秋吉台カルストTRAILRUN2018完走記~40キロのトレイルは短いけど、決して甘くない大会 | 「最後まで諦めない」~医師、時々作家、そしてランナー

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医師であり、時々作家、そしてランナーである筆者が日々の出来事について徒然なるままに綴っております。「最後まで歩かない」事をレースでも、人生でも目指しております。

今日は日曜日です。

 
昨夜は秋吉台近辺のホテルに宿泊しています。従って今朝は美祢市秋芳町で朝を迎えています。
 
今日の秋吉台、朝7時頃に秋吉台家族旅行村の駐車場に着いた時はまだ少々肌寒かったですが、日中は日差しに恵まれ気温も上がっています。
 
私は“秋吉台カルストTRAILRUN 2018、ロングコース”に出場しました。
 
ロングコースは39キロと思っていましたが、この大会をプロデュースしている奥宮さんが開会式で実際は40キロあると話しています。
 
私は5時間22分40秒かけて完走しています。大会に出場して完走するのは、何と8月末に出場した北海道マラソン以来の事です。
 
手元のGarmin 935 Foreathleteの計測によれば、40.8キロを5時間22分44秒かけて走り、2842カロリーを消費しています。平均ペースは
キロ7;55分、高度上昇は1492mでした。
 
尚、私は1ヵ所で矢印を見落としてロストしたので、500mほど余分に走っています。
 
大した記録ではありませんが、久しぶりにフィニッシュゲートを潜り、完走証を手にして会場を後にするのは気持ちよかったです。
 
今日は天候にも恵まれたので、秋吉台を走ると非常に気持ちよかったです。私はレース中に写真を撮る事はほとんどないのですが、
今回は何度か足を止めて写真を撮っています。
 
エイドも適切に設定されていましたし、各エイドで水、スポドリ、コーラの3種類の飲み物が準備されていました。又、食べ物に関してもほどほどには揃っていました。
 
私はOS-1を1リットル準備し、ジェルを4個、スポーツ羊羹を3個、塩熱サプリを10個程用意して走りました。
 
エイドで供された物である程度間に合ったので、OS-1は500ml余りましたし、羊羹は食べませんでした。塩熱サプリはそこそこ摂りました。
 
完走制限時間が8時間と長いので、ロングコースの完走率は90%台後半になるべくと思います。又、ウィメンズコースはもっと高いと思い
ます。しかし、皆がこの大会は楽だとは答えないと思います。
 
確かに34キロ位まではそんなにしんどいとは感じなかったのですが、そこからゴールまで1キロを切るまでの5キロ以上は異様にキツい
登りが続きます。
 
ロードの登りだけならまだいいのですが、その後にトレイルの登りも待ち構えています。再び勢いよく走れるようになるのは、ラスト1キロを
切ったあたりです。
 
10キロから13キロにかけても結構キツイ登りがありますが、この時は体がまだ元気なので、さほどしんどいとは感じないのですが、やはり
トレイルを34キロ走った後にあの登りは堪えない人はいないと思います。
 
私は来年もカルストトレイルに出場しようと思っています。しかし、他の人に聞かれたら安易に進める事はしないと思います。
 
実際、公式ホームページにアップされているリザルトをみると、5時間以内に完走したら、かなり速い部類に入ります。
 
走る前に5時間以内の完走を目標にしていた自分が甘すぎたと言わざるを得ません。少なくとも大会前日は練習を休むべきでした。
 
余談ですが、大会前日の土曜日に早朝ランを行った時、私はホームコースで何でもない段差に躓き、結構激しく転倒しています。
 
右手掌、左肘、左臀部、左膝に皮膚欠損創を負っています。又、左手の母指を少し捻り、まだ若干の痛みが残っています。
 
今日の大会、完走も勿論大きな目標でしたが、これ以上怪我を増やしてはならないというのは、もっと大きな目標でした。若干危ない
場面はありましたが、何とか転倒する事なく最後まで走り切る事が出来ました。
 
私は決してトレイルランが好きではありません。今シーズンはもうトレランに出場する予定はないのですが、来シーズンも恐羅漢トレイル、
フォレストトレイル新庄・蒜山、そしてクリック合戦を勝ち抜いたらハセツネには出場しようと思う今夜の私です。