さて、いよいよ今年の【富士さん】強化合宿の始まりです。
万全の準備を整えたおいら。
登山のお供に【富士さん素】も忘れません。
今回のルートを山荘のチラシでお見せしますと、こんな感じ。
須走口からのルートです。
まずは、これから【富士さん】強化合宿に臨む、おいら達の勇姿を。
ただの記念撮影ですね!
さあ、気合を入れて出発です。
須走口も最初はゴツゴツした岩がたくさん。
結構、足腰にきます。
やがて、だんだん暗くなってきました。
眼下には【山中湖】や【河口湖】が薄っすらと見えます。
そして今日は【河口湖】の湖畔で花火大会が開催されていました。
上から見下ろす花火は最高!!
でも、写真には収めることが出来ませんでした。
残念!
結構疲れてきたおいら達も、もうすぐ七合目に到着。
そしてこの後、おいら達は【富士さん】の恐ろしさを思い知らされます。
七合目の次、それは...
「本七合目」
よく見ると、最初に紹介した山荘のチラシや途中の看板などにも書いてありましたね。
しかし【富士さん】の本当の恐ろしさは、ここから。
みなさん、八合目の次は何か分かりますか?
良い子はもう気づいていますね!
正解!本八合目。
では、本八合目の次は?
ブゥ~~!!!!
何と八合五勺。
「はちごうごしゃく」って読みます。
【富士さん】恐るべし!!
さあ、気を取り直してもうちょっと。山頂に向かって登ります。
この頃から、登山道は登山者達で大渋滞。
登ってきた道を振り返るとこんな感じ。
写真が暗く、ピンボケのため分かりづらいですが、これは麓の街ではありません。
登山者達のライトの明かりがまるで夜景のようです。
そして最後の気合を入れ、もうひと踏ん張り。
山頂鳥居の前の狛犬を通り過ぎ
午前3時50分。おいら達はとうとう登頂に成功したのでした。
「う~ん!ヨッシャー!!」
でも、ここからもうひと勝負!
席取り合戦が待っています。
みんなの目的は一つ、そう【ご来光】
心の広いおいら達は、正面に【ご来光】を臨む席を他の方々に譲り、若干離れた場所からその瞬間を見守ります。
午前4時42分。
東の空から
【ご来光】!!
そして国旗が掲揚され【君が代】の斉唱です。
「う~ん、にっぽんってすばらしい」
そしてもう一つ。
おいらが感動した景色を紹介します。
それがこれっ!
全員が同じ方向を向き、多くの人が写真を撮る景色。
外国の方も、たくさんいらっしゃいました。
また多くの人が【ご来光】をバックに記念の写真を撮っていましたが、実はこれはあまり上手くいきません。
それも当然、逆光なのですから。
賢いおいら達は【ご来光】に向かって記念撮影。
きれいな写真が撮れました。
ちなみに後ろの風景を拡大すると、
【剣ヶ峰】にある旧富士山測候所です。
そして良く見ると、そこへ向かう道には大勢の人影が。
(小さくてほとんど見えないと思いますが、確かに大勢の人がいます)
「いやぁ~【富士さん】は凄いが、【富士登山者】も凄いなぁ~!」
ここに同志達の熱い情熱を見たのでした。
さあ、1時間半の山頂滞在を終え、これから下山です。
実は、下山も結構きつい。
でも、それをお伝えするすべがありません。
軽く紹介しますと、まあこんな感じです。
砂と小石(結構大きい石もあります)の混じった急斜面を一気に駆け降りる感じ。
膝と太ももに、かなりの負担を感じながら3人とも無事下山することが出来ました。
皆さん、ご声援ありがとうございました。押忍!
おいら【富士登山】を始めて今年で7回目7年になりますが、やはりなかなかいいもんですよ!
体力的には、真夏の気候から真冬の気候、そして急斜面の昇り降りで疲労困憊ですが、仲間との一体感や登頂時の達成感は何とも言えません。
空手も同じです。
日々の仕事を終え、帰宅途中に稽古に参加、ときにはヘロヘロになることもあります。
しかし、地道な稽古で目標に向かって一歩一歩進むしかないと思います。
そしてその先には、今回の【富士さん】登頂と【ご来光】のような、達成感と素晴らしい景色が広がるのだと思います。
これからも、夢に向かってまだまだ【おやじの空手道】は続きます。
今後とも宜しくお願い致します。
押忍!
おまけ
今回のブログタイトル【富士さん】強化合宿って何か稽古でもしたの?って質問したあなた!
とっておきの写真をお見せしましょう!
西尾先生からよくご指導いただく相手の前進を阻止する前蹴り。
おいらが今回身につけた技がこちらっ!
身体のバランスを崩し、更に後ろにのけぞっての前蹴りですが、足場の悪さとこの急斜面では、
まあこんなもんでしょう。
今回の【富士登山】は、残念ながら三浦道場からの参加者はありませんでした。
来年は、是非皆さんご参加下さいますよう心からお願い申し上げます。