スキがあるからこその空気感
17日は独立する前にお世話になっていたTOEXさんの元上司夫妻に
銀座でご馳走になりました。
いつもそうなのですが、約1年の間に何人もの社員の方々に気にかけて
いただいて、メールや電話から始まって、食事や飲み会にも誘って頂いて
きましたが、不思議とTOEXの方とお会いする度に元気をもらいます。
常に一人で色々考えてると何かとネガティヴなことも考えてしまうし、会う
直前まで明日支払しなきゃ。。。みたいなことが頭から離れないんだけど、
懐かしい顔を見たとたん、スカッと頭が切り替わって、いろんな話で盛り
上がるにつれて、みんな苦労してるんだなぁ~、それに比べて何を俺は
くよくよ考えてるんだ!と一転してポジティヴになっちゃう(^^ヾ
今回も美味しい懐石的なご馳走をいただきながら、ご夫婦と会話が弾み
ました。そんな楽しい一時の中で、ありがたいアドヴァイスを頂きました。
「お前はなんでも完璧にしようというところがあるけど、直に出来上がる
お前の店はスキがあった方がいいぞ」
「スキ。。。ですか?」
「そう、スキ。スキがあちこちにあるくらいが足を運ぶお客さんに居心地の
いい雰囲気を作ることができる。畏まってお前の店行っても疲れるだろ?」
「なるほど。確かに妙に恭しくて、緊張して過ごしてもらいたくないですね」
「そうだろ。そのスキはお客さんと一緒に埋めていく位がちょうどいいんだ」
人それぞれ感じ方は違うかもしれないけど、やはりそれは言えるなぁ。。。
と僕は思いました。
以前、ガーデニング関連の学校に通ってた時、講師の先生がおっしゃって
たことを思い出しました。
「ガーデン設計は決して100%作っちゃいけません。70%を設計して、
残りの30%はお客様自信が創り上げていくことで、はじめてお客様の
お庭になるんです」と。。。
もう一つ思い出しました。
まだ20代のころ、ある造園屋のお客さんがおっしゃってました。
「造園っていうのは、作った時が一番最低の時なんだ。でも半年経ち、
1年経ち、3年、5年。。。と経っていくにつれて木が生長し、コケが生え、
最高の庭になるんだよ。」と。。。
ごちぜんは正にこれに当たります。
お客様への対応も、メニューの開発も、そしてお店自体の空気感も。
そのすべてが、足を運んでくださるお客様によって成長し、少しづつ我が家
のような居心地のいい店になっていくんだなぁ。。。と。
ごちぜんのあるべき姿がそこにあると確信した一夜でした。
K常務、奥様、ごちそうさまでした。