第36回いぶすき菜の花マラソン完走記~曇りがデフォルトの大会が、ピーカンになると大変 | 「最後まで諦めない」~医師、時々作家、そしてランナー

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医師であり、時々作家、そしてランナーである筆者が日々の出来事について徒然なるままに綴っております。「最後まで歩かない」事をレースでも、人生でも目指しております。

今日は日曜日です。

今日は三連休の中日でもあるので、お出掛けになっている方も多いのではと推測しています。

私は鹿児島県指宿市で開催された“第36回いぶすき菜の花マラソン”に出場しています。

結果は3時間45分04秒かけて完走しています。

手元のGarmin735XTJでの計測によると、42.35キロを3時間45分03秒かけて走り、2340カロリーを消費しています。

平均ペースはキロ5:19分、平均心拍数149bpm、最高心拍数165bpmでした。

昨年大会からグロスタイムだけでなく、ネットタイムも計測するようになったそうですが、今日頂いた完走証には、グロスタイムしか記載されていませんでした。

ネットタイムは後日大会HPで確認出来るようです。

昨夜、指宿駅に着いてから、タクシーで指宿いわさきホテルに向かいました。

このホテルは恐らくバブル期に建設されたと思われる、非常に立派なホテルで、大浴場は勿論、ホテル内に砂蒸し風呂も設置されていました。

残念ながら、今朝は6時から朝食を摂ろうと思っていましたので、砂蒸し風呂は諦めています。

普通の大浴場もかなり広くて、自分が使っていた洗面台が分からなくなってしまう程でした。

6時50分にホテルから出発するシャトルバスで受付会場である体育館に向かっていますが、この時間帯は雨がかなり強く降っていました。

スタートは9時なので、8時過ぎには意を決して体育館からスタート地点に向かいました。雨の勢いは若干弱まりつつありましたが、多くのランナーはスタートブロック近くで雨宿りしていました。

私はスタート15分位前になり、ようやく整列しています。

ゲストとして、あの瀬古利彦さんが来ていました。いぶすき菜の花マラソンの私設エイドでは、焼酎が振る舞われると司会の方が紹介すると、瀬古さんはちょっと呆れていました。

奇跡的に雨はスタートする直前にほぼ上がりました。しかし、スタート時点の気温は19.4℃、湿度は87%あり、これは厳しくレースになると、誰もが感じたと思います。

1月初旬に行われる大会でまさかエイド毎に水を被る事になるとは思いませんでした。給水もスルーは出来ませんでした。

昨年の今頃はリハビリをしていたので、2年振りにいぶすきのコースを走りましたが、アップダウンのキツさは中々のものでした。

後半、坂でペースは落としましたが、坂で一歩たりとも歩かなかった事だけは評価したいと思っています。

途中で、仕事関係の電話が掛かってきたため、ほんの少し時間をロスしたのが悔やまれますが、これは仕方ない事です。

私がゴールする頃には、完璧に晴れており、抜けるような青空が広がっていました。

正直、よく晴れて気温が上がると、ランナーにとっては、タフなコンディションになります。

いっそのこと、小雨が降り続いてくれた方が有り難かった気がします。

タイムは不本意でしたが、こう言った厳しいコンディションでのレースでは、きちんと完走する事が大切だと思っています。

レースを終えてから、シャトルバスで指宿駅に向かい、指宿駅近くの青葉というお店で温たまらん丼を食べています。

もう2時近くになっていたのに、店内はほぼ満席でした。

この店は日曜日等は予約を受け付けないので、ちょっとゆっくり目に行ったお陰で余り待たずに食べる事が出来ました。

そして、指宿駅から鹿児島県中央駅までは指宿のたまて箱というのは全席指定の特急に乗っています。

私は早くにこの特急を予約していました。今日は菜の花マラソンの開催に合わせて臨時列車が何台か出ていましたが、たまて箱は予想以上に素晴らしく、又乗りたいと感じています。

来年のいぶすき菜の花マラソンにも多分出場すると思いますが、今日みたいな忙しい天候にならない事を祈る今日の私です。