よく眠り、そしてよく走れ!~12球団のマスコットのカラダづくりからの学び | 「最後まで諦めない」~医師、時々作家、そしてランナー

「最後まで諦めない」~医師、時々作家、そしてランナー

医師であり、時々作家、そしてランナーである筆者が日々の出来事について徒然なるままに綴っております。「最後まで歩かない」事をレースでも、人生でも目指しております。

今日は水曜日です。今朝も山口県西部は厳しい冷え込みでした。午前中はも曇っていましたが、午後からは少し
だけ日が射してくれました。しかし、その後は再び曇り空。肌寒く、すっきりしない天候の一日でした。

本日の「金沢守クリニック」の外来総受診者数は31名でした。

今朝も走りました。10.5キロを45分18秒91かけて走り、676カロリーを消費しています。キロ4:23分のペースでした。
ラスト1キロはキロ4:03分まで上げています。1月の月間走行距離は218キロになっています。今朝も昨日に負けず
冷え込みの厳しい朝でしたが、今日も弱い自分に勝つことが出来ました。

最近、ほとんど毎朝のように10キロ走ります。木曜日の朝は時間に余裕がありますので、10キロ以上ハーフマラ
ソン以内の距離を走ります。雨は私の場合、土砂降りや台風でなければ、走るのを止める理由にはなりません。

ほぼ毎日走れる事は故障や怪我が少なくなっている証ですので、それ自体は有り難いと思わなければなりま
せん。

又、寒く、ヘッドライトの装着を必要とする早朝とは言え、一定の練習時間を確保出来るライフスタイルを確立出来た事も有り難い事だと感じています。この点に関しては開業医の特権と呼んでもいいかもしれません。

しかし、贅沢な悩みかもしれませんが、最近速く走ることに重きを置きすぎて少々走る事に対して憂鬱になって
しまう事があります。

そんな時は「いつも速く走ろうと考える必要はない。時にはゆっくり走っても構わない。その方が、よいランニングフォームを意識する事が出来、結局速く走れている事もある」と考えるようにしています。

そして最近、非常に重要だなと感じているのが「睡眠時間」です。大人の癖に8時間も寝るなんてと思われるかも
しれませんが、早寝早起き、そして7~8時間寝ることはトレーニングの質を必ず高めてくれます。

昨年発売されたNumber Do最新刊「100人のトレーニング大公開!理想のカラダのつくりかた。」の中に非常に
面白いコーナーがありました。

Number Do 「理想のカラダのつくりかた。」

「あの人に学ぶカラダづくり~12球団マスコットも鍛えてる?」というコーナーです。グラウンドで得意技を披露する
12球団のアイドル達。彼らも選手にも負けないパフォーマンスを観客の前で披露するため、日夜努力している事が分かりました。

「カラダづくりで気を付けていることは?」という質問に対して、

中日ドラゴンズのドアラは「野菜をしっかり摂る。各地の名物と言われる物を食べる」

阪神タイガースのキー太は「食事の時は脂肪、塩分の摂りすぎに注意して、栄養のバランスもきちんと考えて
ます。睡眠は1日8時間以上。それから毎日入念なストレッチは欠かしません。」

広島東洋カープのスライリーは「お好み焼きを食べて体の調子を整え、もみじまんじゅうで顔のギザギザを保
っているとか」

東京ヤクルトスワローズのつば九郎は「よくたべ、よくねる、これしかない!」

読売ジャイアンツのジャビットは「東京ドームで選手プロデュース弁当を食べてます。中でも阿部慎之助選手
の“あべんとう”がお気に入り。鶏のから揚げや炭火焼きなど、鶏づくしでボリューム満点!」

横浜DeNaベイスターズのホッシーゾは「食べられるうちにしっかり食べ、休み、遊ぶことだあ♪」

福岡ソフトバンクホークスのハリーホークは「大好きなポップコーンの食べ過ぎに注意。夜更かしはしません
(鳥なので夜は苦手)」

千葉ロッテマリーンズのCOOLは「毛づくろい」

東北楽天ゴールデンイーグルスのクラッチは「カラダづくりに気を付けているのか分かりませんが、おなか回り
は気にしているようです」

北海道日本ハムファイターズのB☆Bは「野菜を多く摂る」

オリックスバファローズのバファローブルは「いっぱい食べること!!」

埼玉西武ライオンズのレオは「早寝・早起き、好き嫌いをせず、モリモリ何でも食べる。特に肉をしっかり食べて
栄養をたっぷり付ける」

おちゃらけの答えはこの際、ファンサービスと考えましょうw。真面目に答えているマスコットの答えに注目すると
「食事」と「睡眠、特に早寝早起き」がよいパフォーマンス維持の鍵である事が分かります。

彼らは何万人も観客を相手に自身の得意技を披露し、そしてズッコケて見せて笑いも取らねばなりません。
マスコットの中の人も必死なんだなと感じています。彼らも又、“プロフェッショナル”です。

早寝早起きを心掛けているのは何もアスリートだけではない。見た目はおちゃめなマスコットの中の人も頑張
って体調管理しているのだから、私も早寝早起きの習慣を崩すまいと思う今夜の私です。