ドキドキ!
ソワソワ!
ワクワク!
ヒヤヒヤ!
あんまり緊張しすぎて、自分の感情がよく分からなくなってきました。
だって、今日は三浦首席師範の講習会の日なのです。
おいら早々に仕事を切り上げて、午後7時には道場に到着。
まずは入念にストレッチ。
身体をほぐしつつ、おいら祈ります。
「今日は掛け声を聞く前に身体が動きませんように!
今日くらいは左足と右足の区別がつきますように!!」
19時30分に少年部の講習が終わり、全員での写真撮影。
さあ、いよいよ講習会のスタートです。
まずは基本の立ち方による、前に出ての攻撃と後ろに下がっての攻撃の稽古。
そう、自分が後ろに下がることにより相手を誘い、相手が前に出てきたところにカウンター攻撃です。
しかーし!
早速ここで、おいらのお祈りは無残にも崩れ落ちます。
後屈立ち前蹴りのあと、前足を前から回して三戦立ちになることが出来ません。
どうしても後ろから回してしまうのです。
そう、おいら左と右の区別はつくようになっていたのでしたが、前と後ろの区別がつかなくなってしまったのです!
(首席師範の指差す方向、その先にはまさしくおいらがいるのです!)
やっぱり稽古不足ですね。いきなり反省のおいらでした。
さあ、気を取り直して、
今回の講習会では、首席師範が自らたくさんお手本を示して下さり、とても勉強になりました。
最近、よく稽古した【組手の型 八方】も、首席師範の動きはおいら達とはまったく違います。
惰性の動きがなく、常に相手と対峙している動き。
投げの動きも、大変勉強になりました。
「首席師範、ありがとうございました。押忍!」
そしてもう一つ。
今回の講習会で、首席師範へ西尾先生からのリクエストがありました。
それが「ヒ・ジ・ウ・チ!」
素早い動きと完璧な間合いが要求される、この技。
首席師範の回転肘打ちは、まさに目にも留まらぬハヤワザ!
その証拠に、首席師範の肘打ちの間、その素早さに前列の先生方が1ミリも動いていないのが分かります。
すっ凄い!
さあ、それではパートナーと組んで、お互い練習しあいましょう!
いや~、素早く間合いを詰めて、肘を的確に当てるって本当に難しいですね。
おいら頑張って稽古したいと思いました。
そしてその後も、首席師範の実戦的なすご技がさく裂します。
まずはインローにて相手を崩し
その相手の背中に肘を落とす
相手の突きを捌き、同時に相手のアゴヘカウンター攻撃する
【組手の型 八方】にある、投げ技からの
倒されて、立ち上がってくる相手の顔面めがけて膝蹴り。
我らが西尾先生も、なすすべもなく、首席師範にコテンパンにやられてしまいました。
そして中身の濃い講習会も終了時刻に。
最後は、こちらも恒例の記念撮影で終了です。
「首席師範、講習会ありがとうございました。先生・先輩方、道場生の皆さん、お疲れ様でした。押忍!」
(写真を撮って下さった三浦道場千葉支部の○南さんも、ありがとうございました!)
おいら首席師範の講習会で毎回思いますが、首席師範の動きはまさに実戦そのものです。
なのに、おいらの稽古は基本にしても、型にしても、そこにいる相手をまったく想像出来ていません。
おいらの組手は、どうして間合いが合わないのか?
それは基本稽古や型の稽古で、そこにいる見えない相手と戦っていないからですね。
どうしたら膝蹴りが出来るか?
どうしたら肘打ちが当たるか?
それはミット打ちでも組手でも、相手との間合いやスピード、タイミングが合っていないとうまくいきません。
今日の講習会で感じたこと、そう常に実戦をイメージしながら、また明日から稽古に励みたいと思います。
これからもカッコいい三浦道場の空手家目指し、まだまだ【おやじの空手道】は続きます。
今後とも宜しくお願い致します。
押忍!