ついに、この日がきました。
おいらが【三浦道場】に入門させて頂いてから7年目。
通算540回目の稽古日となる今日、おいらは三浦首席師範より2回目の昇段審査を受けさせて頂くこととなったのでした。
緊張感の中、いよいよ昇段審査開始です。
今回おいらが特に緊張したのは型の披露。
首席師範の前で型を披露させて頂くのは、緊張感ハンパないっす!
実は、おとといの通常稽古にも首席師範が来て下さり、基本の動きなど直接ご指導頂きました。
そのときも、おいらは身体がガチガチ。
そのガチガチの身体のまま、今日の審査を受けることとなったのです。
今回披露させて頂いた型は、
【征遠鎮】と
【最破】。
いつも一緒に稽古している○井さんと2人同時だったので、少し緊張は和らいだのですが、やっぱり稽古不足を実感しました。
そして昇段審査は進んでいき、
ここでもう1人、【東京支部】よりおいら以上に緊張されている○シさん登場。
緊張の理由は、この雰囲気の中で初段への昇段審査を受ける○シさん。
そう、これから組手審査として15人組手が行われるからです。
15人の相手の中には、アメリカからいらっしゃった身体の大きな先輩や
もちろん、おいらもいます。
そして身体が大きいと言えば、この方。
【埼玉三浦道場】の刺客、○安先輩。
果敢に攻め込む○シさん。
「○シさん、がんばれぇっーーー!」
しっかぁっし!
15人組手は、そんなに甘くなかったようです。
「○シさん、蹴りに気を付けてー! あっ、あぶな~い!!」
○安先輩の後ろ蹴りが○シさんにヒット!
「○シさん、がんばれぇっーーー!!」
そしてついに15人目。
渾身の突きを○太先輩に決め、無事15人組手を完遂したのでした。
「○シさん、ナイスファイト!!!」
さあ、昇段審査の次は首席師範による講習会です。
人数が多かったため、何組かに分かれて首席師範よりご指導を頂きます。
【三戦立ち】に
【騎馬立ち】。
基本の技なのに、おいら爪先の向きと引手の位置がダメですね!
深~く反省しました。
そして今度は対面での稽古。
角度と間合い。
おいらやっぱり出来てません。
見本を見せて下さった先生方の素晴らしさを改めて実感します。
特においらが感動したのが、【富山支部】の○田先生の蹴り。
おいらには、とてもマネできませんが、軸足・蹴り足・腕の構え、すべてに意識を向けて技を繰り出す大切さを学びました。
そうして、長いようであっという間の首席師範による昇段審査&講習会は終了したのでした。
「首席師範、諸先生方、諸先輩方、参加された皆さん、本日はお疲れ様でした。ありがとうございました。押忍!!」
さあ、稽古でタップリ汗をかいたあとは、みんなで恒例の懇親会へと向かいます。
おっとその前に、今日の昇段審査&講習会が行われた場所をご紹介しますと、
東京のシンボル【東京タワー】のふもとにあるスタジオ【ヴィーナス】。
とても良い場所にありますね。ちなみに、おいらが東京で一番好きな場所、それが【東京タワー】。
(更にちなみに日本で一番好きな場所は【富士さん】!)
新しい東京のシンボルとして【東京スカイツリー】も良いですが、おいらはやっぱり【東京タワー】かな!
せっかくなので、コウ先輩に【東京タワー】とおいらのツーショット写真を撮って頂きました。
「コウ先輩、ツーショット写真 良い記念になりました。ありがとうございます。押忍!」
さて懇親会では、いつものように各支部が入り乱れ、親睦を深め情報交換を行います。
【東京板橋支部】のテーブルでは何かトラブルでしょうか?○渕先生の表情が険しくなっています。
こちらは【東京支部】&【千葉支部】&【埼玉三浦道場】。みなさん良い笑顔ですね!
そして楽しかった懇親会もお開きとなり、本日の首席師範による昇段審査&講習会&懇親会は幕を閉じたのでした。
おいら今日一日を通じて感じました。
空手は奥が深く、そして楽しいものですね!
日々の稽古において、指先や足先まで意識して稽古するのと、そうしないのでは技術の習得に雲泥の差がでます。
そして何よりカッコ良さが全く違います。
先生方の型のお手本を拝見し、少しでも近づきたいと思いました。
そして15人組手では、最後まで手を抜かず全力を出し切る姿を見せて頂きました。
空手にもう1つ大切な「気持ち」や「心」の大事さを実感しました。
おいらも少しずつではありますが、基本や型の稽古で細かい部分を意識するようにしています。
そして少しずつではありますが、前より動きが早くなったり、身体がブレずに攻撃や受けが出来た時に空手の面白さを実感しています。
今日学んだ空手の奥深さと楽しさ極め、カッコいい空手家を目指し、これからもまだまだ【おやじの空手道】を続けます。
今後とも宜しくお願い致します。
押忍!
おまけ
今や懇親会の風物詩となった○中先輩の大胸筋チェック。
今回は、ご自身も○井さんからチェックを受けることに。
「おいらもいつか○中先輩から大胸筋チェックを受けれるような立派な空手家になるぞぉ~!押~忍!」