今日は2007年度の京大文系国語の問題を、120分の時間を計って解いてみることに。
結果は、10分ほど余りました。
自己採点は、全くアテにならないですが、65~75程度。
これでもかな~り厳しくしたつもりです。でも、文章を見る眼が物凄く肥えていらっしゃるであろう京大の先生から言わせれば、もっと酷いことになるでしょうね。
でも、内容的にはかなり手ごたえはありました。
どの設問も、大体は意味をつかめてるし、ポイントもちゃんと捉えてる。
しかしながら、京大国語の難しさって言うのは、そこじゃなくて、「それをどうまとめるか」という、いわゆる記述作成力が大いに問われる所にあると思うんですよね。
ここが全統模試などの総合模試との大きな違いです。
こういった模試などでは、やたら難解な主題の捉え難い文章を出してきますが、解答は本文からそのまま引っ張り出してきてもOK っていう感じかな。
でも、京大入試はそうはいかないと思ってます。
京大入試は、文章自体はそこまで難解じゃないんですよね。
文章レベル的には、センターとそんなに大差ないと思います。何より文章量もそこまで多くないですしね。
ですが、それをまとめることになると話は変わってきます。
ただ単に文章のそれらしい言葉を並べただけでは、おそらく0点でしょう。
否、大事な言葉を引っ張りだしてくるのはいいですが、それがどの観点から、どういう因果関係によって導きだされているのか、また、どの言葉と二項対立を演じているのか、など、多角的な視点から解答を作成することを強いられる試験だと僕は解釈しています。
文章の行間を読む - つまり、文章から見え隠れする筆者の真意を読み取りながら解答していかないと、絶対に点数は取れない仕組みになってるようです。
古文に関しても、脚注は丁寧に施されているようですし、文章自体もそこまで難解ではありません。
だからこそ、「読み間違い」が命取りな試験になってくる。そこが恐ろしい所ですね。
なんやかんや言って、本番は70点、できれば75点以上は取りたいと思ってるのですが・・・。
今度の京大オープン模試では、とりあえず70点程度を目指したいと思います。