夏野菜のトレイへの種蒔きが終り、
発芽したものからポットに移植している。
タマネギさん、早く大きくなって、
そこどいてね。
友好期間、もとい、GWに入り、ツーリングに
備えて冬眠していたバイクのメンテをした。
オイルとタイヤを交換したから目覚めたはずだ。
新しいタイヤは滑りやすいから慣らし走行が
必要で面倒なんだけど、やっとかないとコケる。
これまでのタイヤはワインディング中心の
スポーツタイプで、溝はまだ十分あったけれど
経年劣化は否めず硬化気味。
なので、あまり深いバンクは自粛していた。
元街道レーサーwとしては同じシリーズの後継に
するところだけど、お年頃なのでツーリング中心
の実用タイプにシフトした。
ドライ性能とウエット性能はトレードオフ
っぽくて、溝の数が増えた分、ウエット寄りに
なった。
大型バイクのプレミアムタイヤって
結構お高いんですよ、奥さん。
2本交換するのに両手近くかかる。
嫁さんの視線が冷たい。
タイヤを自分で調達して持込交換可能な店に
頼めば少しは安くなるけど、タイヤはバイクに
積めないからクルマで運ばないといけない。
それはちょっとめんどいなぁ。
その時、天から声が聞こえた。
「君が2本、浮輪のように上半身を通せば
いいんだ。さあ通せ。
今日から君はミシュランマンだ!」
ポリスマンには絡まれたくないので、
在庫のある店を見つけて
無事にタイヤ交換を終えた。
クルマと違って、バイクのタイヤ交換って
大変な作業だ。
車輪だけを外すことが出来なくて、ブレーキ系、
駆動系もバラバラ、ブラブラにしないといけない。
車輪が外れてからやっとタイヤ脱着、
バルブ交換、バランス調整、再組付けなど、
やることが多いから工賃が高くなる。
この時、以前から気になっていた
空気バルブの形状変更もやってもらった。
クルマのタイヤは空気バルブがホイールから
外向きに突き出ているから空気が入れやすいけど、
バイクの場合はバルブが自転車みたいに
ホイールに垂直に突き立っていて車軸方向に
向いているから、ガススタの長いノズルで空気を
入れようとするとブレーキディスクが邪魔して
入らなかったりする。
最近のスポーツバイクは皆、
ディスクがでかいのよ。
しかも前輪は左右両側で2枚ついてるから
バルブへのアクセスゾーンはブロックされてる。
なのでディスクのハブ付近にある肉抜きの
穴からノズルを差し込んで、ゴムバルブを
ひん曲げながら空気を入れてた。
これってどうなのよ、ゴムバルブが
そのうち折れそう。
巷では、この垂直ゴムバルブをL型金属バルブに
交換するのがトレンドだ。
最近の新型車は最初からL型だったりするし。
そこで今回、タイヤ交換のついで、という
ビッグチャンス到来で、お洒落なブランド品
GALE SPEED のL型エアバルブを取り付けて
もらった。
バイクはホイール円周上のバルブ位置が
なるべく地面近くになるように駐車
しないと空気が入れられない。
なので降車してバルブを見ながら
バイクを前後させて位置合わせをする。
よってバルブは目立つ色がやりやすい。
Lバルブの色は色々あって、普通はホイール色に
合わせるのだろうけど、黒に黒では一番
見つけにくいぢゃないか。
そこでフロントフォークと同色のゴールドに
したら、目立つ目立つ、目立ち過ぎて浮いてるw
でも利便性には代えられない。
やってみたら、これはいい。
知恵の輪をしなくても横から空気が入れられる
から超楽チンだ。
想定外だったのは、普通はLバルブを右真横に
向けて取り付けるのだけど、Blemboの
ブレーキ・キャリパーに干渉しそうなので、
前輪だけ斜め45°になったこと。
これは大口径ディスクではアルアルらしい。
さあ、あとは慣らし運転だ。
軽くローリングでもして接地面を皮むき
しておかなきゃ。
バイクのタイヤはクルマと違って接地側の
断面が山形だから、バンク角によって
使う場所が移動する。
バンク角は左右それぞれ55°ぐらいあるから、
細い接地面を少しずつ外側に移動して
全体を舐めまわさないといけない。
バイクの挙動を見ながら少しずつ
攻めていくことが大切。
友好期間で相手の顔色を見ながら
落とすのと同じだ。
やり過ぎると顔色が変わって
痛い目を見るのも同じw
皆様、よいGWを!