連鎖 | 河童の川流れ 「いい夢見ろよ~ あばよ!」

河童の川流れ 「いい夢見ろよ~ あばよ!」

分かる人しか分からない落書きメモ。
川に流されながら頭を整理中。

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今年の河童農園のタマネギは、初めて種から

育てている。

本数が多いから苗を買った方がタイパ、コスパ

が良さそうだけど、当地では特定早生品種の

入手がしづらいので仕方がない。

 

これで農園内のすべての苗が種からのものと

なる予定だ。

で、そのタマネギはというと、今こんな感じで

まだ肥大していない。

あの小さな種が、と思えば立派なモンだけど。

去年が猛暑で秋の種蒔を遅らせたけれど、

その後も気温が高く苗の成長が弱々しかった。

それをいつもの時期になって定植したけれど、

一カ月経過してやっと普通の太さになった。

なので今頃は肥大が始まるはずなのに、

葉は太くなっても根元はまだスリムだ。

その数、200本ある。

 

まあ時を重ねれば肥大するはずだから

心配はしていない。

歳を重ねた前立腺みたいなモンか?

こっちは心配しないといけないw

 

なのでいつもは4/E~5/Tに収穫するはずが、

今年は5/M以降にずれ込みそうだ。

これが遅れるとプランターの土整備ができず、

ここへ次に植える夏野菜の苗も定植が遅れて

しまう。

てか、種はまだ蒔いておらず、ポットの培土

だけ準備完了。

室内育苗するので、今から発芽してしまうと

定植まで間が空きすぎて徒長するから

弱い苗になる。

 

でも逆に、定植が遅れると直ぐに猛暑が

やって来て、まだ幼い苗では耐えられない

という矛盾。

なんだこのデジャヴ感は。

 

すべてが連鎖している。

自然とはそういうものだろうから、

不作も仕方ないと受け入れてはいる。

その分、投入数を増やしたりタイミングを

分散したりしてダメージコントロール

するけれど、上手く行って穫れ過ぎても

嫁さんに怒られるんだよな、

食べきれないってw

 

タマネギを手入れしていたある日、

女性部が嫁さんを訪ねて来た。

月いちぐらい来ているようだ。真面目だね。

一方で壮年部はというと、まれに街で偶然

会うことはあっても、もう10年ぐらいは

誰もウチに来ない。

こんなことだから急速に衰退するんだよな。

来ても会合なんか行かないけどさw

 

自分で言うのもアレだけど、ワタシが抜けた

後の地域への影響は小さくなかったと思う。

ワタシが現役だったらこんな状況は放っては

おかないし黙ってもいなかった。

黙っていなくても衰退路線は変わらなかった

だろうけど。

あ、黙っていなかったから

非活になったんだったw

 

何でも叶うという教えを広めた組織が、

どんどん衰退していくという事実を見れば、

根本に間違いがあることは直ぐに分かる。

これに気づきはじめた人たちの連鎖によって、

加速度的な離脱は止まらない。

まだ続けられる人は、親、子、孫……への

様々な形での恐ろしい連鎖に

全く気付いてはいない。

 

気づいてはならぬ教えだから出来ちゃうんだけど。