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Bein' aware of wisdom

高認取って大学受験した人のブログ

My Early Life と Language the Bsicsは、ネットで注文完了しましたが、まだ支払い票が届かない・・・。
海外の著書だけに、結構時間かかるのかな?(朝注文したのだが・・・。)

ところで、阪大の入試のスレなどを見てると、自分の手ごたえがあったのは、本当に運にも味方されたのだな~と強く思い知らされます。
そして、僕が目指してきた大学は、間違いなく難関だったのだと改めて感じました。
学校へも塾へも予備校へも行かず、自分の力だけで阪大を目指す・・・。
この挑戦が、どれだけ無鉄砲で恐ろしいことなのか・・・ようやく、夢から醒めた気がします。
ですが、同時に、その大学の試験でベストを尽くせた自分を本当に誇りに思います。
僕の中には、今まで自分の無能さをひた隠すための"自己愛"が潜伏していたように思いますが、この経験によって、その自己愛が自己肯定のそれへと変わっていく気がします。

正直、阪大A判定連続してた時は、阪大落ちることはまずないだろうと思ってました。
でも、それはあくまで「模試」の結果であって、本番での自分の実力ではない。
事実、センターE判定食らって、一時期凄く悩みました。
A判定取ってきた自分と、実際に出た成績との乖離です。
今まで評価されてきた自分の成績は、幻でしか無かったのだろうか、と思いました。
これは、本番の極限状態を経験した受験生の多くが知る所だろうと思います。

ただ、二次試験で自分の実力を出せて、センタービハインドを(多分)跳ね返せたのは、今まで培ってきた勉強量だという自負もあります。
確かにネット上を見ていると「この人は僕の2倍は勉強してるな」という人は数人見たことがありますが、それ以外の多くの人には、才能はともかく勉強量で負けたつもりはありません。

僕は元々公立中学で中の下だった人間ですから、地頭もよくないです。
地頭のよくない人間が、塾へも予備校へも行かず頭の良い生徒を抜くためにはどうするか?
勉強量しか無いですからね。
そして、センター終わりから2月までの1ヶ月間。僕を最後に支えたのは、親でも先生でもなく、その勉強量に対する自負心だけでした。


結果が届くまでは、まだどうなるか分かりません。
ですが、結果がたとえ良いものであれ、悪いものであれ、僕の中では阪大入試で全てを出し尽くしたことに対する満足感があります。
もちろんここまで来たら「受かっていてくれ!」と強く願うばかりですが、現実はどうなるか分かりませんからね。


で、これから受験生になる高校2年生や、1年生の人達に一つ言っておきたいことがあります。

それは、"受験"という瞬間を舐めてはいけないということです。
皆さんは、簡単に大学批評をするかもしれません。どの大学がどこより良いとか。
それ自体は、自分のインセンティブにもなりますし、悪くは無いと思うんです。

でも、「目指す人間が凄い」のではありません。「実際に受かった人間」が凄いのです。
世の受験生には、例えば自分が旧帝大を目指しているという理由だけで、自分が偉い気分になって、他の大学を貶してる人がいるように思えます。

今、知恵袋や2chへ行けばよく分かります。
旧帝大目指していたつもりだった人が、MARCHにすら受からず、挙句の果てにそれ以外の私大も全落ちしてしまっているのです。
しかも、それが一人や二人ではない。
世の中にはこういう受験生が沢山いるわけです。

大学受験の競争というのは、貴方が思っている以上に熾烈です。
そしてそれは皮肉にも、受けた後にしか誰も気付けないのです。


なので、貴方はこういう愚かな先輩の二の舞とならないよう、「自分は危ない存在だ」という危機感を常にもって勉強して欲しいと思います。
こういうストイックな勉強をしてきた人は、成功率が高いです。統計を取ったわけではありませんが。
僕も、(自分で言ってる時点でどうかと思うが)、割と受験に関してはストイックに物を運んできたつもりです。
(今なりに自己分析すると、"ストイックな自分"に酔っていた場面もありましたが。)
それが、最後の二次試験で過去最高の出来を生み出すことになったのだろうと思います。

なので、皆さん、受験勉強は是非ストイックにやって下さい。

受かってるか落ちてるか分からない先輩からのアドバイスなんぞ聞きたくないでしょうが、これが、僕が本番という"瞬間"から学んだことです。
一日中、「駿台」「河合塾」「東進」の解答速報を何度もチェックしています。
ずっと「2/26日公開予定」のままだと思っていた東進が、もう既に全ての教科(文系)を公開していることが分かりました。

で、めちゃくちゃ簡単に(見た感じだけで)自己採点をしました


科目ごとに

-数学-
140~150/150ぐらい。

前に言った通り、一応3完はしました。
ただ、怖いのが1番の証明での減点。
確かに仮定から式は導けましたが、面食らって焦って解いた問題なので、欠陥がありそうです・・・。
なので、10点ぐらいは減点覚悟かな。
2と3は、何度も見直しして全ての数を代入したし、記述もかなり書いたので、多分減点は無いと思います。
(まぁ、そう思ってたのに減点されたのが、こないだのZ会の直前演習でしたので、何とも言えないですけどね。)

-英語-

105~125/150ぐらい。

1の解釈は大体イケた。「consensus」を「全会一致」という政経分野で読んだ訳語のまま覚えてたので、最初は文章の意味がよく分かりませんでした。が、途中で「意見が一致しない」という風に訳せました。
あと、「-」でつながれてる部分の訳出は、予備校の解答と同じくそのまま日本語にも「-」を足す形でやりました。
「appreciate」を「正しく理解する」じゃなくて「正当に評価する」と訳したけど、これってOKなのかな?OKじゃなかったら泣きたい。
2番目の長文は、記号は全問正解。ただ、和訳は、後置修飾の分詞構文をそのままの順で訳したのが残念でした。
(文意は捉えているはずなので大量減点は勘弁して欲しい。)
ただ、一番の心配は自由英作文と和文英訳。引かれるとすれば、ここ。
今思い返すと、文法ミスも多々あっただろうし、何より無理な構文になってたのではないか、と悔やまれる。
まぁ、英作文は皆引かれてるだろうと思うことにしよう・・・。

-国語-

75~95/150ぐらい。
模範解答みて一番焦った科目。
最初の大問、一番長い記述の解答が自分のとかなり違う・・・。
正解が1つでない国語と言えども、ポイントを捉えられていない気がして不安。
極めつけは記号問題。案の定、間違えた・・・。
現代文です。答えは「イ」ですが、僕は「エ」にしました。
もっとも、これは答案回収時に気付きましたが・・・。
また、古文の「朽ちせぬ契り」の解釈も東進のと違う・・・。
自分は「朽ちせぬ契り」=「(海恵が)死なないための約束」と解釈しましたが、東進にはただ単に「朽ちることのない約束」とありました。
深読みしすぎたぁぁぁぁぁぁ・・・。
とりあえず、他の予備校の速報も見てみたい・・・。




ちなみに、センターは345/450です。(笑わないで下さい^^;)

なので、合計は675~700ぐらいになるかと思います。
見ての通り、ボーダーラインは超えてる計算になりますが、所詮は自己採点。あまりアテにならないですからね。
(ボーダーは多分630~660ぐらいになると予想されます。)


まぁ英・数は言ってもそこまで減点されないんじゃないか、と踏んでるのですが、問題は国語ですね・・・。
コイツとセンターがグルになって僕に襲い掛かってきたなら、どうなるか・・・。
ちょっと怖くなってきました。

数学採点した瞬間は「コレはいけるやろ!」と思いましたが、国語採点してみて雲行きが・・・。
かなり低く見積もって、

(数)+(英)+(国)=135+100+70=305点

これとセンターの345点を足すと、650点。まぁ大体の年のボーダーは越えてますが・・・。
ただ、こうなってくるとセンターのマークズレとか国語の記述の大減点が命取りになってきます。
阪大の国語の採点ってやっぱ厳しいのかな・・・。こういう時に阪大模試受けなかったことを後悔する。

70~80%の確率で受かってるだろうと思いたいのは山々ですが、その20~30%が勝つことだってあるわけです。
あ~胃が痛くなってきたw

でも、今更終わったテストで悩んでいても仕方ないですね。
「覆水本に帰らず」ですね。

まぁ、とは言っても数学で2完できなかった人だって結構いると思いますから、それて差はつけれたんじゃないかな、と思います。

自分は受かっているということを信じれば、きっと受かっていることでしょう。
そうだ、あれだけ手ごたえがあったんだから絶対に受かる!気持ちを強くもたねば・・・。



----補足-----

プロスピ2011以降ってPS2から出てないのかよォォォォ!!
今時PS2しか持ってない僕がどうなんだって話ですけどねw所詮アナログ人間ですよ僕は。
プロスピ2010は持ってるっちゃ持ってるんですが、ディスク壊れたんで遊べません。
仕方ない・・・プロスピ5で我慢するか。
(さっきの受験に関する心配はどこへやら・・・。)
解答速報、意外と出るの遅いですね。どこの予備校も。
ちなみに、駿台と河合は数学だけ解答速報が出てたので見たところ、数学の満点が確定しました。
(もちろん、各所で多少の減点はあるかもしれません。あくまで「証明ができた・答えも全て合ってた」という主観的な採点です。ただ、記述はかなり丁寧に書いたつもりではありますが。)
普段から3完はできてない人間なので、あまり胸を張って自慢できることでもないですね。
まぁ、詳しい自己採点は全ての科目が出揃った時にやりますから、来年阪大受けようと思ってる人なんかは参考にして下さい。


まぁそんなことは置いといて、とりあえずこれからの予定を話そうと思います↓

~後期対策~
・ウィストン・チャーチルの自伝「My early life」を読破する。
・「Language the Basics(Author:R.L.Trask)」を読破する。

ま、要するに、コテコテの受験対策はしないってことですね。
とりあえず、英語に触れる機会を確保する程度の勉強をしとこうと思います。
ちなみに、この2つの著書にはどちらも共通点があって、一橋大学にあった言語論の英語の文章に興味を持って、その原本である後者を読もうと思い、また、その文章の中で書かれていたウィストン・チャーチルにも興味をもったので彼の自伝を読もうと思った、という経緯です。
果たして僕程度の英語力で読めるかは分かりませんが(多分まともには読めない)、辞書片手に格闘したいと思います。

~他の勉強~
・数学ⅢCをやる。
これは未定です。ちなみに「大学で使うから・・・」とかではなく、単純に数学が好きだからです。
将来的には、ⅢCまでできるようになりたいと思っているので、今から初めても遅くはないのかな~と。


~趣味~
・テニスをやる。(自分含む国立前期組の合否が確定してからだと思います。)
・「水曜どうでしょう」でまだ見てない話を制覇する。
・「プロ野球スピリッツ」でプレ2版(笑)で一番最新のやつを買ってプレーする。
・あとは気ままにニコ動とか見てる。


とまぁ、こんな感じですね。

受験で封印してた分、やりたいことが腐るほどあって、果たして後期の勉強が手につくかどうか・・・。
まぁ、後期があるにせよ無いにせよ、ここでなまけすぎてたら、せっかく受験勉強してきた意味がないですからね。
そこまで死ぬ気でやるつもりは無いですが、まぁ少しは勉強しないといけないですね。


今日の9時頃自宅に帰ってきました。

出来としては、100%で言うと、100%です。
つまり、自分のできる限りの力を全て出し切りました。

ただ、阪大にしては問題が異常に簡単だった気が・・・。


センターとは違って、明るく振り返れそうです。
では、科目別に振り返りましょう。

~数学~

最初の点と直線の距離の公式の証明にはたまげました。
「コレ・・・教科書に載ってるやん。でも、覚えてねぇ・・・」
ただ、青チャートを何気なく眺めてたらベクトルを使ってた記憶があるので、それを思い起こして何とか式にしたら、見事公式が導けました。
まぁ、この問題が出来ればあとは大丈夫です。
正直言って、満点の自信アリな科目です。
驚くほどに解法が出てきたし、驚くほど計算ミスも無かったように思えます。
本当に自分の答案か・・・。驚いたなぁこりゃ。
多分最低でも8割はあるかな。
120~150かと。

~英語~
これもクソ簡単でした。
ただ、和訳問題はちょっと手ごわかったかな。
和文英訳も。英作文はテーマ自体が中学生レベル。でも、上手には書けなかった・・・。
大体8割前後かな~。英語得意な人間として、最低でも8割は超えてて欲しい。

~国語~
同じく簡単に感じた。
正直古文も文章はセンター並だったし、解釈問題以外はてこずらなかった。
ただ、和歌の解釈も結構自信ありますよ~。「朽ちさす」の解釈があってれば、古文は間違いなく高得点です。
まぁ、最低でも半分は超えたでしょう。手ごたえ的には7割近く言ってもいいレベル。
80~105ぐらいと見積もりましょうか。



なのでまぁ、全体としては300点は越えたと思うので、ボーダーは越えた・・・かな?
二次1本勝負だったら99.9%受かってた点数だったと思います。

阪大文系を受けた皆さん、どうでしたか?
僕からすれば阪大にしては異常に簡単な年だったと思うのですが。
(河合の全統模試受けてるみたいな気分でした。)

ただ、如何せんセンターが・・・ね。

まぁ言っても、ボーダーまで15点差しかなかったので、15点はひっくり返せたと思います。というかそう思いたい。
合格してる確率は・・・ここは強気で70%ぐらい?
センター8割超えない奴が何言ってんだって話ですが、今回はそのぐらい出来の良い試験でした。

まぁ、もしかしたらダメかもしれませんが、それこそ結果を待たないとどうしようもありません。
受かってようがダメだろうが、ここまで自分の試験を本番で出せたのなら、悔いは無いです。

後期は受かる気がしませんので何としても前期通ってて欲しいですが、確かによく考えると落ちてもおかしくは無いと思います。
やっぱりいくら二次が出来たとはいえ、センターであの点数じゃぁ・・・ねぇ。
なので、もしダメだったら、それは10割がたセンターのせいでしょうねw

ま、とりあえず、二次で有終の美を飾れて本当に良かったと思います。
結果がついてくれば良いですが、「合格・不合格」よりも、自分との戦いに勝てた気がしたので、今はそれで満足です。

でも、もし受かれば・・・自分が阪大法学部の学生になる・・・。にわかに信じがたい仮定ですねw
なんか、自分が旧帝大に入学する実感が沸きません。今まで目指してきておいて何ですが。

僕は人生においてエリート街道を通ってきたわけではなく、むしろ最初は底辺層でした。
なので、最初は地元の高校を出て地元の公立大学を出て就職できればな~と思っていたので、まさか自分があの大阪大学を受験することになろうとは、想像だにしませんでした。
(前も話ましたが、元々親が工業高校の番長だったですし、親も僕に期待は全くしてなかったようですw)


まぁ、落ちてしまえばそんなものは無いものねだりになってしまうわけですが・・・。
受験ってのは実にあっけないですね。そう考えると。

これだけ頑張ってきても、示される事実は「合格」「不合格」の二択という。
なんか、3月9日に合否が分かるのが本当に信じられませんね。

まだまだ受験が続く気がして・・・
いよいよ、明日、決戦の地大阪へと旅立ちます。

豊中キャンパスすぐ近くのホテルを予約したので交通面ではそこまで心配は無いかもしれませんが、やはり緊張はしますね。

ただ、ここまでくると、もう何を言ったってしょうがない。どうしようにも、明後日は来るわけですからね。
そして、僕は合格するだけのことはやってきました。あとは、本番で力を出し切るだけです。

思えば2年前、学校に行かなくなった時・・・。僕は大学に行けるなんてまず思えなかった。
「高認取って大学目指してやる」って周りには豪語したけれど、自信なんて全く無かった。

だって、そんな奴周りに居ないし、聞いたこともない。
高認から難関大はおろか、国立大へ行った奴すら聞いたこともない。
だから、自分も結局どっかで諦めて、高校中退で終わるのかな、とも思った。

でも、僕は諦めなかった。というより、諦めきれなかった。
この2年間、今までの人生で何よりも1つのことに熱中しました。
どうして学校へ行かずに、一人でここまで勉強できたのか、自分でも分からない。
でも、頑張ったという事実だけはそこにある。

それが僕にとっての大学受験であり、今までの人生における最大の経験でもあります。

そして、僕はそんな自分を、本当に誇りに思います。
今まで2年間、辛い日も逃げ出したくなる日もあったが、よくここまで頑張った、と。
でも、自分を労うのはまだ早い。明後日の入試が終わり、「合格」の二文字が見えるまでは、お預けです。

今日までが大学受験のゴールじゃない。合格があってこその大学受験だ。

1ヶ月前、僕はセンター試験で失敗した。そして、明後日もひょっとしたら自分の出来ない問題が出るかもしれない。
でも、僕は合格するためにやってきたんだ。負けるわけにはいかない。


大阪大学法学部 絶対合格!

大阪冬の陣へ いざ出陣!