桜が満開になり、新年度になりました!

 

うちの兄さんたちは無事進級したようで、上が大学4年生(理系)、下が大学2年生(文系)になりました。(特に下の場合、直接の報告もなく、学費の振込用紙が来たので大丈夫なんでしょう…。)

 

大学4年ともなると就職活動で忙しくなりますが、うちの場合は院進するので、本格的な就職活動は行っていません。(サークルのお友達の付き合い等で、昨年就活イベントには参加していた模様。)

 

ただ、息子の中学や高校の同級生が来年の今頃は社会人かーと思うと、ちょっぴり感慨深いですね。

 

さて、今年の新社会人のために、オタク会計士chの山田真哉さんが有料級の動画を上げてくださいました。

 

「社会保険料で元を取る方法など給与明細の裏の読み方!7つのポイント」

 

社会人○年目の方でも、給与明細ってマジマジと見たことってあります?

会社の労務に絶対の信頼を置いているのであれば、詳細に確認しなくても済みそうですが、ヒューマンエラーはどうしても起きがち。なので、新年度に入ったらきちんと確認した方が良さそうです(担当が変わる可能性があるし…)。

 

一般的に分かりづらいのは、割増賃金控除の部分だと思います。上記の動画では超オーソドックスな会社員の給与明細を例に、ポイントを絞って非常に分かりやすく解説されています。

新社会人はもちろん、これまでよく分かってなかった方も必見の内容だと思いました。

 

動画に出てきた健康保険の料率は各都道府県で異なります。最も高いのが佐賀県で10.42%、最も低いのは新潟県で9.35%です(平均は10%)。

 

動画では社保だけで14%も取られていると解説しています。

40歳以上は介護保険料も発生するので、東京の協会けんぽ加入であれば、14.94%と約15%近くにもなります。

それでも、健康保険料(介護保険料含む)は去年よりちょっぴり下がっているんですけどね…。

雇用保険の0.6%も合わせると、15.54%になります。さらに所得税も引かれて、2年目以降はそこに住民税も加わります。

 

以上、賃金に関してはおおよそ動画どおりの仕組みと認識しておけば間違いないです。

ただ山田さんの仰るとおり、個々の場合での労働条件は異なります。

それについては就業規則や賃金規定、雇用契約書にきちんと書いてあるはずなので、ちょっと面倒ですが目は通しておきましょう。(保険証をもらったら、どこの保険組合か、HPで料率も調べておけば完璧キラキラ

特に賃金規定では欠勤や早退した際の控除金額計算方法なども書いてあるはず。自分の明細と合わせて確認してみてはいかがでしょうか。

 

小さな会社で就業規則や賃金規定なんてものはウチにはない!と言われたら、雇用契約書的なものは絶対にあるはずなので、内容を確認してください。不明点は必ず聞くこと!

 

以上の知識があれば、とりあえず新社会人として給与の心構えはオッケーですね!グッ

すっかりご無沙汰になってしまいました。

元旦にコロナ感染し(年末に長男がおそらくバイト先でかかったのをもらった)、数ヶ月間絶不調でした。初感染で、とにかく喉の焼けるような痛みがキツかったです。まだたまに咳き込みます。5類になっても、コロナを舐めてはいけません。

 

そして、気がつけば大学受験も国公立後期が終わり、その発表&繰上げを待つのみ。

今年もいよいよ大詰めとなりました。

 

合格された、受験生&保護者の皆様、おめでとうございます。

 

惜しくも敗れた受験生さんたちは3月いっぱいまで朗報を待ってみましょう。

昨年はほとんど繰上げの見込みはありませんでしたが(特にMARCH)、今年は期待してもいいのかな…。

 

というのも、年々私大の推薦率が上がり、私大専願者の年内合格者も増え続けています。もはや一般で受験するのは、国公立志望組とその私大併願がメインとなりつつあります。もちろん、日東駒専以上はまだまだ私大専願もいるとは思いますが、数年後にはどうなっていることやら…。

 

特に今年は2022年度から改定された高等学校の学習指導要領のおかげで、難関中堅問わず年内合格を目指した人も多いハズ。

すでに2023年の一般入試で入学した比率が4割を切っており、2024年はもっと増えるでしょうねー。

 

 

 

こちらは2024年主な私大の志願者&合格者速報になります。

 

 

明治と法政は志願者数が増えたにもかかわらず、現時点で合格者数を大幅に減らしています。

立教と中央はその真逆となりました。

MARCHに関しては昨年とほとんど倍率も変わらないので、やはり期待薄かも…。

ただ中央は推薦も含めての合格者数なので、どうかな…動いてくれるかな…。

 

というか、繰り上がり予想はオフィス藤原の藤原先生などご専門の方がいらっしゃるので、↑はほとんど素人の想像に過ぎませんが、期待せず待ってみましょう!

 

そんな中、国公立では前期の合格発表が終わり、二次募集も始まっています。

 

 

そこで気になったのが、東北農林専門職大学です!

 

 

 

”東北農林専門職大学は、令和6年4月に開学する、東北初の公立の農林業系専門職大学です。
将来の山形、東北、日本をけん引する農林業経営者等を養成します。

<本学の学びの特色>
農林業の生産や経営等に係る知識と、理論に裏付けられた技術、地域活性化に向けた課題解決の実践的手法、関連分野の知識(加工・販売、建築、観光等)などを学びます。
講義だけでなく、先進農林業経営体での3年間計90日の実習をはじめ、フィールドワークや卒業単位数の1/3以上の学内外での豊富な実習で、理論と実践をバランス良く学べます。”

 

えええ、面白そう!

しかも公立大学なのに、なぜ初年度定員割れしてしまったのか。

 

 

知名度もさることながら、個人的にはここに答えがあるような気がしました。

 

 

入学金が県外者564,000円!

授業料は他の公立大ぐらいなのに…。

 

公立大の入学金に関しては、その自治体に住んでいる人は入学金が半額になるイメージなのですが、県内に住んでいたとしても282000円と少々お高めです。

しかも、実習実験費等の納付を別途求めることがありますとの記載がありました。

 

正直、専門職大学のイメージって皆さんいかがですか?

2019年に設置されて以来、公立2校(静岡と兵庫)、私立17校があります。

 

 

調べてみると他の公立専門職大学も他県からの入学となると入学金が高い…。

そもそも、県内在住者であっても決して安くはないお値段設定です。

ただ静岡(農林系)と兵庫(芸術系)の公立専門職大学は立地のせいか、志願者はそれなりにいます。

 

専門職大学に関しては現状こういった大学もあります。

 

元々定員40名で、一般は10名しか募集していないのに、昨年の入学者は一般で1、総合型2の計3名。

 

現時点での今年の入試結果はどうかというと、

 

令和6年度(2024年度)総合型選抜Ⅰ(オープンキャンパス参加型)試験

合格者1名

 

1名!!!

去年は2名志願して2名合格、2名入学したから前年比50%になります。

 

1年から実践的かつ学生の数より教授の数の方が多い点からも、予算が許すのであればオススメだと思いますが…現実は厳しいですね。

 

うまくいかない理由についても語られています。

 

立地、知名度、難易度、イメージ、学費…。

他にも色々な理由はあると思いますが、結果、東北農林専門職大学は電動モビリティシステム専門職大学同様、地元からも受験者を集められなかったわけです。

 

この少子化にあって、大学を新設するという意義も問われつつありますが、専門職大学のあり方も含めて議論する余地がありそうです。

東京電機大学が一般選抜に情報系外部試験利用を2024年度から新設するようです。

 

一般選抜(情報系外部試験利用) ※2024年度新設 | 東京電機大学

 

出願条件は、以下のとおり。


「基本情報技術者試験」または「応用情報技術者試験」に合格し、書類提出期間内に独立行政法人 情報処理推進機構が発行する合格証明書(原本)を提出できる者。
(「基本情報技術者試験」および「応用情報技術者試験」より高度な知識・技能を必要とし、同機構が実施する上位資格試験(例:ネットワークスペシャリスト試験、システムアーキテクト試験など)の資格を有する場合は要相談)

 

以上の資格があれば、理科(国語選択を含む)の試験を免除してくれます。

数学や英語が得意で、かつ有資格であれば、めちゃくちゃ美味しい入試方式ですね。

しかも、一般選抜(前期)および一般選抜(前期・英語外部試験利用)と同一日程で併願も可能。一般選抜(前期)および一般選抜(前期・英語外部試験利用)と併願の場合は入学検定料を割引してくれるとのこと。

 

対象はシステムデザイン工学部 / 未来科学部 / 理工学部(理学系、情報システムデザイン学系、電子情報・生体医工学系)です。

 

ところで、「基本情報技術者試験」または「応用情報技術者試験」とはどういった試験なのでしょうか。

 

まずは「基本情報技術者試験」から。

 

基本情報技術者試験とは? 

 

"基本情報技術者の試験は、2021年以降の合格率が約40%で、決して難易度が低い試験ではありません。
しかし、十分な勉強時間を確保し効果的な対策を行えば、独学でも十分に合格を目指せる試験です。"
 

勉強時間に関しては、"ITに関する基本的な知識がある場合、合計で50時間ほどの勉強時間でも、十分に合格を目指すことが可能”ですし、そうじゃなくても"1日に2~3時間の勉強を、約2~3カ月"続ければ200時間ほどで合格できるそうなので、受験に本腰をまだ入れていない高1や高2の時にチャレンジしてみても面白そう。

 

それにプラスして英検準ニ級以上を取れば、英語の勉強も平行してできるし、何より前期・英語外部試験利用(英検はスコア1728以上でOK)と併願も可能なので、電機大に絶対行きたい人は、共に挑戦する価値がありそうです。

 

しかも、「基本情報技術者試験」は2023年4月からCBT受験できるようになりました。お近くのテストセンターで随時受験できます(下記サイトから検索できます)。

 

基本情報技術者試験(FE) | CBT-Solutions CBT/PBT試験 受験者ポータルサイト

 

なお、試験自体は基本的な知識を問う科目Aと実務知識に近い科目Bで構成されているそうです。(以下、サイトより一部抜粋)

 

科目Aの出題内容は3つ。
・テクノロジ系(基礎理論・コンピュータシステム・技術要素・開発技術)
・マネジメント系(プロジェクトマネジメント・サービスマネジメント)
・ストラテジ系(企業と法務・経営戦略・システム戦略)

科目Bの試験は「アルゴリズムとプログラミング」(擬似言語による出題)と「情報セキュリティ」の二分野中心の構成。想定される出題割合は「アルゴリズムとプログラミング」が8割程度、「情報セキュリティ」が2割程度。

午後試験で実施されていたJavaやPythonなどの個別プログラミング言語による出題はなくなり、科目Bの試験では擬似言語による出題に統一されています。

 

合格基準は、科目A、Bの各試験ともに1,000点満点中600点以上です。

 

基本情報技術者試験の難易度は?科目B試験の擬似言語は難しい? 

 

さて、「応用情報技術者試験」の方はどうでしょうか。

どうも、こちらの方が難易度高めのようです。

 

応用情報技術者試験の合格率と難易度は?

 

 

「応用情報技術者試験」の方は余力があれば…という感じでしょうか。

こちらに合格することで何かプラスになれば別ですが、入試要項を見る限り「応用情報技術者試験」があっても、「基本情報技術者試験」より有利に働くこともなさそうです。

 

今や受験は情報戦と言いますが、総合型や学校推薦型はもちろん、一般受験に関しても早い段階から情報をゲットし、準備することでより有利に持っていけるのは間違いなさそうです。

大学受験の情報格差がますます広がっていきそうな予感…。

 

余談ですが、上智が今年も易化傾向とのこと。しかも、激しく易化です!

特に理工学部。

 

 

藤原先生が激しく訴えていました(笑)。

TEAPは受験した方がいいって散々これまで言ったぞって。

 

こういう内容の動画を見る度に、大抵の人が情報も何も知らず突撃して行くんだろうなあ、もったいないなあと思うわけです。

ウチ、大学受験、終わってるのに(笑)。

 

言い訳すると(笑)少子化にあって各大学の行く末的なものを、受験情報を通じて知っておく必要があるのかなあなんて、最近は思っています(と最もなこと言いつつ、家族にはほぼ趣味とみなされる件…)。

 

高等教育が少子化の影響で、どんな風に変わっていくのか。

序列、偏差値etc。

 

また、自分自身も学び直しの機会を探っている最中なので、こんな自分でも高等教育に触れられる機会が今後ますます広がっていくのを期待しつつ…今は、簿記やら給与計算検定やらの合格を目指して、ぼちぼちがんばりまーすニコニコ