Bein' aware of wisdom

Bein' aware of wisdom

高認取って大学受験した人のブログ

Amebaでブログを始めよう!

本日をもって、当ブログの更新は最後にさせて頂きたいと思います。


そもそもこのブログの出発点は「受験記を記すこと」でした。

なので、大学に無事合格した今、このブログはその役目を終えたと言っていいでしょう。


でも、このブログ自体は消しません。

僕が3年間、大学受験を通して必死にもがき苦しんだ末に「合格」の二文字を掴み取った過程は、ひょっとすれば誰かの役に立つかもしれない。


それに、何より「高校生の頃の自分」がどんな思考をしていたのかを、自分のためにも残しておきたい。


僕は、このブログの最初の記事で言いました。

「人に見られることを意識しない、自己満足なブログをやりたい」と。

だからこそ、僕は自分のために、このブログを残しておきたいと思います。


もしかすれば、今後も何らかの形でインターネット上には出没すると思います。

その時には多分名前も変えて活動することでしょう。もし「コイツ遅櫻かな~」と思しき人間がいたら、そっと見守ってやって下さいw


2011年の1月から独学を開始し、約1年後の2011年12月にブログを開設。思えばあっという間でしたね。


「俺は阪大経済へ行く!」と意気込んで、初めて一人で京都まで受けに行った第1回全統高2模試


数学の大問5を解き忘れた第1回駿台高2模試


ここでブログを開設。


数学が最高の出来、国語が最低の出来だった第3回全統高2模試


英語で偏差値84を取った全統高2記述模試


ここらへんで阪大法に志望校を変更。


英語で満点取った第1回全統高3マーク模試


「模範解答」を片手に悔し涙を流した第1回全統高3記述模試


数学で見事撃沈し、落ち込みまくった第2回全統高3マーク模試


「問題が悪い!」とボヤいた東進難関模試


第1回から挽回し、見事オールA判定を記録した第2回全統高3記述模試


先生に説得されて、京大に志望変更


ほとんどC,D判定で、落ち込む余力すらなかった第3回全統高3記述模試


順位が定員にすら届かず、涙をのんだ京大オープン


判定が良すぎて困惑した京大プレ


判定がまぁまぁで落ち着いた京大実践



数学と国語で死亡し、会場の窓から飛び降りようと思うぐらい悲惨だったセンター試験


浪人はできないと言われ、また阪大法に志望を戻す



一時はどうなるかと思われましたが・・・



数学が打ち、英語が守り、国語が抑えた阪大二次



番号を見た瞬間、思わず号泣してしまった合格発表



そうやって得た阪大生としての日常




全てが、まるで昨日のことのようです。

本当に、すべての出来事が鮮明に残っています。


それほどまでに、僕のここまでの2年間は濃いものでした。









「Bein' aware of wisdom.」 ──「知恵の存在を知っているということ」


このタイトルが示すように「知る」こと や 「分かること」を追及し続けた独学生活。

僕にとって悔いはありません。色々ありましたが、本当に、本当に素晴らしい受験生活でした。



・・・というわけで、遅櫻の「独学受験記」は、これにて完結です。



2年弱という短い間ですが、僕のブログを見て頂いて本当にありがとうございました。



またいつの日か、どこかでお会いしましょう。

阪大から2013年度入試の僕の得点と順位の開示結果が届きました。


まぁもう大学生ですから今さら点数を言うのもアレですけど、来年阪大を受ける人のために、あえて公表したいと思います。

ただし、特定されるのが嫌なので、ぼかして晒したいと思います。ご了承下さい。



-センター試験-

国語:70~75/100

日B:35~40/50

倫政:35~40/50

ⅠA:25~30/50

ⅡB:40~45/50

生物:35~40/50

英語:90~100/100

合計:340~350/450


-二次試験-

国語:90~100/150

数学:140~150/150

英語:120~130/150

合計:350~370/450


センター・二次合計:690~720/900

(※合格者最低点:625/900 合格者平均点:666/900 合格者最高点:817/900)


順位:10~30位/333人(合格者151人)




というわけで、フタを開けてみれば割と上位だったわけですが・・。

受験期の杞憂が懐かしくも恨めしくも思えますね・・・。

遅櫻の2月~3月ごろの超ビビってる記事を見て笑ってやって下さいww


惜しむらくは、センターさえコケなければ、10位以内合格も夢ではなかったということですかね。

(ま、その暁には僕は京大経済に出願してたでしょうがw)


さらに驚いたことに、センターの得点より二次の得点の方が高い・・・。

国立受験生には「二次型」と「センター型」が居ますが、僕は典型的な前者だということですね。


センターリサーチは確か阪大法学部内で200位ぐらいだったから、170~190人ぐらい抜いた計算になるのかな?


自分で言うのも何ですが、完全に二次でごぼう抜きした格好ですね。

まぁ数学3完すりゃ当然か。いや、逆に3完したのに数点引かれてるのは一体・・・。



あと、英語、数学も予想より良かったです。というより、2つとも「希望的観測の中での最も理想的な点数」って感じですね。


数学95% 英語80% 国語60% 二次でこれだけ取れたら言うこと無しでしょう。





次に、合格最高点を見て下さい。




この点数、マジキチすぎるだろwwwww




二次+センターで9割超えてwwwwwwお前wwww


「合格最高点なんだから当然だろ」って思うかもしれません。

そういう方のために、近年の最高点の推移を見せて差し上げましょう。


2009:759点

2010:781点

2011:723点

2012:758点

2013:817点


ね?どう見ても今年だけキチってるでしょ?

確かに2013年度は二次は易化したかもしれませんが、センターは難しかったですからね。


しかも、計算してみたら分かりますが、この人は、センターでも最高点だし二次でも最高点です。

今年の鬼畜センターで約95%取るとかいうバケモノです。しかも二次で約86%取ってます。

「センター」「二次」「総点」の全てで最高点・・・つまり、「三冠王」ですね


こんなバケモノが同じ学部・学科に居るとかマジで戦慄ものです。


阪大法学部を受けない人からすればピンと来ない数字かもしれませんが、僕らからすればバケモノとしか言いようがありません。


きっと進路は予備試験を一発で通って司法試験か、国Ⅰ受けてエリート官僚でしょうな。

法学部の先輩で入試でトップクラスだった人達は予備試験受かって司法試験に挑戦してるらしいので、彼もしくは彼女の道に続いて欲しいものです(遠い目


ちなみに、予備試験というのは法科大学院に行かなくても司法試験を受験する権利がもらえる試験なのですが、合格率はわずか3%程度で、ありえないほど狭き門になってるというわけです。




……ざて、話を戻します。


まあ、センターであれだけ失敗しておきながら上位30位以内での合格というのは素直に嬉しいですが、受験なんてものは自分にとってはもう過去の話。

あまり過去の数字に囚われすぎずに、「今」やるべきことをしっかりやっていきたいと思います。


というわけで、今から阪大の図書館に行って勉強してこようと思います。



阪大の図書館は10時までやってて凄い快適です。

これから阪大を目指す皆さんも、阪大生になったら阪大図書館を利用して賢くなってしまいましょう!





いよいよ明日、阪大生になるため大阪へと旅立ちます。

つまり、今日が地元で暮らす最後の日っていうわけです。

もちろん不安もありますが、期待や希望もあります。
どうなるかは分からんけど、とりあえず大学は楽しもうと思います。
勉強も思いっきり楽しんで、バイトやサークルも思いっきり楽しみたいと思います。

辛いこともこれから沢山出てくるだろうとは思うけど、それも社会人へのステップなのでしょう。
何より僕は、他の人と違って卒業しなければ「中卒」です。また、たとえ卒業しても「高校中退」という事実は消えません。

この事実がある以上、僕は周りの何倍も努力しなければならないでしょうね。
ですが、それすらも楽しみたいと思います。


家庭内が修羅場でしかなかった高校時代には得られなかった人生の楽しさを、大学4年間で見つけてきたいと思います。

そして、阪大を目指している人には、阪大の魅力を伝えていきたいと思います。
そのためには自分が阪大を楽しむことが先ですね。


地元がちょっと恋しい気もしますが、僕は18年間この地で成長できました。
そして、大阪ではもっと成長してきたいと思います。


では、次の更新は、多分大阪からになるでしょう。
それまで、しばらくお待ち下さい。

自分と同じ道を目指す人が多いか少ないかは別として、高認から独学のみで大学受験を目指す際のメリット・デメリットを書きたいと思います。


まず、メリットについて。
・勉強以外の面倒な縛り(校則など)が無い。
・通学時間など無駄な時間を省ける。
・勉強計画がものすごく立てやすい。
・自主性が身につく。勉強に対して積極的になる。

次に、デメリットについて。
・就職で不利になりやすい。
・友達が極端に減る。
・周りの目が気になる。
・学校での流行などについていけなくなる。


メリットが結構思いつくのに苦労したのに対し、デメリットの4つは数秒で全部思いついたので、多分デメリットの方が多いということなのでしょう。
まぁ、僕も自分が歩んできたこの道が正しかったなんて思いませんし、「結果論として間違ってなかった」としか言えないでしょうね。
親には心底心配かけましたし、世間体も気になる所でした。

ただ、僕は自分の経歴が嫌いじゃないですし、人とはちょっと違っていて味があるのかな、とさえ思います。
なので、僕は自分が嫌いじゃないですし、自分という存在を誇りに思っています。
(もちろん、経歴が経歴ですから優秀だとは思いませんけどね。天才に追いつけぬままに努力にふける自分の愚鈍さが嫌いじゃないということです。)

僕も最初は自分が嫌いでしたけどね。
小学生ぐらいの頃は特に嫌いでした。いじめられてたし・・・。
でも、中学生ぐらいからは、自分のことが好きというわけでもないですが、嫌いというわけでもなくなりました。
自分は自分なんだと思うようになりましたね。人よりアイデンティティを早期に確立できた気がします。
まぁまた大学生に入れば、群集のカオスに埋もれてアイデンティティの危機が再来する可能性は無きにしも非ずではありますが、人とは違う経歴が逆説的にそれを防いでくれる気がしてなりません。

一見デメリットの多そうな経歴ではありますが、逆にそれも悪くはないのかなと。
以前のこのブログの副題に「人生時にはまわり道も必要?」と銘打ったものがありましたが、この副題にはそういう意味も込めてます。
まわり道という逆境の歴史が、その人のアイデンティティの危機から救ってくれる契機となるかもしれないということです。

そういうわけで、自分と同じような道を歩みそうになってる人に言いたいのは、「案外まわり道も悪かねえぞ」ってことです。
「塞翁が馬」と言うように、人生において何が幸福かも分かりませんし。
高校生であるべき数年間を、独学に充てた人生も中々充実してて楽しいものでしたよ。
何度も言いますが、僕は自分の道が正しいとは思いませんが、楽しかったですよ。今にして思えば。

まぁ受かったからこそ言えるこの台詞ですが、同じ悩みを持っている方は、ぜひ共有してもらいたい台詞でもあります。
自分は基本的にやらないのですが、暇つぶしに知人のフェイスブックを巡ってました。

これが意外と暇潰しになりましたね。
いや、本当のこと言うと暇じゃないんですが・・・。やることいっぱいあるのに、昨日は寝ちゃいました。

いや~それにしても、同級生が沢山居て驚きましたね。
自分の高校の同級生もいましたね。

中学以来の友達で、高1の頃は赤点連発して下位の方だった子なんですが、なんと名大に合格していました。
個人的にこれが一番驚きましたね・・・。きっと高2~3で努力したんだろうなぁ。凄いです。

まぁでも、それを言ったら多分僕は高校の同級生から「高校中退ニートの落ちこぼれ」と思われてるでしょうから、多分阪大に受かったと聞いたら驚くでしょうな。
(あるいはもう知ってるかもしれないけど・・・。)

早くサン毎見てウチの高校の旧帝大一工神+国医の合格者数知りたいな~。
(多分、全部で30~50名前後だとは思うが・・・。)