アラフィフは距離で勝負せよ!~ハーフで負けたらフル、ハーフで負けたらフル、フルで負けたらウルトラ | 「最後まで諦めない」~医師、時々作家、そしてランナー

「最後まで諦めない」~医師、時々作家、そしてランナー

医師であり、時々作家、そしてランナーである筆者が日々の出来事について徒然なるままに綴っております。「最後まで歩かない」事をレースでも、人生でも目指しております。

今日は火曜日です。今日の山口県西部、朝は非常に寒くて、私の自宅や診療所前の東岐波フラワーロードと
いう花壇にも霜が降りていました。夜が明けると、久々に気持ちのよい冬晴れの空が広がっています。

お昼には久しぶりのポカポカとした気候になり、ホッと一息の一日になったと思います。洗濯物がよく乾いた一日
だろうなと感じてもいます。本日の「金沢守クリニック」の外来総受診者数は26名でした。

今朝も走りました。10.5キロを46分12秒86かけて走り、676カロリーを消費しています。キロ4:22分のペースでした。
ラスト1キロはキロ4:05分まで上げています。1月の月間走行距離は207キロに達し、早々と200キロ超えを達成
しております。走っている途中も少し滑るような気がしたのですが、真面目に所々凍結していたと思います。

さて、15日に出場した城下町長府マラソン、10キロの部。私が勝手にライバルと思っている下関市内で耳鼻咽喉科を開業しているS先生も出場していました。

S先生は現在43歳。私よりも5歳年下です。今季に入ってから、昨年10月の萩石見空港ハーフマラソンで敗れ、
下関海響マラソン2011でも敗れました。

もうS先生に勝つことは不可能かもしれないと思っていましたが、私は昨年のつくばでPBを3時間16分台に更新
し、フルマラソンでのPBでS先生を僅かに上回りました。

しかし、同一レースで競ったわけではなく、高速コースであるつくばで出した記録なので、少々後ろめたい気持ち
を抱いておりました。

昨年12月の防府読売マラソンで再びの直接対決。意識しない訳がありません(笑)。結果、私が3時間15分台、
S先生は3時間16分台と1分程、私が上回り勝利を収めています。同一コースでの勝利はやはり嬉しいもので
した。

今度は私が追われる立場になって迎えた城下町長府マラソン。S先生には負けたくないと思っていました。前半
は私がリードしていましたが、後半S先生に交されました。

何とか追いすがろうと頑張りましたが、あの日のS先生は最後までペースが落ちませんでした。1分近くの差を
付けられたと思います。完敗でした。40分切りを達成出来たので、もっと喜んでもいいのかなと思いましたが、
S先生に負けた悔しさもあり、内心忸怩たる思いが残りました。

S先生も山口県内の大会には多く出場されています。次回の直接対決は3月11日に宇部市で開催されるくすのき
カントリーマラソンになるようです。

私は現在48歳。もう立派なアラフィフです。従って、距離が短くなる程、まだアラフォーと呼んでいいS先生や
30歳代の若いランナーには中々勝てないと思います。やっぱり、距離が短くなれば「白筋」が豊富な若い
ランナーの方が有利でしょう。

恐らく、今後ハーフまでは私は若いランナーに負けちゃうことが増えるだろうと思っています。ただし、別にそれを
悲観する気はありません。自身の目標であるハーフでの90分切りだけは50歳になる前に達成したいとだけ思っ
ています。

10キロで負けたらハーフで勝てばいいのです。ハーフで負けたらフルマラソンでやり返せばいい。フルマラソン
で負けたらウルトラマラソンがあります。ウルトラマラソンでも勝てなかったらトライアスロンに転戦するのも
ありでしょう。

きっと、ロードでぶいぶい言わせてウルトラに乗り込んだはいいけど、フルなら自分より明らかに遅いであろう
高齢のランナー、体脂肪の多そうなランナー、そして果てはオバサマにも抜かれてショックを受けた経験の
ある人は多いと想像します。

年を重ねても、「赤筋」は鍛える事が出来ます。アラフィフ、或いはアラカンのランナー諸氏、若人と短かめの
長距離走では勝てません。フル以上の距離で勝負しましょう。

普通の競技でハンデキャップと言えば、年嵩の者の負担が軽くなるように図られるものです。例えば、フルマラ
ソなら、50歳以上は41。195キロ、60歳以上は40.195キロてな具合にw。

ンしかし、長距離走においては距離が伸びた方が有利に働く“逆ハンデ”とも言える不思議な現象になる事に
ほくそ笑む今夜の私です。