叔母が勝手口のカギを失くしたという。
「怖いからドアを変えようと思ってる」
「ドアなんか変えなくてもカギだけ変えたら?」
「そんなこと出来るの?ドアって高いよね」
「アパートなら引越でカギだけ変えるぢゃん」
「河童ちゃんなら出来るでしょ、やってよ」
「ええ~! ……考えさせて」
「イヤそうね、いつもと違う。やりなさいw」
「引戸のサッシならしたことあるけど、
これは経験ないからなぁ…調べてから返事する」
で、ドアのノブやカギ周辺を写真撮影して帰宅。
刻印記号から追いかけて交換部品を特定できた。
メーカーサイトでドアの分解図を確認。
ドア内側のサムターンはそのまま使えるから、
外側のシリンダーだけ交換すればいいんだな。
当該部品は上下2個セットで売られている。
キーは内溝で3個も付いてる。
価格は店によって全然違うな。
5千円~1万5千円の範囲に分布している。
同じものなら、評判のいい5千円の店でいいか。
手順に確信が持てたので、あとはやるだけ。
いや、楽しいね、調べて全ての情報が
出揃うのはw
叔母に電話して「やれるよー」と返事。
GOがかかったので商品をポチした。
翌日に届いてびっくり。
こんなに安いなら、スペアキーだけを造る場合
にはシリンダーごと交換してペアのカギ3個を
手に入れるってのもアリだな。
ピッキングに強い内溝キーは、
それだけ造るのも高そうだからね。
で後日、叔母の家に行ってシリンダー交換。
上下2ヶ所で10分もかからない。
河童はまたひとつ、便利屋の経験値が上がったw
「終わったよ」
「いくら?」
「カギ代5千円」
「業者なら幾らかかるの?」
「1万円前後かな?知らんけど」
「じゃあこれ」
「駄目ダメ、もらい過ぎ」
「いいの、また色々と頼むんだから」
ドア交換を免れたせいか、いっぱいくれたw
思い起こせばワタシは昔から、
家でも会でも職場でも、永遠の指導者、
もとい、永遠の便利屋なんだよな。
あ、器用貧乏とも言う。
賛成の人!
✋✋はい!✋✋
その源泉は好奇心。
ヘンなことにドヤ顔ですぐ首を突っ込む。
扇子で踊りながらw