ゴッドブリンク代表です
開発コード:6000
弊社が2018年の東京モーターサイクルショーにて発表いたしました、
「BladeRunner・ブレードランナー」というヘルメットがございます。
当初、2019年には発売できるかという予定で進んでおりましたが、この頃海外でシールドを可動させるパーツを開発している中、新型コロナウィルスが世界中にパニックを引き起こし、一旦進行が止まったかのようになってしまっておりました。
ご期待いただきました全てのお客様にお詫び申し上げます。
具体的な遅延の内容は、ヨーロッパの設計会社に一部のパーツを依頼しており、その内容が良くない事から数回の見直しを地道に行っておりました。シールドとゴムモールの密着量や、シールド開閉のギヤ部分の開発です。
これがなかなか前に進まず、コロナ蔓延も益々深刻となり、2019年~2020年にかけてかなりの遅れが生じました。
台湾でそれ以外のパーツの開発は徐々に進んではおりましたが、満足のいく形になかなか・・・進まない
トライ&エラーを繰り返しながら、やっと大枠のモックアップ、方向性が固まったのは2021年、今年に入ってからだったのです
結果、シールド開閉部分のパーツは台湾設計に見直す事となり、それに伴いインジェクション成形のシールドの取り付け部分も形状変更に合わせて金型も見直し、という事態に
これまで沢山のヘルメットを開発しましたが、こんなに時間がかかったモデルはありません。
各国で起きたこのパンデミックを本当に恨みます。
発表から多くの反響をいただき、納期のお問い合わのご連絡を沢山いただく中、お答えしては変更となる進捗状況に、いつしか露出も控えるようにさせていただいておりました。
ご期待いただき、心待ちにしてくださっていましたお客様、本当に申し訳ございません。
「もうゴッドブリンクさん、出す出す、って言って、出す出す詐●じゃん」
という厳しいお言葉をいただいておりますが、ゴッドブリンク代表、決して、一時たりとも諦めてはいないのです
この様に大変に遅く、心苦しい進捗状況ですが、もう間もなく、MFJ試験用サンプルが完成に向かって進んでおります。
※写真はまだまだ改良前の走行テスト用試作品です。
量産となるベトナムSG認証工場では社内試験をパスし、もうほぼはぼ金型は完成となりました
今後のスケジュールですが、
まずは重要となるMFJ承認の為の試験を行って参ります。
これと並行して、僕はテスト走行を重ね、内装の仕様、方向性を最終確定させていきます。
今時点の走行テスト段階では、風切音も少なく、走行時のヘルメットの揺れや、リフトアップもございません。
シールドの開閉も快適で、各ベンチレーションの機能もしっかりエアを吸入、排出できています。
また、内装のホールド感も良好、とても被りやすく脱ぎやすい印象です。シェル形状に拘って良かった…。
何より、僕が最も欲しいモデルなので、テスト段階からウハウハ言っております
これは、良い
2022年、今度こそ発売できます、しますし、絶対に工場に頑張ってもらいます
長かったんです・・・本当にここまで、すっごく辛かったんです・・・
具体的な発売時期は、年始には発表できると思います。
※すみません・・・かなり慎重に、ナーバスになっております。告知を今しばらくお待ちください<m(__)m>
僕の狙いは、春から夏にかけて、です。
現在、新型コロナウィルスで稼働率が30%まで低下したベトナム工場も、60%まで回復しつつあります。
こういった状況からも、最終仕様の確定から最低で4ヶ月の量産時間を有すると予測されます
工場が猛烈に頑張ってくれると春には先行予約受付開始。早ければ発売開始。
遅くとも夏までには・・・、で考えています。
今度こそ、やるやる、出す出す詐●なんてならないように
全力で邁進して参ります
他にも開発遅延商品が滞納しています
その1、キッズ、レディース向けスポーツタイプのシールド付きジェットヘルメット(現行EasyWaveの3型です)
その2、ABS強化プラスチック製フルフェイスヘルメット(現行AeroTourist・エアロツーリスト後継モデルです)
その3、ビンテージタイプシリーズ(まだ詳細まで語れませんが・・・やってるんです・・・)
その4、カーボンシステムタイプフルフェイスモデル(現行SystemTourer・システムツアラー後継モデルです)
その5、シールド付きオフロードヘルメット(アドベンチャータイプ)
その6、スポーツタイプのシールド付きジェットヘルメット(カーボンです)
その7、完全レースで使えるフルフェイスヘルメット(カーボンです。MFJ公認で現行SSに対応のモノです)
年単位のモノが多いですが、これら必死に進めております。
※そろそろ・・・体調管理しないと危ないぞ僕・・・
皆様、応援、よろしくお願い致します
ではでは