よく「職業病」という言葉が聞かれます。
ただ、普段の文脈で使われるのは、笑い話にできる程度の軽度なもので、特定の職業に従事していることで、私生活でも仕事のルーチンなどを行ってしまいそうになるような、まぁ言ってみれば「仕事癖」みたいなものですね。
ところで、受験生は職業ではないですが、受験生にもこれに似たようなものがある気がします。
いや、少なくとも僕にはありますね。
というわけで、僕がすぐやってしまう「受験生としての職業病(?)」を書いてみたいと思います。
①3桁、あるいは4桁の数字を見ると、「歴史の年号」と反射的に考えてしまう。
例えば、たまたま通りかかった車のナンバーが「1902」だったら、「第一次日英同盟」ってなります。
これは、日本史の復習になるのでいいですけどね。
あ、ちなみに、僕の親の車のナンバーは、ちょうど南北朝統一の年号と同じですw
②漢字で名前が出てきたら、「あ、覚えなきゃ」と反射的に指でなぞり書きをしてしまう。
芸能人などの難しい漢字名に出会ったら、無意識のうちにやってます。
多分日本史で漢字を覚えなきゃいけないから、その影響でしょう。
漢字で書けないと、焦る癖も出てきました。
③英語のフレーズなどを和訳してしまう。
前に書かれている人のシャツにプリントされた英語や、CMなどのフレーズは、必ず和訳してしまいます。
今までは無意識に「音」として聞いていたのが、英語を勉強するようになって「言語」として聞くようになったからかもしれません。
「pssion for the best =最善を尽くすための情熱」 など、その場なのでぎこちない訳出になってしまうことが殆どですw
④ふと出合った英語のフレーズなどが頭から離れなくなる。
例えば、この前「coco塾」という英会話スクールのCMがやっていましたが、その時のフレーズ
「You must know how important roses are for women to say yes.」というのは今でも頭の中に焼きついてしまいます。
(確かこんな風に聞こえました。違ってるかも?)
⑤大きな素数を見ると少し焦る。
多分二次方程式のたすきがげの時に係数が素数だった場合に焦ることが原因でしょう。
模試などでこういう事態(例えば、式変形したら、13x^2-91x-353=0などと出てくるなど)があると、お腹痛くなりますからねw
⑥テレビ・本などで出てきた人などの出身大学名をいちいち調べる。
これはともすれば物凄く印象悪く写るのではないかと思います。
ただ、他人の学歴そのものが気になるのではありません。
自分の志望校と同じ大学、学科出身の人がいれば、その人を目標においてモチベーションにすることもできますので、そういう意味で使っています。
まぁあまりいい癖ではないので、いずれは是正しないとダメでしょうね。
・・・とまぁ、こんな風に色々と癖がついちゃってますが。
でも、先述したように、これで苦労とかしてるわけではないですね。
むしろ復習になって丁度いいかな~って程度です。なので「職業"病"」ではないかもしれませんね。
今日は2007年度の京大文系国語の問題を、120分の時間を計って解いてみることに。
結果は、10分ほど余りました。
自己採点は、全くアテにならないですが、65~75程度。
これでもかな~り厳しくしたつもりです。でも、文章を見る眼が物凄く肥えていらっしゃるであろう京大の先生から言わせれば、もっと酷いことになるでしょうね。
でも、内容的にはかなり手ごたえはありました。
どの設問も、大体は意味をつかめてるし、ポイントもちゃんと捉えてる。
しかしながら、京大国語の難しさって言うのは、そこじゃなくて、「それをどうまとめるか」という、いわゆる記述作成力が大いに問われる所にあると思うんですよね。
ここが全統模試などの総合模試との大きな違いです。
こういった模試などでは、やたら難解な主題の捉え難い文章を出してきますが、解答は本文からそのまま引っ張り出してきてもOK っていう感じかな。
でも、京大入試はそうはいかないと思ってます。
京大入試は、文章自体はそこまで難解じゃないんですよね。
文章レベル的には、センターとそんなに大差ないと思います。何より文章量もそこまで多くないですしね。
ですが、それをまとめることになると話は変わってきます。
ただ単に文章のそれらしい言葉を並べただけでは、おそらく0点でしょう。
否、大事な言葉を引っ張りだしてくるのはいいですが、それがどの観点から、どういう因果関係によって導きだされているのか、また、どの言葉と二項対立を演じているのか、など、多角的な視点から解答を作成することを強いられる試験だと僕は解釈しています。
文章の行間を読む - つまり、文章から見え隠れする筆者の真意を読み取りながら解答していかないと、絶対に点数は取れない仕組みになってるようです。
古文に関しても、脚注は丁寧に施されているようですし、文章自体もそこまで難解ではありません。
だからこそ、「読み間違い」が命取りな試験になってくる。そこが恐ろしい所ですね。
なんやかんや言って、本番は70点、できれば75点以上は取りたいと思ってるのですが・・・。
今度の京大オープン模試では、とりあえず70点程度を目指したいと思います。
結果は、10分ほど余りました。
自己採点は、全くアテにならないですが、65~75程度。
これでもかな~り厳しくしたつもりです。でも、文章を見る眼が物凄く肥えていらっしゃるであろう京大の先生から言わせれば、もっと酷いことになるでしょうね。
でも、内容的にはかなり手ごたえはありました。
どの設問も、大体は意味をつかめてるし、ポイントもちゃんと捉えてる。
しかしながら、京大国語の難しさって言うのは、そこじゃなくて、「それをどうまとめるか」という、いわゆる記述作成力が大いに問われる所にあると思うんですよね。
ここが全統模試などの総合模試との大きな違いです。
こういった模試などでは、やたら難解な主題の捉え難い文章を出してきますが、解答は本文からそのまま引っ張り出してきてもOK っていう感じかな。
でも、京大入試はそうはいかないと思ってます。
京大入試は、文章自体はそこまで難解じゃないんですよね。
文章レベル的には、センターとそんなに大差ないと思います。何より文章量もそこまで多くないですしね。
ですが、それをまとめることになると話は変わってきます。
ただ単に文章のそれらしい言葉を並べただけでは、おそらく0点でしょう。
否、大事な言葉を引っ張りだしてくるのはいいですが、それがどの観点から、どういう因果関係によって導きだされているのか、また、どの言葉と二項対立を演じているのか、など、多角的な視点から解答を作成することを強いられる試験だと僕は解釈しています。
文章の行間を読む - つまり、文章から見え隠れする筆者の真意を読み取りながら解答していかないと、絶対に点数は取れない仕組みになってるようです。
古文に関しても、脚注は丁寧に施されているようですし、文章自体もそこまで難解ではありません。
だからこそ、「読み間違い」が命取りな試験になってくる。そこが恐ろしい所ですね。
なんやかんや言って、本番は70点、できれば75点以上は取りたいと思ってるのですが・・・。
今度の京大オープン模試では、とりあえず70点程度を目指したいと思います。
今日受けてきました。
結果は、一言で言えば、この前受けたのに比べると散々たるものでした。
京大経済は良くてB判定、ひどいとC判定・・・ですかねorz
正直、自己採点する気にすらなりませんでした。
(日本史は簡単に採点できるのでしました。)
なので、受験した感覚で大体の点数を言いたいと思います。
英語:160~170ぐらい
数学:120前後
国語:100ぐらい
日本史:75ぐらい
見ての通り、敗因は数学です。
第二問でコケて、第三問で焦って計算ミス、選択問題では間に合わず・・・・。
最悪の展開になりました。
でも、計算ミスとかではなく、方針そのものが間違っていました。
なので、前向きな言い方をすれば、計算力についてはついてきてると言っていいでしょう。
今は、弱音を言ってる時ではないです。
「たまたま出た問題が、たまたま解けなかっただけだ」とでも思っておきます。
マーク模試で129点だったのにこないだの全統記述で171を取ったように、模試の難易に関係なく、点を取れるときは取れるし、取れないときは取れない。
それが僕にとっての数学です。
すなわち、大事なのは来週の「京大オープン模試」
正直今回の全統記述は「前座」のようなもの。ハッキリ言ってどうでもいい。
なので、そこまで落ち込んではないです。
逆に言えば、この前全統数学は171でしたが、これも全く当てにならない数字です。
たまたま自分のミスがなく進めただけの話。半ば運ってやつです。
全統記述で点を取れなくて悩む暇があるなら、京大本番に特化できる能力をつけていきたいですね。
もちろん、点数取れるに越したことはないですが、取れないからと言ってしてやれないことはないはず。
僕は、全統数学で170点ぐらい取ったのに、京大文系数学で20点程度だった人と、全統レベルの模試で140以下だったのに、京大文系数学では110点ぐらい取った人の、両方を知っています。
僕は今のところ前者にも後者にも満たない未熟な存在ですけど、今からはもう本気でやるしかない。
毎週毎週立て続けに模試が入ってますので、悩んでる暇なんてないんですね。
ささ、次の目標へ行きましょう。
結果は、一言で言えば、この前受けたのに比べると散々たるものでした。
京大経済は良くてB判定、ひどいとC判定・・・ですかねorz
正直、自己採点する気にすらなりませんでした。
(日本史は簡単に採点できるのでしました。)
なので、受験した感覚で大体の点数を言いたいと思います。
英語:160~170ぐらい
数学:120前後
国語:100ぐらい
日本史:75ぐらい
見ての通り、敗因は数学です。
第二問でコケて、第三問で焦って計算ミス、選択問題では間に合わず・・・・。
最悪の展開になりました。
でも、計算ミスとかではなく、方針そのものが間違っていました。
なので、前向きな言い方をすれば、計算力についてはついてきてると言っていいでしょう。
今は、弱音を言ってる時ではないです。
「たまたま出た問題が、たまたま解けなかっただけだ」とでも思っておきます。
マーク模試で129点だったのにこないだの全統記述で171を取ったように、模試の難易に関係なく、点を取れるときは取れるし、取れないときは取れない。
それが僕にとっての数学です。
すなわち、大事なのは来週の「京大オープン模試」
正直今回の全統記述は「前座」のようなもの。ハッキリ言ってどうでもいい。
なので、そこまで落ち込んではないです。
逆に言えば、この前全統数学は171でしたが、これも全く当てにならない数字です。
たまたま自分のミスがなく進めただけの話。半ば運ってやつです。
全統記述で点を取れなくて悩む暇があるなら、京大本番に特化できる能力をつけていきたいですね。
もちろん、点数取れるに越したことはないですが、取れないからと言ってしてやれないことはないはず。
僕は、全統数学で170点ぐらい取ったのに、京大文系数学で20点程度だった人と、全統レベルの模試で140以下だったのに、京大文系数学では110点ぐらい取った人の、両方を知っています。
僕は今のところ前者にも後者にも満たない未熟な存在ですけど、今からはもう本気でやるしかない。
毎週毎週立て続けに模試が入ってますので、悩んでる暇なんてないんですね。
ささ、次の目標へ行きましょう。
「得点奪取現代文」
現代文記述を控える受験生なら、結構知ってる人が多いであろうこの河合塾出版の本。
僕個人としては、文章の選び方といい、解説の詳しさといい、生徒の解答例付きといい、かなりの名著だと思っています。
もうかなり書き込んでしまいましたので、実は、書店でもう1冊買ってきてしまいました。
やってたのはちょうど1年半ほど前・・・今みたいに、国語の成績が全統で偏差値65以上を一度も超えたことがないような時代です。
あの時大雑把に使ってしまって、非常に後悔してきました。
あの頃は現代文の勉強はノリと気分とでやってたところがありましたから、当然やった内容もほとんど覚えていません。
1日1題でザ~って解いていきましたから。
まぁ、それが幸いして、もう1度初見みたいな感覚でやれてるってことなんですけど・・・。
もう1度自分でやってみて、解答を見てみる。意外とできてるんですよね。
もちろんダメな所もありますが、全くとんちんかんっていう部分が無いんですよ。
で、解き終えてから、昔やった自分の解答を見てみる。
書き込み式なので、昔の本には自分の解答がびっしり書いてあります。
これがねぇ・・・ま~内容が薄っぺらいこと。
よくもこんな酷い答案が書けるなと。
それらしい言葉を取ってつなげて書いてるだけなんですよ。
自分でも書いてて意味が分かってないんでしょうね、「それ問2で聞かれてることじゃん!」っていうことを平気で問3にもっていってる。
ただなんとな~く本文を読んで、ただなんとな~く設問をよんで、ただなんとな~く言葉をつなげ合せてる感じがよ~く伝わってきます。
今自分が吟味に苦悩している段階の、5段階ぐらい前の所で躓いてる。
そんな段階でこんな良著に出くわしてもムダだったんだな~って。
そういえば、以前添削をお願いしていた先生にも、「しばらく経って、自分の書いた文章見てみなさい。恥ずかしすぎて破りすてたくなるだろうね。今の君の文章は、そのぐらい酷い。」という言葉を頂いたことがありましたが、今になって、改めてそれに気付きました。
でも、逆に言えば、それって僕の記述力も少しばかりは成長してるってこと・・・なのか?
自分では今でも自分の文章力は酷いと思ってるんですが・・・前のが酷すぎた感じですかね^^;
まぁ、高21月の全統記述以来、国語で偏差値65未満はありませんでした(こないだのは超危うかったが)から、成長してるって言っていいんでしょう。
これも、少しばかりではありましたが、馴染みの塾の先生に見てもらったおかげ。
そして、そのための月謝を払ってくれた親のおかげ。
感謝しなくては。
まぁでも、自分はこの程度で満足してるんじゃぁお終いですね。
京大志望なら、全教科偏差値70超えぐらいしてやらんかい!というところ。
でも、その夢も今や不可能ではないと思うので、次の全統記述で頑張りたいと思います。
現代文記述を控える受験生なら、結構知ってる人が多いであろうこの河合塾出版の本。
僕個人としては、文章の選び方といい、解説の詳しさといい、生徒の解答例付きといい、かなりの名著だと思っています。
もうかなり書き込んでしまいましたので、実は、書店でもう1冊買ってきてしまいました。
やってたのはちょうど1年半ほど前・・・今みたいに、国語の成績が全統で偏差値65以上を一度も超えたことがないような時代です。
あの時大雑把に使ってしまって、非常に後悔してきました。
あの頃は現代文の勉強はノリと気分とでやってたところがありましたから、当然やった内容もほとんど覚えていません。
1日1題でザ~って解いていきましたから。
まぁ、それが幸いして、もう1度初見みたいな感覚でやれてるってことなんですけど・・・。
もう1度自分でやってみて、解答を見てみる。意外とできてるんですよね。
もちろんダメな所もありますが、全くとんちんかんっていう部分が無いんですよ。
で、解き終えてから、昔やった自分の解答を見てみる。
書き込み式なので、昔の本には自分の解答がびっしり書いてあります。
これがねぇ・・・ま~内容が薄っぺらいこと。
よくもこんな酷い答案が書けるなと。
それらしい言葉を取ってつなげて書いてるだけなんですよ。
自分でも書いてて意味が分かってないんでしょうね、「それ問2で聞かれてることじゃん!」っていうことを平気で問3にもっていってる。
ただなんとな~く本文を読んで、ただなんとな~く設問をよんで、ただなんとな~く言葉をつなげ合せてる感じがよ~く伝わってきます。
今自分が吟味に苦悩している段階の、5段階ぐらい前の所で躓いてる。
そんな段階でこんな良著に出くわしてもムダだったんだな~って。
そういえば、以前添削をお願いしていた先生にも、「しばらく経って、自分の書いた文章見てみなさい。恥ずかしすぎて破りすてたくなるだろうね。今の君の文章は、そのぐらい酷い。」という言葉を頂いたことがありましたが、今になって、改めてそれに気付きました。
でも、逆に言えば、それって僕の記述力も少しばかりは成長してるってこと・・・なのか?
自分では今でも自分の文章力は酷いと思ってるんですが・・・前のが酷すぎた感じですかね^^;
まぁ、高21月の全統記述以来、国語で偏差値65未満はありませんでした(こないだのは超危うかったが)から、成長してるって言っていいんでしょう。
これも、少しばかりではありましたが、馴染みの塾の先生に見てもらったおかげ。
そして、そのための月謝を払ってくれた親のおかげ。
感謝しなくては。
まぁでも、自分はこの程度で満足してるんじゃぁお終いですね。
京大志望なら、全教科偏差値70超えぐらいしてやらんかい!というところ。
でも、その夢も今や不可能ではないと思うので、次の全統記述で頑張りたいと思います。
遅ればせながら、この前受験を辞退して家に放置してあった名大オープン模試(河合塾)の数学の問題を解いてみました。
1問目、軌跡の問題 2問目、微分と整数の問題 3問目、nが絡んだ確率の問題
昨日は夜12時回ってまして、3は面倒そうなので、1、2だけ解いてみることに。
まぁ結果は2完。京大志望者として、この程度の問題は完答できて当然ですね。
1問目はただ単に通過領域の変数固定をすれば解ける問題。
しかもわざわざご丁寧に「xを固定して」とまでついてる。
まぁ、正直まだ解法を習得していない人は、いきなり「xを固定して・・・」と言われても意味が分からないと思いますが・・・。
(僕はそうでしたね。初めてこの手の問題に出会った時は「固定?変数をそんな都合よく固定していいの?」って考えてしまい、堂々巡りに陥ってしまったものです。)
2問目は、最後だけちょっと骨がありました。
ただ、整数問題での鉄則「整数の範囲を絞り込む」ことを意識すれば、aを自然数として、
「f(x)=x(x-a)^2-4<0を満たす整数xは、a≧5においてはx=aの1つしかない。」
これを論証できるかにかかってます。
僕の論証の仕方は
そもそも、f(x)=x(x-a)^2-4<0を満たす整数xは、a≧5においてはx=aの1つしかない。
なぜなら、a≧5のとき、x≠aとすると、 (x-a)^2=1 とすれば、x≧4であり、それ以外の場合は(x-a)^2≧2^2=4となるからである。
たったこれだけ。ちょっと説明不十分ですかね。多分模試では減点されますし、これが論証判定がものすごく厳しい京大入試だったら大減点かも。
まぁ要するに、
(x-a)^2=1 のとき、すなわち x=a+1, a-1のとき、a≧5であるから、xは最低でも4にならないといけません。
ところが、x=4とすると、例えば(x-5)^2=1だったとしても、x(x-5)^2=4×1=4となってしまいます。
それ以外の場合は、xとaとの差が2以上ありますから、結局(x-a)^2≧2^2=4となってしまい、xがどんなに頑張ってもx(x-a)^2-4≧0となってしまうわけです。
・・・これでも分かり難いかも・・・。
模範解答の論証の仕方はグラフを使ってましたが、それを言葉で説明しただけですね。
論証は京大入試において物凄く大事ですから、きちんと対策をしていきたいと思います。
1問目、軌跡の問題 2問目、微分と整数の問題 3問目、nが絡んだ確率の問題
昨日は夜12時回ってまして、3は面倒そうなので、1、2だけ解いてみることに。
まぁ結果は2完。京大志望者として、この程度の問題は完答できて当然ですね。
1問目はただ単に通過領域の変数固定をすれば解ける問題。
しかもわざわざご丁寧に「xを固定して」とまでついてる。
まぁ、正直まだ解法を習得していない人は、いきなり「xを固定して・・・」と言われても意味が分からないと思いますが・・・。
(僕はそうでしたね。初めてこの手の問題に出会った時は「固定?変数をそんな都合よく固定していいの?」って考えてしまい、堂々巡りに陥ってしまったものです。)
2問目は、最後だけちょっと骨がありました。
ただ、整数問題での鉄則「整数の範囲を絞り込む」ことを意識すれば、aを自然数として、
「f(x)=x(x-a)^2-4<0を満たす整数xは、a≧5においてはx=aの1つしかない。」
これを論証できるかにかかってます。
僕の論証の仕方は
そもそも、f(x)=x(x-a)^2-4<0を満たす整数xは、a≧5においてはx=aの1つしかない。
なぜなら、a≧5のとき、x≠aとすると、 (x-a)^2=1 とすれば、x≧4であり、それ以外の場合は(x-a)^2≧2^2=4となるからである。
たったこれだけ。ちょっと説明不十分ですかね。多分模試では減点されますし、これが論証判定がものすごく厳しい京大入試だったら大減点かも。
まぁ要するに、
(x-a)^2=1 のとき、すなわち x=a+1, a-1のとき、a≧5であるから、xは最低でも4にならないといけません。
ところが、x=4とすると、例えば(x-5)^2=1だったとしても、x(x-5)^2=4×1=4となってしまいます。
それ以外の場合は、xとaとの差が2以上ありますから、結局(x-a)^2≧2^2=4となってしまい、xがどんなに頑張ってもx(x-a)^2-4≧0となってしまうわけです。
・・・これでも分かり難いかも・・・。
模範解答の論証の仕方はグラフを使ってましたが、それを言葉で説明しただけですね。
論証は京大入試において物凄く大事ですから、きちんと対策をしていきたいと思います。