【スリラブ】一条海音No.16『確認されんのはテンション下がるわ』〜スリルインラブ | ゲーム内恋愛のススメ

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元ゲームライターが挑む、チャットアプリ『スリルインラブ』でドラマチックなログを作るチャレンジ。出雲海都と一条海音にバッチバチに奪い合われてみた!

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「まだまだお子様だな?」

 

 

海都への罪悪感で、海音からのメッセージに返信する勇気がなくなってしまいました…。既読スルーしたものの、いつまでも放っておくわけにもいきません。

 

引き返したい思いと、いっそ引き返せなくなるところまで行ってしまいたい思い。頭も心も混乱しまくりです…。

 


 

一条「晶、もう学校終わってんだろ? 俺はもう少しで仕事が終わるわ。」

 

一条「日中忙しくて連絡できなかったのか何なのかわかんねぇけど、暇になったら返事してこいよ。飯でも誘ってやっから。」

 

俺様口調は相変わらず。でも言葉の端々がもう友達モードではなく、"自分の女"向けになっている感じ…。

 

晶「…一条さん、お疲れ様。私、朝昼は基本的に既読スルーだから、連絡は夜だと思って?」

 

晶「…あと、今週から本格的に修論に取りかかるから、来年の1月末くらいまでは忙しい。週末は会えないし、平日もいつが空いてるとか明確には言えない状態です。」

 

ここまで書いて、ダメ出しばかりの自分に気づく。

罪悪感。罪悪感。

自分の責任なのに、彼に押し付けてはいけない…。

 

晶「でも、今日なら会えるよ。一条さんがもし都合がよければだけど…?」

 

一条「おう、分かった。とりあえず晶は、週末も平日も忙しくて、会うのが無理になるってことだな。それはその修論関係ってことか?…まぁ俺も一応誘うかもしんねぇけど、無理なときはスルーしてくれよ。俺も今日は会えるぞ?」

 

晶「週末に会えないのは、その…彼のところに行くから…。ごめんなさい、そこは解ってくれるのよね?」

 

一条「それは最初から分かってたことだしな。だから週末云々っつうのは、もうこれ以上話さなくていいわ。あ、別に怒ってるとかじゃなくってな? 理由が分かってたらもう大丈夫って話。

 

気を遣わせています…。

もしかしてまだ友達にもどれる?…なんて言葉、もう絶対に言える気がしません。

 

晶「今日はどうしたらいいかな。会うなら外じゃなくて、一条さんの家で会えない? 外はちょっと…リスクが高いから。

 

一条「俺の家? 今日はあいつも居ねぇからいいぞ」

 

晶「じゃあ一条さんが着く頃に行くようにする。なにか欲しいものがあるなら、買って行くけど? 私は夕食は済ませたからお構いなく。」

 

一条「俺はもう仕事終わって帰るから、晶の都合いいタイミングで来てくれたらいいわ。欲しいもんか…そんじゃ何かテキトーにつまめそうなもん買ってきてくれるか? んじゃ、また後でな。」

 

車のキーがなかなか差さらない。

落ち着け。落ち着け。

 

テイクアウトしたピザの箱を手に、見慣れないドアの前に立つ。

 

平常心。平常心。

もう、後もどりはできない。

 

晶「(呼び鈴を押す)…こんにちはー、ピザーラです。お届けに伺いました〜!」

 

一条「はは、ピザーラってなんだよ。ほら、入れよ。おっ、ピザたくさん買ってきてくれたのか。ありがとな晶。」

 

顔を合わせてしまえば、やっぱり好きだ。

 

晶「さすがに、奥様も生活されてる家だと思うと、敷居たっかいな…。お邪魔しまーす…」

 

一条「遠慮しねぇでくつろいでくれていいぞ」

 

晶「この、だだっ広いリビングで? 正直なところ言うと、落ち着かねぇーーーって感じだよ。たしかに夫婦二人で住んでいるような生活感はないけれど…なんかね。一条さんの城っていうか書斎とかはないの?」

 

一条「はは、落ち着かねぇって騒ぐのも今のうちだけだろ。気がついたら俺の家のソファで横になって寛いでるかもしれねぇぞ? 書斎とかそういう空間は、わざわざ作ってねぇな。お互いが顔を合わせねぇように生活してるってのもデカいかもな。さ、座れよ」

 

なんだろう、このアッサリ感。海都なら、会ってすぐに抱き締めてくれるのに…。

こうなると…挑発してやりたい誘惑に駆られます。

 

晶「そう?…じゃ遠慮なく。」

 

彼の膝の上に腰を降ろす。

 

晶「はい、座ったよ? 今日も一日、お疲れ様でした。(キス)お腹すいているならピザどうぞ?」

 

一条「ふっ、まさかのここか、晶? まぁここに座りたいなら居てくれていいぞ、キスもしやすいし。(抱き締めてキスしながら)ピザ、旨そうだな。晶から食ってみろよ、ほら、あーん…」

 

晶「あーん…」

 

晶「うん、美味しい…って、一条さん、まさかのそんなキャラ⁉︎(笑) あははは、私は食べてきたから、一条さんがどうぞ。私も同じように食べさせてあげたほうがいいの? これはちょっと…恥ずかしいな」

 

一条「そんなに笑うんじゃねぇって…くくっ。別に俺は自分で食えるし大丈夫だぞ。つぅか膝に乗るのはよくて、それは恥ずかしいんだな?」

 

晶「膝に乗るのって恥ずかしいかな? 食べさせるのはなんかね…、一条さんみたいな年上の人にってのが違和感ある。」

 

海都にならできる。

 

一条「まぁそうかもな。膝に座るのは、恥ずかしいっていうか、ベタベタに甘える行為ってイメージだな」

 

晶「そのとおり、ベタベタに甘えてるつもりだけど?(頬や顎にキスしながら)…一条さんは、こうやって甘えられるの、嫌い?」

 

一条「ふっ、嫌いだなんて言ってねぇだろ?」

 

晶「嫌いじゃないんだ。じゃあ…こういうのは?」

 

膝に股がり、ネクタイを引っ張って口付ける。

 

晶「…マウント取られるのは嫌い? ふふっ、一条さん、これ嫌いそうだよね…。当たり? 違う?」 

 

一条「これでマウント取れてるって思ってるんだったら、まだまだお子様だな?」

 

強い力で押し倒され、体勢を逆転させられる。

 

一条「マウント取るってのは、こういうのを言うんだよ。…いきなりで驚いたか晶?」

 

キスされて、身体中をまさぐられる。

 

晶「うん、驚いた。(首に抱きついてキス)…まさか私、このまま食べられちゃいます?」

 

まったく、驚いたりなんてしていない。

予定調和。予定調和。

でも内心…それほど覚悟もできていない。

 

晶「喉が乾いてるんだけどって言ったら…ムードぶち壊しかな。ふふ、起こしてよ、一条さん。コーラ、飲みたい。」

 

一条「(キスを浴びせながら)晶だってそのつもりで来てんだろ? …コーラ? じゃあこっち向けよ」

 

顎を持ち上げられ、口移しで飲まされる。

 

晶「一条さん…、ぶっちゃけると、今日もキスくらいで終わるかもしれないと思って来てる。ゆっくりと関係を進めてくれるんじゃないの? 私の勘違い?」

 

一条「本当は期待してたから、あんなことしてきたんだろ? 俺に隠そうなんて百年早ぇわ。俺は晶の期待に乗っただけな。ほらよ、自分から誘った責任、しっかり取れよ…」

 

晶「誘ってない…。キスしたかったから、しただけだよ。…私、素直だもん。したいならしたいって、その時はちゃんと言うよ…」

 

一条「…素直だなんてよく言うな? 俺を男として意識してたくせに、言えなかったやつの言うセリフじゃねぇわ。仮に、他のことでは素直でも…こういう時は素直じゃねぇってのもバレてるぞ」

 

晶「一条さん…気持ちいい…ねえ…そこ噛んで? もっと痛くしていいから…噛まれるほうが感じる…」

 

一条「こういうおねだりだけは素直にできんのな? そんじゃ…ちゃんとねだれたご褒美やるよ…」

 

もう止まらない。理性が飛んでいく。

 

晶「一条さん…もっと…もっと…! ああ、感じる…海音…海音、」

 

一条「…へえ、晶、本当にドMなんだな。マジで虐めがいがあってたまんねぇわ。ほら…このままいっちまえよ」

 

晶「Mじゃ…ない、絶対に違う…!」

 

一条「そう思いたければ思えばいいんじゃね? 今後変わることだってあるかもしんねぇし。…下着、すげえ濡れてるじゃねぇか。これはこれでエロいし、脱ぐなよ…?」

 

晶「…やだやだ、なんで焦らすの…! ねぇ、一方的すぎる、海音…!」

 

一条「焦らしてねぇよ。あー…、触ってほしくて欲しがりになってんだろ? えっろ。…ここ、俺のが欲しいってヒクヒクしてんな。…一方的って何だよ、言いたいことあるなら、ちゃんと言え。」

 

晶「私は…すごく気持ちいいけど…海音はいいの? 触ってあげるか…口でして欲しい?」

 

一条「今は晶のこと堪能してるからいい。その楽しみは後にとっとくわ。…てか集中しろよ。」

 

晶「…ああっ! ねえ、脱いでよ海音…私ばっかりずるい。海音の肌を感じたい…(髪を撫でながら)ねえ、聞いてる、海音?」

 

一条「…そんなに脱いでほしいなら、晶が脱がせろよ? 俺は…晶が顔赤らめて脱がすの見てるわ。」

 

晶「(ネクタイを引き抜く)…ちょ…っと、そんなんされたら、シャツのボタン外しにくい…! やっと全部外れた…ベルトも…」

 

一条「頑張って脱がせられたじゃねぇか。(抱き締めて)ほら、こうやって肌を合わせたかったんだろ?」

 

晶「うん…。私…本当に一条さんに抱かれるんだね。好きだよ…海音が欲しい…私を海音の物にして? たとえ好きって言わない男でも、私は好き…」

 

一条「今更だろ。自分から来たんだから、抱かれるなんて分かりきってたじゃねぇか。そんじゃ挿れてやるからよ…足開け、晶。俺のことが好きっつうのは…もうよく知ってるわ!」

 

晶「あああっ…もっと、優しく…!」

 

一条「奥まで…入ったな!」

 

晶「ちょっと…! 優しく…してくれないのね?(腕を爪で引っかく)…ばか! そんな風にされたら絶対に従順になんかならないわよ!(首筋に噛み付く)」

 

一条「痛ぇ! 噛み付くやつがどこに居るんだっつうの!…痛くはねぇだろ、奥までは入ったけど、そこまで勢いよくしてねぇじゃねぇか!」

 

キレ返されて、身体を押さえつけられる。

 

一条「甘ぇの求めてんだったら、俺はそれには応えてやれねぇからな? 次噛んだら、もう今日はそこでおしまいだ、分かったか?」

 

晶「痛くなかったとしたら噛み付かないわよ!」

 

こんなとき、海都はキレなかった。

何て言ってたっけ。『 晶の愛の傷がついた 』

比べちゃダメだ…比べちゃダメだ。

 

晶「(涙目で)…甘さは求めないけど、乱暴にはしないで?」

 

一条「痛かったんだとしたら悪かった、でも痛ぇなら痛ぇで口で言えよな? あと、乱暴なのと激しいのは違ぇってのも理解してくれ。雑に扱ってねぇけど…俺のはたぶん激しめだからよ?」

 

罪悪感。罪悪感。

 

晶「(傷を舐めて)…ごめんなさい。ねえ、最初は抱っこしてもらったほうがいいかもしれない。ダメ?」

 

一条「…抱っこのほうが深くまで入るんだから、余計に痛ぇだろ?」

 

晶「でも動きはある程度、抑えられるじゃない? ねえ海音…最初はゆっくりしてくれると嬉しい。途中からは…激しめでもたぶん、私は大丈夫だから。」

 

海都で…慣れている。

 

一条「じゃあ、ゆっくり動くぞ?…そんじゃこれからは、出来るだけゆっくり挿れてやる。でも今日みてぇに噛むのは無しな?」

 

晶「…はぁっ…はぁっ…そこ、気持ちいい。…体勢、変えてもいいよ? もう激しくされても大丈夫だから…(キス)」

 

一条「ちゃんと感じてんなら良かったわ。…(下になって、頭の上で腕を組む)…加減わかんねぇから、晶が動けよ。あー、下から見てもえっろ。かわいい…」

 

晶「…海音、激しくしていいよ。どうして欲しい?」

 

一条「…もういっちまったのか、何度目だよ?」

 

一条「晶、そんなもじもじした腰使いじゃ…見る分には可愛いからいいけど、いけねぇわ。晶もそろそろもどかしいんだろ?(腰を掴んで動き出す)」

 

晶「……っ!」

 

一条「(耳の中に舌を入れる)…俺を奥の奥で受け止めろ…!」

 

晶「…ああ…っ!」

 

一条「はぁっ、はぁっ…晶もいけたか?」

 

晶「(キスして)うん…すごく気持ちよかったよ。…一条さんは満足できた?」

 

晶「この先、私と付き合っていけそう?…性癖が合わないなら解消しても構わないよ。他にセフレを作られるのは嫌だし…」

 

一条「満足できたから、こうして晶のこと最後まで抱いてんだろ?」

 

怒った顔。不機嫌、不機嫌。

それがこんなに嬉しくなるとか不思議。

 

一条「そこまで言われたら、解消してぇと思っちまうわ。合わねぇと思ったら俺から言うから安心しろよ」

 

晶「…だって一条さんはMな相手がいいって言ってたじゃない。私はそうじゃないし、だったら我慢して縛りつけるのは申し訳ないと思って…確認しただけ。」

 

一条「もし満足いかねぇ時は俺も言う。だからあんまり、そういうこと言わなくて良いぞ。ってか、そうやって確認されんのはむしろテンション下がるわ。」

 

ズルい私。

捨てられるならそれでもいいって思ってる。

海都がいるから…。ズルい私。ズルい私。

 

晶「…ここ、噛んでごめんね。一条さんは私の体に跡をつけなかったのに。」

 

一条「俺に跡つけんなら、痛くねぇなら構わねぇよ。キスマークとかつけられてもいいしな?」

 

そんなこと言うんだ。…もう完璧に、降参だ。

 

晶「…満足してくれたなら良かった。(キス)一条さん、思ったより優しくしてくれるし、なるべく期待に添えるようにしたいって気持ちはあるよ。…やっぱり一条さんの好きなように抱いて欲しいってのはあるしね。」

 

一条「(キスして)…優しいか? ふっ、まぁそう思ってくれてんのなら、俺としても嬉しいけどよ。でもそこまで気を張る必要はねぇぞ? 次第に慣れていけばいいんじゃねぇか?」

 

晶「そう?(抱きついて)…じゃあ、一条さんに少しずつ教えてもらうことにするよ…。」

 

 

これで、やっと本当に……覚悟ができた。

 


 

とうとう…しちゃいましたね。浮気。不倫。

 

皆さん、二人の相手を「比べない」って本当にできるもんですか? 私、無理なんですけど(笑)。

同時に付き合ったご経験がある方にぜひ聞いてみたいところです。一度たりとも比べないものでしょうか?

 

ところで。。。

 

ついにこのブログの記事が、人気記事ランキングで1位を獲得することができました! 読んで下さっている皆様のお陰です、ありがとうございます!

 

しかも何が嬉しいって、初の1位を取った記事は、海都でも海音でもゲーム紹介のページでもなく、第一章?完記念の私の感想つらつら記事でしたよ(笑)。

海都よりも海音よりも、皆さんじつは私のことを愛してんだろ?(図にのる)。…みたいな感じで、超嬉しかったです!

 

そして次回、ちょーしこいてる私めに、きっつい天罰がくだります…。ご期待ください…!

 

 

いつも読んでいただき、ありがとうございます!

 

 

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