第38回いぶすき菜の花マラソン完走記~鹿児島マラソンが始まってから、いぶすきの出場者は減っている | 「最後まで諦めない」~医師、時々作家、そしてランナー

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医師であり、時々作家、そしてランナーである筆者が日々の出来事について徒然なるままに綴っております。「最後まで歩かない」事をレースでも、人生でも目指しております。

今日は日曜日です。

私は鹿児島県指宿市で開催された”第38回いぶすき菜の花マラソン“に出場しました。

タイムは3時間25分55秒でした。

目標としていた3時間25分前後のタイムで完走出来ましたし、昨年の自身のタイムより約3分速く完走出来ました。

何しろ12月に出場した防府読売マラソンのタイムとほとんど変わらないのだから、今日の指宿の気象条件が如何に走りやすかったか分かると思います。

手持ちのGarmin ForeAthlete 935XTJの計測によれば、42.39キロを3時間25分55秒かけて走り、2580カロリーを消費しています。

平均ペースはキロ4:51分、平均心拍数152bpm、最高心拍数169bpm、高等上昇は425mでした。

今日の指宿、天候も予報程には暑くならず、私が走っている間は基本曇りでした。

相変わらず大会前に練習量もテーパリングせず、スイーツも控えないまま大会に臨んでいます。

元々アップダウンがきつく、当日の気温も高め予報となると、大会前のモチベーションは上がらないのが普通だと思います。

しかし、今日のいぶすき菜の花はランナーにとって、千載一遇のチャンスを与えてくれました。

招待選手として出場した川内優輝選手は大会新記録で優勝した事からも、走りやすいコンディションだった事は否めません。

スタート前にちょっと寒いと感じる位が丁度いいと私は思いますが、今日の指宿はまさにそんなコンディションでした。

さすがにお昼頃にはちょっと暑いなと感じましたが、ウェアはノースリーブのランシャツ、アームガードなしで丁度よかったです。

昨日、指宿駅から受付会場である市民体育館に向かうのに、タクシーを利用しました。

タクシーの運転手さんに聞いて知ったのですが、鹿児島マラソンが始まってから、いぶすき菜の花への出場者は年々減少傾向にあるそうです。

過去最高だった時は1万9千人が出場していたそうです。しかし、今年の出場者は1万3千人程度です。

いぶすき菜の花の開催時期は1月初旬、対して鹿児島の開催時期は3月初旬です。又、鹿児島は抽選型大会なので、競合するとは思いませんでした。

しかし、指宿が元々交通アクセスが余りよいとは言えない事や、鹿児島県を訪れるのは年に一度で十分だと考える方が多いのは事実のようです。

いぶすき菜の花に出場する人達が皆指宿市内に宿泊出来る訳はなく、昨日もわざわざ鹿児島から前日受付をするためだけに、指宿まで来ている人も少なからずいました。

昨年までは“せごどん”効果もあったのかもしれません。

鹿児島マラソンの開催時期は東京マラソンと重なります。従って、私は今までどおり、いぶすき菜の花に出場し続けると思います。

いぶすき菜の花が今後出場者数の減少に歯止めをかけるために、どのような対策を取るのか注視したいです。

それにしても、いぶすき菜の花の翌日にハーフマラソンをぶちこんだ自身の決断は余り利口ではないと思う今日の私です。