「最後まで諦めない」~医師、時々作家、そしてランナー

「最後まで諦めない」~医師、時々作家、そしてランナー

医師であり、時々作家、そしてランナーである筆者が日々の出来事について徒然なるままに綴っております。「最後まで歩かない」事をレースでも、人生でも目指しております。

今日は日曜日です。


私は長野県長野市を中心とする地域で開催された〝弟27回長野マラソン〝に出場しました。


18回の金曜日の夜間に長野県で発生した震度5の地震には驚きました。正直、長野に行くのを止めようかなと思いました。


しかし、翌日になってもさほど大きな被害は出ていなかったし、大会の公式HPでも、大会は予定通り行う旨の発表がなされていたので、予定通り長野に向かう事にしました。


昨年も長野マラソンにはエントリーしていました。しかし、大会当日がかなり気温が高くなりそうでしたので、それに怯んでDNSにしています。


今年は絶対にDNSは避けようと思っていました。


スタート時は気温は高かったですが、日差しは余り強烈ではなく、雨も降りそうになかったので、意外に走りやすいコンディションかなと思いました。


しかし、スタートして暫くしたら、気温は上がり始め、30キロ以降は非常にタフなレースになりました。


エイドステーションで止まらないランナーはいなかったです。給水のボランティアは大忙しだったと思います。


後5キロを切っても完走出来るかどうか分かりませんでした。


水分補給はしっかり行いましたが、後1キロを切ってから、完璧に足に来たので、僅かな距離ですが歩いています。走ったら転倒しそうな気がしたからです。


結果は3時間54分06秒(ネット3時間53分16秒)でした。


先月出場したさが桜マラソンも暑かったですが、今日の方が記録はよかったです。


長野マラソンは完走制限時間が5時間なので、市民ランナーが参加する大会としてはハイレベルだと思います。


コースもそんなにタフではないとは言え、ある程度のアップダウンはあります。


今年から前日受付がなくなり、ゼッケンを事前に郵送して頂けるようになったのは非常に助かりました。


長野マラソンのように伝統ある大会も変わっているのだから、他の大会も見習って欲しいと思います。


尚、長野はインバウンドの利用者が多く、今日の大会にも結構な数の外国人が出場していたような気がします。


尚、大会終了後も気温は高く、完走メタルを首からぶら下げ、フィニッシャーズタオルを羽織った方を長野駅構内で沢山見かけました。


土曜日に大きな余震が起きていたら、今年もDNSにしていたかもしれません。


決して簡単ではない条件下のレースである程度の結果を残せて本当によかったと思う今日の私です。













今日は日曜日です。


私は佐賀県佐賀市を中心とする地域で開催された〝さが桜マラソン2025〝に出場しました。


今日は全国的に気温がかなり高くなり夏日になった地域もあったと思います。佐賀市もほぼ夏日に近い暑さでした。


昨年のさが桜は前日から大雨が降っており、大会当日の天候によっては中止もあり得る状況でした。


私はエントリーしていましたが、現地入りして大会がないとなったら嫌だと思い、DNSを選択しています。


今年は2年ぶりの出場でした。前日の天気予報を見ると気温は上がり、風もそこそこ吹くと予想されており、我慢比べになりそうだと感じています。


尚、昨年の夏頃に〝SAGAアリーナ〝という立派な体育館が出来上がっており、出場者の動線も変わっていました。


今までよりは断然よくなっていました。


レースはやはり給水を一回もスルー出来ないタフなものになっています。止まったら終わりだと思いながら走っています。


結果はグロス3時間56分57秒(ネット3時間56分42秒)でした。


2月16日の北九州マラソン以来、約1ヶ月ぶりにサブフォーを達成出来ました。


今日の気象条件を考えたら、これ以上を望んだら罰が当たりそうです笑。


私は2月24日に出場した大阪マラソンでは35キロを過ぎてから完璧に脱水状態に陥り大失速しています。サブフォーも逃しました。


そして3月2日に出場した東京マラソンでは、転倒した時に左第5中手骨を骨折し、30キロでリタイアしています。


尚、骨折は8割がた治癒していると思います。もう、装具は付けていません。


大阪でのゴールは不甲斐ないものだったし、東京では完走出来ていません。自信がかなりぐらついていました。


もし、今日のレースでリタイアしたり、途中で歩くようなら、ずっとトラウマを抱え続ける事になっていたと思います。


今日の記録はシーズンベストじゃないです。又、サブフォー出来たらそれでいいとは思っていません。


ただ、今日のさが桜は今シーズンのフルマラソンの最終戦だったので、力一杯のガッツポーズでフィニッシュ出来、自信を取り戻した事に大きな意味はあったと思う今夜の私です。













今日は日曜日です。


私は福岡県小郡市で開催された〝第37回福岡小郡ハーフマラソン大会〝に出場しました。


ハーフマラソン大会と名前はついていますが、10キロや1.5キロの部もあります。


この大会が開催される小郡市は福岡県でも田舎に属する地域だと思います。


それでも、この大会は陸連公認大会なので、記録を出せば、後に活きますので人気は結構あります。


さて、3月2日に開催された〝東京マラソン2025〝で私は1キロちょいのところで、他の選手と接触して転倒しています。


レース中にジェルや塩熱サプリを開けるのにも難渋しましたし、腫れが強かったので、確実に骨折しているなと思っていました。


翌日の月曜日の朝一で近所の整形外科を受診し、X線検査を受けた結果、左第5中手骨骨折の診断を得ています。


幸い手術するほどの骨折ではなかったので、固定するための装具を処方して頂きました。







受傷翌日の月曜日は腫れが強かったし、洗面、更衣、入浴など全ての動作が痛みのため、いつもより時間がかかるようになっています。


車の運転にもちょっと支障はありました。仕事を休むほどではなかったのがせめてもの幸いでした。


尚、3月2日の山口宇部空港行きの飛行機は宇部空港周辺に発生した濃霧の影響で、羽田に引き返す可能性もありましたが、何とか無事に宇部空港に着陸しています。


着陸した時に機内には安堵した雰囲気が充満していました。


中手骨骨折の偏位が余りなかった事や、整形外科で処方されたよりも、簡便なサポーターを装着すれば走れる事が分かっています。



このサポーターなら腕時計も普通に付ける事が出来ます


もし、東京マラソンをタイムがどうあれ完走していたら、今日の大会には出場していないと思います。


しかし、私は先月の大阪では脱水状態に陥り、惨憺たる状態でゴールしています。


そして、今月の東京は骨折+暑さがあったにせよ、DNFに終わっています。


骨折して1週間後の大会に出場するのは非常識だなとは思っています。


しかし、このままのメンタルでは次の大会に向かえないと思い、今日の出場に至っています。


結果はグロス1週間47分12秒(ネット1時間47分08秒)でした。


このタイムは私の今シーズンのハーフマラソンのシーズンベストです。


今日、転んで中手骨骨折の状態を悪化させる事だけは許されなかったので、とにかく骨折せずに完走出来てよかったです。


又、福岡小郡ハーフのコースには微妙にキツいアップダウンが何箇所かありますが、一歩たりとも歩かなかったのは評価出来ます。


何しろ2月16日の北九州マラソンから数えて4週連続のレースでした。


2週間後のさが桜マラソンにも、何事もなければ出場出来そうです。


骨折もその頃には幾分癒えているはずだと思う今日の私です。