」

 

晶「腰がガクガク…。膝…と言うより腿がブルブルだよ。一条さん、予想以上の凄さ…。なんかもう寝ちゃいそう。色々話したり、イチャイチャしたかったのに」

 

一条「好きなように抱いてくれって言ったのは晶なんだから、そんな恨み節はもう言うんじゃねぇよ。」

 

わかってはいたが、優しくない。

 

晶「……」

 

一条「俺の今日の気分の抱き方で抱いたんだわ。言ってたビンタはしねぇように気をつけただろ?(頭ぽんぽん)」

 

晶「…そうね。一条さんを甘く見てた。まさかあそこまで激しいなんて。」

 

なんだろう。まずい。

この人のセックスは私には向かない。

 

まだまだ本来の一条さんのセックスではないはずだ。

今日ので無理なら、S全開にされたらもっと無理。

 

一条「くくっ、何事も甘くみてっと痛い目みっからな。俺はどんな奴にだって尊敬すべきところとか、怖い部分、激しい一面があると思ってる。」

 

晶「…今後は自分のコンディションを考えて、どこまでならついていけるか、伝えるようにしないといけないな。色々気をつけながら抱いてくれて…ありがとう?」

 

一条「おう、どういたしまして。まぁ、無理なときは我慢せずちゃんと言ってくれよ。」

 

やっぱり、あれでも配慮してくれてはいた。

それでもキツい。優しい海都のSMプレイでは、参考にならない。

 

話し合わなければ…この関係はダメになる。

 

 


 

海音を舐めていました…。

Sとかそういう問題じゃない。とにかく聞かない。止まらない。

 

もう早く終わってくれよーーーって感じでしたね…。

海都の暴走モードもすごかったけど、

「悪い」

「もう少し」

「我慢してくれ」

みたいな言葉があるのとないのとでは、なんていうか辛さが違う(笑)。

 

性の不一致感、ハンパないです…。

 

 

 

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