10キロやハーフのための遠征を惜しむべからず!~フルやウルトラばかりを走ってても記録は伸びない | 「最後まで諦めない」~医師、時々作家、そしてランナー

「最後まで諦めない」~医師、時々作家、そしてランナー

医師であり、時々作家、そしてランナーである筆者が日々の出来事について徒然なるままに綴っております。「最後まで歩かない」事をレースでも、人生でも目指しております。

今日は月曜日です。

本日の山口県西部、朝はまとまった量の雨が降っていましたが、意外に雨は長く降り続く事はありませんでした。

予報では雨のち曇りでしたが、早い段階から意外に晴れに変わっています。風が涼しいので、エアコンは
必要なかったものの、想像していたよりは暑い一日になりました。

本日の「金沢守クリニック」の外来総受診者数は35名でした。

今朝は雨も降っていましたし、何より昨日の疲労が残っていましたので、完全休養日にしています。6月の
トレーニング記録はラン213.2キロ、バイク280.8キロ、スイム10キロのまま停滞しています。

さて、私は昨季は一ヶ月に2本フルを走るのも極当たり前のレーススケジュールをこなしていました。2週
連続でフルを走って、2回目のレースで自己ベストを更新した事もありました。

自らが“鉄人”になったような気持ちを何度か味わいましたが、これは気のせいである事は後に判明します。

こうなって来ると、ハーフや10キロのレースを軽んじる気持ちが芽生えています。10キロやハーフの距離なら、日常の練習で十分だと考えてしまったのです。

地元の大会ならともかく、わざわざ遠征して、交通費や宿泊費を投じてまで、短い距離のレースに出るのは馬鹿らしいとさえ思っています。しかし、練習とレースはまるで違います。

又、そんな無茶が体に堪えない訳はなく、シーズン終盤に恥骨を疲労骨折してしまいました。フルを中心にレース日程を組みすぎたなと反省しています。

鎖骨骨折は余分でしたが、恥骨骨折は自分は鉄人ではない事を気付かせてくれました。

今月号のランナーズにも、フルマラソンのタイムを向上させたいと思うなら、10キロレースにも積極的に出場した方がよいとの記事が掲載されています。

ランナーズ8月号:10キロレースで大人の全力疾走!

大人になると、子ども時代のように無我夢中に駆け回る機会は減ってしまうもの。でも10kmレースなら、
フルマラソンとはまた違う疾走感や爽快感、達成感を存分に味わえるとの事です。

40代以降のランナーは特に、フルマラソンの記録向上にも効果抜群ですとも書かれています。

人気の都市型マラソンに当たれば、何とか都合をつけ、多少の無理は押してでも出場したいと思うのが、
人情でしょう。6月27日(木)には、いよいよ神戸マラソン2013の抽選結果が発表されます。

ランナー当落結果は、6月27日(木)発表を予定しています

自身を含めて、悲喜こもごもの木曜日になりそうだなと思っています。又、この結果に伴いつくば
マラソンの予選会に参加する事を決意する人も多いのではと予想しています。

先着型で出場権を得る大会でも、人気が高く何時間も掛かって、ようやく出場権を獲得した大会は何としても出場しなければと感じるのは誰しも同じだろうと思います。

しかし、無理をして月に2回フルマラソンを走るのなら、その内1回は練習のつもりで走るべきだと思います。
全てのレースに全力を尽くすと、真面目に壊れてしまいます。

そして、故障すると何ヶ月も棒に振る事になります。思い入れがどれ程あったとしても、又他の人に申し訳ないと考えたとしても、無理だけはしない方が賢明です。

レースでしか得られない達成感は何物にも変えがたいですし、記録がどんどんよくなっている時は、大会
に出場するのが楽しくて仕方ないと思いますが、レースの本数は絞り込んだ方がいいと思います。

今季はハーフや10キロのレースのための遠征にも意味はあると考えています。まだ、どの大会に出場するか未定ですが、10キロレースにも必ず出場しようと思う今夜の私です。