おいらにとって2回目の昇級審査の日になりました。
いつもより緊張し、いつもより少し早く道場へ向かったため、新高円寺駅も今日はまだまだ明るかったです。
いつもの高南通りを高円寺駅に向かって歩きます。
いつものタロー軒もこんな感じです。
道場に到着しました。
怪我防止のため、今日は特に念入りにストレッチ体操でウォーミングアップです。
こちらの島○さんも、今回の受験者です。
何という気迫!!
おいらも頑張ります。
とうとう昇級審査が始まりました。
ここからおいらは、審査を受ける受験モード。
写真を撮る余裕がなくなりましたので、何とか撮影できた数枚だけご覧下さい。
また審査の様子の全容は、当三浦道場東京支部の公式ページブログにてご確認ください。
まずは基本稽古です。
(写真はありません)
続いて移動稽古です。
これは蹴りのコンビネーション。
その後、とうとう一人一人「型」の披露です。
実はおいらは、前回の昇級審査の際、「型」の披露で大失敗しました。
それはすべてが気持ちの弱さから出たものでした。
当時、白帯の5人が昇級審査に臨みました。
それぞれが自分で選んだ「型」を披露します。
おいらは「型」に自信がなかったため、下段払いと追い突きの「太極その1」(比較的易しい型です)を選択する予定でした。
最初の1人から3人目までは「太極その1」を選択し、とても綺麗な「型」を披露されました。
4人目は、おいらと同期の○大君でした。
そこで○大君は何と「蹴りの型」を選択しました。
「えっえー!! けっ蹴りの型ー?」
何と、彼は見事に「蹴りの型」を披露したのでした。
続いておいらの番です。
「太極その1」を選択する予定だったおいらは、先生から披露する「型」の名前を聞かれ、頭の中はパニックになりました。
何故なら同期の○大君は、おいらの息子だからです。
昇級審査を受けるおいらの状況から考えますと、たぶん「太極その1」で問題なかったと思います。
でも同期入門で、おいらの息子の○大君は、そのチャレンジャー精神から「蹴りの型」を選んだのです。
これは、彼の親父のおいらにとって人生最大級のプレッシャーです。
ほんの3秒程度の時間でしたが、おいらの頭の中はパニック状態でした。
そこでおいらの出した結論は、
「た た た 太極そのい い 1でお願いします」と。
頭の中が真っ白な状態からで始めたおいらは、何と左下段払いの次に中段逆突きを披露してしまいました。
ご存知の通り本当は、左下段払いから中段追い突きです。
何と、あんなに練習した「太極その1」なのに、2つ目の突きで間違ってしまいました。
その後、先生に再度チャンスを頂き、何とか「太極その1」を終えました。
でも、「型」の披露中の記憶はありません。
おいらの頭の中には、息子のチャレンジャー精神を目の当たりにし、チャレンジしようとしなかった不甲斐ないおいらだけが残りました。
更に自分で選んだ型の2動作目での間違い。自分が情けなく本当に意気消沈した瞬間でした。
前回は、何とか昇級させて頂きましたが、自分の中ではまだまだ白帯でした。
これがしばらくトラウマとなりました。
そのため今回の「型」の披露では、何らかのチャレンジをしたかったのです。
そこで今回は「蹴りの型」を選択させて頂きました。
息子に遅れること7ヶ月。「型」の披露は何とか終了。
最後がちょっとグダグダでしたが...
何とか息子に近づけた気がしました。
続いてそれぞれ組み手です。
こちらは○村さんです。
○村さんは殺陣の役者さんであり、おいらも過去に何度も演目を見せて頂きましたが、いつも真剣に取り組む姿を拝見し、いつも感動を覚えます。
○村さんは、今日もコウ先輩に果敢に挑んでいます。
本当に素晴らしい方です。これからも一緒に頑張りましょう!!
最後にアドバンスの方々の型の披露がありました。
「やっぱ、かっこいいなー」
おいらも上を目指して頑張ります。
昇級審査の結果は、次回以降に先生から発表されます。
今日は大勢の皆さんが出席されました。
(控え室はこんな感じでした)
皆さん、お疲れ様でした。
トンファーをぶつけたヒジのアザは直りませんが、何かひとつ大人になったような気がした1日でした。
稽古終了後は、いつもの反省会です。
今日は人数が多かったことと、「型」や「組み手」の様子を○本さんが動画録画して頂いたおかげで、画像を見ながらみんなで大いに盛り上がりました。
(詳細は公式ページのブログにてご確認ください)
二度目の昇級審査を終え、これからもまだまだ「おやじの空手道」は続きます。
今後とも宜しくお願いします。
押忍!!