「最後まで諦めない」~医師、時々作家、そしてランナー
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2033橘湾岸スーパーマラニック春の野母崎・諫早ステージ E217の部出走記~来年は5時スタート

今日は木曜日です。

 

今年のGWは人によりけりだと思いますが、最大9連休となる方もいるでしょう。私は1,2日は終日、6日は午前中は普通に仕事

です。

 

5月8日に新型コロナの感染症法の位置づけが2類から5類に変わります。しかし、感染者数は増加傾向にあります。今年は4年ぶりの行動制限のないGWを楽しんでいる方も多いです。

 

5月8日移行、これまで無料だったコロナの検査も有料になります。どの地域で感染者が増加しているのかも分からなくなります。

 

又、これまで保健所が行っていた入院が必要な患者さんの調整に関しても個々の医療機関で行わなければなりません。一体、どうなるのかなと不安は感じています。

 

さて、私は5月3日、4日にかけて開催されている“2023長崎橘湾岸スーパーマラニック273春の野母崎・諫早ステージ”のE217 の

部に出場しました。

 

結果は77.3キロ地点の伊王島大橋付近エイドでリタイアしています。まだ、時間は18時を少し回ったぐらいで、関門に引っ掛かった訳ではありません。止め方としては不本意なものです。

 

私は2018年にL173部門に出場し、25時間53分21秒で完走しています。この時のタイムを今出せるかと言われたら、正直無理でしょう。

 

2019年には橘湾岸スーパーマラニックが開催される時期には腰を傷めており、この年エントリーしていたE217 部門への出場は断念しています。

 

他にもウルトラには出場したのですが、完走出来た大会はありませんでした。

 

そして、2020年から2022年に関してはコロナ禍のために、多くの超ウルトラやウルトラが中止になっています。

 

それでも、橘湾岸スーパーマラニックは2022年5月に規模を縮小しながらも開催しています。昨年のGWによくぞ開催したなと

思います。

 

この年、私もE217 にエントリーはしていましたが、18時まで仕事をしてから長崎に向かうと着くのが23時頃になるので、出場を断念しています。

 

今年も開催されたとしても、長崎に着くのが遅くなって無理だろうと思っていましたが、西九州新幹線の開通により、山口と長崎

の距離は随分短くなっています。

 

6時20分台の新山口駅発の新幹線にのれば、佐賀県が新幹線着工を拒否したので、細かい乗り換えは生じますが、20時20分過ぎには長崎駅に着きます。僅か2時間ほどで長崎に行く事が可能になっているとは驚きました。

 

実際、長崎駅に到着してみると、2018年の長崎駅とはまるで違っていました。まだ、新設された長崎駅周辺は工事が行われて

いましたので、ちょっと戸惑いましたが、東口近辺の工事がおわれば、もっとスッキリして分かりやすくなりそうです。

 

レースですが、E217 部門とL173部門はフルマラソン1本分しか距離は変わらないから大した事はないと考えたらえらい目に遭います。

 

特にフルマラソンでサブ3.5程度の記録を有している人は午前7時スタートが推奨されていますが、スタート前に挨拶された大会実行委員会の阿部さんが「7時スタートのE217 は非常に厳しい」と仰ったので驚いています。

 

私の場合は2020年2月以降、100キロウルトラにすら出場していませんし、超ウルトラに至っては実に5年ぶりでしたので、伊王島のエイドに着いた時点で、フィジカルのダメージが凄すぎると感じたのでリタイアしています。

 

超ウルトラはメンタル割、フィジカル1割と言われますが、途中で気持ちが切れてしまった私はメンタルが弱かったと感じています。ゆっくりでもいいから走る割合を増やさないとダメです。

 

もし、今回L173に出場していたとしても28時間以内に完走出来ていたかどうかは分かりません。

 

このままE217 に出場しないのもしゃくなので、来年は5時スタートを選び再挑戦したいと思っています。

 

早めのリタイアと西九州新幹線効果で何と3日のうちに山口に戻る事が出来たのは幸いでした。もし、変にもう少し頑張ろうと

思ったら、3日の夜はとんでもないところで過ごし、4日のお昼ごろにようやく帰路についていた気がします。

 

ちなみ長崎駅発20時20分の新幹線にのると、武雄温泉でみどりに乗り換え新鳥栖駅まで行き、新鳥栖駅から新山口駅に向かう最終便に乗ると22時30分に新山口駅に着きます。長崎も日帰り圏内になったなと私は思っています。

 

2023年はウルトラの大会にも2022年以前とは違って幾つか出場する予定も立てています。2024年の橘湾岸スーパーマラニック、叩きのめされるかもしれませんが、懲りずにE217 に出場しようと思う今日の私です。

 

 

 

 

 

長野マラソン2023完走記〜昨年も長野マラソンは開催されていた事に驚いた

今日は日曜日です。


私は長野県長野市で開催された〝長野マラソン2023〝に出場しました。


3月26日にさが桜マラソンに出場して以降、大会への出場が途絶えていましたので、約1ヶ月振りの大会出場でした。


週間天気予報によれば、今日の長野は最低気温が2℃、最高気温は16℃の予報でした。


4月のマラソン大会としては、むしろ寒過ぎるなと思っていました。


しかし、予報よりも気温は上がり、8時20分のスタート時点でも、寒くはなかったです。


又、その後も気温は上がり、風が強い区間もあり、やはり冬場の大会とは違うなと感じました。


気温が高くなったせいか、私は序盤からばててしまい、記録には拘らずに完走だけはしようと、途中から目標を下方修正しています。


3時間半を久しぶりに切りたいと思っていましたが、結局グロス3時間37分29秒(ネット3時間36分33秒)でフィニッシュしました。


暑さや風の影響で後半失速はしたものの、順位はむしろ上げる事が出来た事や最後まで走り切った事は評価したいと思っています。


さて、私は長野マラソンも他の大会と同様に2020年から2022年までの間は中止となり、今年4年振りに大会が開催されるのかと思っていました。


しかし、それは私の勘違いで、昨年は出場人数を例年の約半分に絞り、更に大会前日の受付で抗原検査を行って、陰性が証明出来た人しか出場出来なかったそうです。


今年も長野マラソンは大会の10日前からLINEで健康観察の記録を入力しなければならなかったので、他の大会よりは厳しいなと感じました。


長野マラソンに興味がある方のために書いておきますが、長野マラソンは受付会場、スタート地点、フィニッシュ地点がそれぞれ異なります。


東京や大阪ほどの煩わしさはないにしても、ちょっとややこしいです。


フィニッシュ会場から長野駅方面へのシャトルバスも出ていますが、これには絶対に乗ってはいけません。


篠ノ井駅行きのシャトルバスに乗り、篠ノ井駅から長野駅まで電車で行くのが最適です。ただ、長野電鉄は未だに交通系ICを使えませんので、切符を買わないといけません。


コースは全体にフラットで、大した坂はないですが、やはり長野と言えども4月は気温が高くなります。


これで、次に走るフルマラソンは8月の北海道マラソンだなと思う今日の私です。












私の外反母趾闘病記~術後2年が経過、術前の事を思えば、思い切って手術を受けて本当によかった

今日は月曜日です。今日から新年度が本格的に始まります。

 

私の診療所は年度が替わったからと言って、特に人事異動などがあるわけでもないです。ニュースで対面での入社式が〇年ぶりに

行わると報じられているのを見ると、コロナ禍が長きに亘って続いている事を実感します。

 

現在は感染状況はある程度落ち着いていますが、まだコロナ禍が完全に収束するまでは時間を要すると思います。今年も5月の連休明けや8月のお盆休み明けなどに感染者が増加する時期は来るでしょう。

 

医療や介護の世界は第8波の際にクラスター感染が起こり、大変な状況を経験したところも多いので、そう簡単には「ウィズコロナ」に舵は切れないだろうと感じています。

 

さて、私は2021年4月1日に南町田病院で両足の外反母趾の手術を受けました。執刀して下さったのは「足のクリニック表参道」を

経営している桑原靖先生です。

 

ご存じの方も多いと思いますが、桑原先生の手術を受ける場合、南町田病院を一度受診し、外来で診察と術前検査を受ける必要が

あります。

 

その後は、手術前日の午後に入院し、手術当日に全身麻酔で手術を受けます。そして、翌日の朝から離床し、歩行訓練などのリハビリが始まります。

 

そして、術後2日目の午前中に退院し、自宅に戻ります。術後何度か、都内の原宿駅近くにある「足のクリニック表参道」を受診

する必要はあります。

 

しかし、外反母趾の手術を両足同時に行い、翌日から歩行訓練、術後2日目に退院できるところは日本でもまだ数少ないでしょう。

 

東京まで行って手術を受けるのはどうかなと考える方も多いと思います。しかし、術後1週間はベッド上安静だとか、入院が1ヶ月必要だとか言われて悩んでいる方は一考の価値は十分にあると私は思います。

 

術前、術後の足の写真をアップします。

 

術前

んみゅ

 

術後6か月

 

術後1年

 

術後1年6か月

 

術後2年

 

私の外反母趾が手術をしなければならないぐらいに酷くなったのはマラソンやトライアスロンなどのエンデュランス系スポーツに

熱心に取り組み過ぎたせいです。ほどほどにしておけば、ここまで酷い状態にはならなかったと思います。

 

マラソン大会も他のイベントと同様、昨年の秋からようやく復活し始めました。私も2021年~2022年にかけての所謂令和3年度

は出場出来た大会は2021年12月の防府読売マラソンだけでした。

 

しかし、2022年11月~2023年3月までの令和4年度はマラソン大会が中止になる事はなくなったので、凄まじい数の大会に出場

しています。

 

戦績を下記に記します。

2022年11月6日 下関海響マラソン 3時間45分21秒(ネット3時間45分04秒)

2022年11月13日 福岡マラソン 3時間42分26秒(ネット3時間41分56秒)

2022年11月20日 神戸マラソン 3時間34分17秒(ネット3時間32分42秒)

2022年12月4日 防府読売マラソン 3時間28分53秒(ネット3時間28分37秒)

2022年12月11日 萩城下町マラソン(ハーフ) 1時間43分24秒

2023年1月15日 城下町長府マラソン(ハーフ) 1時間47分33秒

2023年1月29日 新宿シティハーフマラソン(ハーフ) 1時間41分04秒

2023年2月5日 別府大分毎日マラソン 3時間26分34秒(ネット3時間25分45秒)←シーズンベスト

2023年2月12日 神戸バレンタインラブラン(ハーフ) 1時間40分45秒

2023年2月19日 北九州マラソン2023 3時間36分32秒(ネット3時間36分24秒)

2023年2月26日 大阪マラソン2023 3時間35分27秒(ネット3時間34分49秒)

2023年3月5日 東京マラソン2023 3時間34分36秒(ネット3時間34分07秒)

2023年3月19日 さが桜マラソン2023 3時間39分54秒(ネット3時間39分44秒)

 

よくぞこれだけ出場したなと感じています。私も今年の11月には還暦を迎えます。コロナ禍で大会が中止になる事が多く、競技

から離れてしまった方も少なくないのが現状です。

 

私もフィジカルの衰えを感じないと言ったら嘘になりますが、外反母趾の手術を受けて、これだけの大会に出場する事が可能に

なったのだから、趣味であるランニングは止めずに続けたいと思っています。

 

外反母趾の手術後2年が経過しますが、毎日の足のストレッチは欠かしていません。又、オーダーメイドの医療用インソールを

入れたシューズしか普段は履きません。

 

今でも足は完全に普通ではないと思います。しかし、もうマラソン大会に出場するのは諦めないといけないかなと思った時期も

ありましたので、手術を受けて本当によかったと思っています。

 

手術して下さった桑原先生には深謝いたします。外反母趾の手術を受けようかと悩んでいる方の背中を私のブログが押す事に

なれば幸いです。

 

 

 

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