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Bein' aware of wisdom

高認取って大学受験した人のブログ

過去問演習まっ盛りでございます。

-数学-
2010年・・・2完1半。2009年より難化したらしいが、結構簡単だった。多分8割程度。
2011年・・・1完2半。鬼畜すぎだろ・・・。2010年と比にならないくらいむずかった。ってか京大入試よりムズいぞこれ。6割行けば良い方。

-英語-
2009年・・・最初の2題はそこそこ出来たが、後半の英作文どもで死亡。カスみたいな英文しか書けなかった。多分和訳・長文が8割前後で、英作文が6~7割だから全体で7割ちょいぐらいかな。

-国語-
2010年・・・現代文2題。1題目は楽勝だったが、2題目が意味不明だった。どこのどの箇所読んでも理解できないレベル。なのに記号は全問正解という・・・。多分、6割~7割ぐらい。
2011年・・・2010年の古文が既に知ってる文章だったので、古文だけ2011年へ。例にもれずに、読めてる気になってるけど解答みたら全然違うこと書いてた・・・て感じ。てかこんな解釈できるかよ!多分5割行くか行かないかぐらい。


数学の2011年はヤバかったです。ちなみにこの年の京大はクソ簡単な年として有名ですが、マジで阪大が京大の入試を抜いたのは初めてみました。
(もっとも、英語・国語ともに京大の方が難しいですが・・・。)

英語はやっぱりどこかで爆発しそうで怖い・・・。
数学の次にビビってる科目です。

あ、国語が爆発するのはもう既に予想できるので(殴
まぁ、といっても国語でも出来れば7割近く取りたいですけどなぁ~。

京大国語の採点は常人には理解出来ない天才の線を行ってますが、阪大はそうでないことを願いたいです。
(阪大模試を受けてないので、採点が分からない分怖い・・・ただ、少なくともZ会ほど甘くは無いと思います。)

数学も、良く「合格者は2完したいところ」とよく書かれますが、やはり2完というのはそう容易くできるもんじゃないですねぇ・・・。
本番で2011年ぐらいの問題が出たら、焦って僕は1完も出来なかったかもしれません。
また、1年前に解いた2012年度の問題でも問1でアホみたいなミスやらかしましたから。

なので、「解ける問題は絶対ミスらない」で、分からない問題が出たらもう仕方ないと割り切ります。
今までめちゃくちゃ数学勉強してきましたから、解法ストックには自信があります。なので、「自分は出来る」と信じるしかないでしょう。


阪大入試まで、あと3日・・・。緊張するというよりも、「やっと終わりか・・・」と「もう終わりか・・・」という気持ちが錯綜しています。
まぁ、もうここまできたら、自分のやってきたことを試験場で全部ぶちまけるだけですね。

大阪大学法学部 絶対合格!


「日本人の英語力」 マーシャ・クラッカワー

こないだ話した通り、本のタイトルです。
ページ数も少ないし、内容も難解でなく読みやすかったのですぐに読み終えました。

主な内容は

「アメリカ人が喋れば、何でも本物の英語」 という認識を捨てろ

というものです。
著者は日本人とアメリカ人のハーフだそうですが、アメリカ人が使うストリート・イングリッシュ(街角英語)はあまり良く思っていないという印象を受けましたね。

ただ、日本人はこの「Street English」をむしろ「実用的」だと思い込み、これこそ本当に話されている英語だと信じる傾向にあります。
堅苦しい文法の授業など無意味で、文法を気にせずにスラングを格好よく使うことこそが「英語を喋るコツ」だと考えている人が多い気がします。

もちろん、僕は文法だけやってりゃいいとは全く思いませんし、会話や(入試など堅実に得点をしなければならない時以外の)英作文において、覚えたての表現などを躊躇せずに使うことは大事です。

ただ、この著者が言うように、「ネィティブが使うスラングや短縮表現などを覚えれば良い」というのは間違いだと思います。
あと、著者が言うには、日本人などの英語を母国語としない人が無理してスラングなどを使おうとすると、抑揚やイントネーションが微妙にズレて不自然に感じられるそうです。


もっとも、僕も一昔前は「スラングや省略語を使えば英語らしく聞こえる」と思っていた時期がありまして、ネット上で外国の方と英語で話す時は
「betcha」とか「kinda」とかを多用してました。
でも、今思えばあれは凄く恥ずかしいですね。自ら教養の無さをさらけ出してるようなもんです。
まぁチャットなどではまだ良いとして、これが大事な会議などだったら、かなり恥ずかしいことです。

影響されたのが、アメリカの20~30代ぐらいの女性でして、この人がよく使ってたので真似してた気がします。
対して、50代ぐらいのイギリスの男性は、凄く分かりやすい喋り方で、知性が感じられました。
彼は、動詞や助動詞の否定語(do notやcan not)を短縮することすらせず、いつも丁寧に喋ってる感じがしましたね。

まぁこの2人の英語はどちらも広い意味では正しい英語なのでしょうが、英語を第二言語として勉強する初心者からすれば、真似すべきなのはどちらか一目瞭然です。


事実、この著者は英語も日本語も堪能だそうですが、中高の頃やっていた授業は日本での英語の授業とほとんど同じで、文法などを徹底的に叩き込まれたそうです。
もちろん、英語で話す学校だったので「受動態」「仮定法過去」などという日本語での文法説明は無かったそうですが、それに近いことを英語でやっていたようです。

やはり「正しい英語」を使うためには、文法をきちんと守ることは必要不可欠なのだと、改めて思い知りましたね。

自分もこれだけ勉強してて、まだ冠詞や代名詞を間違えたりすることが稀にあるので、気をつけないと・・・。

まぁ、そういうわけで、中々ためになった本、というか説得力のある本でしたね。
これからの英語学習の糧にしたいと思います。

ちょっと前に本番と同じ形式で解いた「阪大文系 入試直前演習(第1回)」なるものが返却されました。



英語:163/200点

数学: 90/100点

国語: 104/150点

合計:357/450点 (79.3%)


罠だ・・・これは罠だ・・・。
Z会が俺をヨイショしようとして本番で失敗させようとする作戦だ・・・。
俺は騙されんぞ。

まず、数学9割に吹いたwww全国模試でも最高8割5分ぐらいだぞwww
なんか、全体的に採点が甘すぎる気が。本番は国語でこんな点数取れるわけがないし、英語もあの出来だと7割行くかどうか・・・。


あと、第二回は日程的に期限内に提出不可能だったのでさっき数学だけ家で解いて採点したら、89/100点でした。

これは採点どうこうより問題がクソ簡単でしたね。時間も20分も余ったし。正直発想的に今年のセンター試験(ⅠA)の方が難しかったんじゃなかろうか、っていうレベル。
まぁ言い訳すれば3完(100点)取れたほど簡単な問題でしたが、内積の公式でcosをsinにするという大暴挙をやってしまいまして、こんな結果に・・・。
自分に腹が立ったので、部分点半分も考慮しませんでした。
ただ、sinの計算でやると二重根号が綺麗に消えたので、「キターーー」って思ったんですがねぇ・・・。


まぁ、いずれにしても、問題が簡単すぎるのと、採点甘すぎる。

本試は過去問で解いてますが、結構完答できない問題が多いので、かなりビビってます。
元々阪大数学ってムズいんだよなぁ・・・。京大の方がやりやすい場合すらある。

ただ、国語に関しては阪大の方が簡単かも。というより、京大が鬼畜すぎる・・・。

如何せん、家で解いた問題がいかにアテにならなかったかはセンタープレからのセンター本試の流れで、記憶に新しいです。
あの時を教訓にして、もしもの事態に備えて時間を余らせる訓練をしたりしてるのですが、「またセンターの悲劇が再来したら・・・」と思うと胸が裂けそうなほど苦しくなります^^;


まぁ、センター失敗した人間なもんで、もう二次で追い抜くしか道は残されて無いので、残り1週間、適度な緊張感を保って頑張ろうと思います。
その意味では、この点数を起爆剤にして「自分はできる人間だ!」ということを意識しながらやるべきなのかもしれません。


-----余談------

数学の確率の問題で、僕はよく答えに「〇〇とおり」と書くのですが、「とおり」は漢字に直した方が良いという指示がありました。

高1の数学の先生(担任の先生)が授業の時に、「試験中にいちいち漢字で書いてたら時間が無いから、漢字なんて使わんでよろしい」と言ってたので、そうしてたのですが、やはり平仮名は変なのでしょうかねぇ・・・。

まぁその先生は数Ⅱの恒等式の授業でも、「数値代入法をした後の十分条件を示す時は「逆に、このとき恒等式は成立」と書くだけで良い」(つまり、確かめる時わざわざ計算しなくてもよい)と言ってたぐらいですから、少し大雑把だったのかもしれません。
(普通は出た答えの定数を代入して計算もちゃんと書くようです。)

ただ、その先生は阪大卒で人格的にも素晴らしい先生であり、僕が学校に行かなくなった時は毎週のように心配して家まで来て下さいました。
なので、この先生(というより1~3年の担任の先生全員)は僕にとって尊敬すべき恩師であり、恩人でもあります。
昨日の夕方、受験票が届きました。
正直届かなかったらどうしようってちょっと不安でしたが、とりあえず届いてよかったです。

いや~それにしても、前期試験本番まで残り10日。
10日後の今頃には、自分は英語以外の受験勉強から解放されるのだと思うと、何かとても不思議な感じになります。
国英数になっただけでもかなり変な感じでしたが、英語だけになるなんて信じられません。
特に数学をやらなくていいというのが信じられないですね。
(僕の受験勉強の中では数学が物凄い強烈な印象があった科目でしたから。)


まぁ、泣いても笑ってもあと10日。
自分のベストを尽くしたいと思います。

そして、国立大学を受ける皆さん。残り10日、戦い抜きましょう!

いざ、最終決戦へ!
前の記事で言っていた英作文の参考書ですが、やっぱり納得できない箇所がチラホラありますね。
(今回はあえて著書名は言いませんが・・・。)

まぁ和文英訳などは僕の能力が低いから、この著者の秀逸な意訳についていけないだけだと思いますので仕方ないと思いますが、自由英作文が・・・。

大阪大学の70語指定の英作文が掲載されていたのですが、
模範解答、110語ぐらいありました。
確かに問題文には「70語程度で」とありましたが、110語は「70語程度」とは到底思えません。

解説の所で「受験生が書きがちなダメ解答」をボロカスに貶し、「以下の自分の模範解答がいかに内容があるか見てもらいたい」と書いてあるくせに、字数40語オーバーという初歩的ミス・・・。
内容云々以前に一番やっちゃいけないのが、問題文の指定を守らないことだと思います。

著者の方の英語力は素晴らしいものがあるのでしょうが、「受験生用の参考書」として、問題文の指定すら守れない参考書が、果たして書店の店頭に並んでいていいものか・・・とも思いました。

大した能力も無いくせに参考書批判するのは何様だという話ですが、著者の書く英語そのものは関心させられるし、英作文の基本的な心構えも参考にさせて頂きました。
ただ、「字数を守らない参考書」っていうのは、僕はこれ以上学びたいとは思わないです。
例えば、国語の赤本などで100字以内で書けっていう解答に、200字で書いてるようなもんだと思うんですよね。

阪大の英作文は、自分の主張を70語程度でいかに過不足なくまとめるかが難しいのであって、字数指定が無ければそんなに難しくはありません。


また、これも初歩的なものですが、「どのような人に賞を与えたいか」という問題に対して、「ボランティア基金を作りたい」という解答もちょっと的外れな気がします。
いや、確かに最初に「何か新しい賞のための基金を設けようと考えたとする。」とありますが、問題文の最後では「では、それはどんな"賞"がいいと思いますか」という聞き方をしてるのであって、「どのような"基金"がいいと思いますか。」という聞き方はしていません。

そういう点でも、少し解答としてはどうなのかな、と思います。


英語自体は素晴らしいものがあるのでしょうが、こういう所が粗すぎると、全体としては残念です。
これからの難関国立受験生のためにも、もう内容を少し練って欲しいものですが・・・。


以上、小も無い愚痴でした^^;