【14日目/81日間】 心が口 シェイクスピアのコリオレイナス | Diary of a Goat in NYC

Diary of a Goat in NYC

One Goat and her journey.



 

Day 14
日付: 3月24日(日)
天気: 寒さが落ち着かないが晴れ☀️
就寝(前日-理想22時): 24時
起床 (理想5時): 午前7時起床。
食事: 朝はいつものようにパンとコーヒーとヨーグルト。昼は近所の日系マーケットのお弁当。今日はサバ弁当だった。午後3時くらいに昼ごはんを食べたので、夜は軽くチーズパンを食べたのみ。


運動: なしが続く。サバイバルモードがオン。睡眠優先。ただ旦那さんに運動してないのを指摘される。明日からまたストレッチとかしたい。

読書進捗: 20分くらいだろうか。ようやく読み終わった。「シェイクスピア全集 コリオレイナス 松岡和子訳」この作品のカテゴリーは悲劇

The Tragedy of Coriolanus


私にはコリオレイナスの血が結構入っていたと思った。例えば第三幕第一場の彼の父親のような存在のメニーニアスが彼を描写するセリフ:「〜心が口なのだ。胸に何かが生じれば、舌が吐き出さずにはおかない。怒り出したら最後、死というものがあることさえ忘れてしまう。」これ、、、ちょっと耳が痛い。だからまるで自分の人生の予言書を読んでいるような気もした。ただ一昨年〜去年にかけて52週間にわたる毎週2時間のクラスに参加して何度も何度も現旦那さんとのコミュニケーションに失敗してはそれを振り返って、自分の考え方の癖を知り、色んな知恵をいただき、そしておそらく前より少し賢くなったから、私はコリオレイナスのようにはならないから大丈夫だと自分に言い聞かせた。コリオレイナスの時代(紀元前500年?!)はきっと加害者更生プログラムとかなかっただろうから彼は可哀想だと思った。私が生きるこの2024年は癇癪持ちや感情が強い人、心が口の人は生きにくい世界だと思う。「戦争の時代 v.s. 平和の時代」、「戦士や兵士や武士 v.s. 平民」、その時代の価値観の変化で正しい事が変化する。切り替える力がないと生き残れない。コリオレイナスの宿敵、親友、理解者、そして彼を殺すオーフィディアス。彼の第四幕第七場のセリフなどもとても心に響いた。戦争の時に平和ボケした態度ではダメで、平和な時に戦闘時の剣幕で人とコミュニケーションしてはダメなのだ。融通が効かず真っ直ぐ過ぎては生き残れない。自分を見失わない一歩引いたところから人生を見て柔軟な考え方で生きていかねばならない。そんな事を自分に言い聞かせた。(それからこれに関連して未来を思い描く大切さに気づいたのだが、これはまたの機会に書きたい。何故今日本が変わり始めたのかに気づいた。)

スペイン語:
昨日せっかく29人抜きを頑張ったので、1位を保守するために、そこそこ1時間くらいは頑張って勉強した。


その他変わったこと:
今日は日曜日だけれど結構働いた。平日にできていなかった事を静かな週末に集中してできたのは良かった。そして旦那さんもずっと別の部屋で研究論文を書いていたので、私にも週末にやる事がありちょっと誇らしかった。


感謝する事: 

本当に長過ぎた無職期間に感謝したい。あの期間があったから今仕事ができる事が嬉しくて仕方ない。なんか気分は大学時代。

今日の1枚:

私の負けず嫌いの性格が
ポジティブに作用するように
最大限に有効活用したい。