下関海響マラソン2013完走記~カナザワメソッドが間違ってない事を証明するために走った | 「最後まで諦めない」~医師、時々作家、そしてランナー

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医師であり、時々作家、そしてランナーである筆者が日々の出来事について徒然なるままに綴っております。「最後まで歩かない」事をレースでも、人生でも目指しております。

今日は日曜日です。

本日の山口県西部、朝から雨が降る生憎の天候になっています。

折角の三連休の中日の予定が狂ってしまった方も多かったかもしれません。明日は天候も持ち直すようです。

「金沢守クリニック」は休診です。私は下関海響マラソン2013に出場致しました。

結果は3時間21分21秒で完走しました。マラソンの部男子で466位、マラソン登録の部男子で142位でした。

昨年は3時間18分台でフィニッシュしておりますので、毎年更新し続けてきたコースレコードの更新記録は途切れてしまいました。

それに関しては、正直悔しい思いは感じています。

しかし、去年は鎖骨骨折や恥骨骨折も経験しませんでしたし、海響マラソン前に筑後川マラソンを走って、フルの練習をした上で海響に臨んでいます。

何より今年の場合、先週、六甲縦走キャノンボールラン、パワーの部という大層タフな大会に出場しております。

疲労は今朝の段階でも、正直しっかり残っており、果たして完走する事が出来るのだろうかと不安を感じながら、スタートしただけに、贅沢は言えないと感じています。

スタートに先立って行われたオープニングセレモニーでは、中尾下関市長は勿論の事、ゲストランナーとして参加する中本健太郎選手、金哲彦氏、谷川真理さん、元巨人の宮本和知さん、俳優の川野太郎さんの5人が登壇しています。





特に中本選手が登場した時に選手達のボルテージは最高潮に達しています。ロンドン五輪や世界陸上での活躍を経て、彼もスターの仲間入りをしたなと改めて感じています。

スタート前から雨は降っていましたし、予報とは違って、雨脚は途中でかなり強くなっています。しかし、中本選手の「今日の雨はランナーにとって恵みの雨だ」という言葉に元気付けられた人も多かったと思います。

私のレース展開ですが、長州出島に入るまでは、ペースが上がらす、かなり苦しんでいます。

レース用に用いているウエストポーチの収まりが悪かったのも、スピードに乗れなかった一因でした。途中でようやく収まりがよくなり、その後走りのリズムもよくなっています。

前日に装着するだけでは分からないので、
普段の練習でも使わなくてはいけないと反省しています。

記録は大したものではありませんでしたが、後半で順位を上げると、気持ちよくレースを振り返る事が出来ます。

又、ロードのレースは誤魔化しが利かないなとも感じています。ロングのトライアスロンやトレイルレースはタイムに関してはフルに比べたら随分寛容だと思いました。

雨で選手達も苦しんだと思いますが、ボランティアの方々もさぞや大変だったと思います。

今日のレースは今季の初フルにして、40代最後のフルマラソンでもありました。今月24日にはつくばマラソンに出場しますが、つくばは50代の初レースになります。

自ら“カナザワメソッド”と名付けた13連戦ですが、今日の海響マラソンを終えて、ようやく6戦が終了しました。まだ折り返しにも達していません。

毎週末にレースやそれに伴う移動が生じます。又、レース3日前から行うカフェイン断ちも欠かさないので、好きなコーヒーも中々飲めません。

それでも、自身の立てたレーススケジュールに拘ろうと思う今日の私です。