強制的指令 | 河童の川流れ 「いい夢見ろよ~ あばよ!」

河童の川流れ 「いい夢見ろよ~ あばよ!」

分かる人しか分からない落書きメモ。
川に流されながら頭を整理中。

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ウチの息子は献血マニアw?だ。

街で献血をしているのを見かけると寄るらしい。

何でそんな風になったのかは知らないけれど、

何だか人の役に立ちたいと考えているようだ。

ワタシも嫁さんも献血はしたことがないから

大したもんだ。

非活男子部のクセに、地区リーダーでもしたら?

と一瞬思うw

 

献血をすると骨髄バンクへの登録を

紹介されるらしい。

先日、その息子が、骨髄バンクからドナー適合の

連絡が来たという。

息子はバンクに登録してあったと。

 

そんなの聞いてねーよ。

家族の同意が必要だけど前向きに検討したいと。

 

ちょっと待ってくれ、志は立派だ。

しかし小さいとはいえリスクはある。

全身麻酔で一週間程度入院もしないといけない。

休業補償はないし、職場との調整も必要だ。

後遺症の補償制度はあるようだけど、

もらって嬉しい話ぢゃない。

万が一の後遺症を背負って生きていくには、

20代では未だ若すぎる。

元バリ活の親であっても反対せざるを得ない。

 

ドナー適合の確率はかなり低い。

でもそのことで罪悪感を持つ必要はないと思う。

だって日本でドナー登録している人は55万人程度。

全国民のわずか0.5%でしかないのだ。

殆どの日本人はこのことで罪悪感なんか

持っていないだろう。

 

安全性がさらに向上し、国や企業も含めて制度の

大幅支援をするなら、そして登録者が一桁以上

増えて一般化するなら、今とは随分イメージは

違うと思う。

 

リスクと補償のバランスが悪いんだよ。

それにあの厚労省が絡んでるのもイヤだな。

家族とか親戚が困っているなら吝かでは

ないけれど、幼い子供は別としても、

良い人か悪い人かもわからない見ず知らずの

他人さんに対して、そこまで感情が湧かないのは

薄情だろうか。

なんて話をして今回は見送らせた。

 

そう言えば僧侶や宗教法人がこれを率先垂範

しない?のは何故なのか、与党では少し動いては

いるようだが、支援するあの会は何故ダンマリ

なのか。

 

そう、打ち出しすると強制力が働き、制度に

馴染まないからだよね。

打ち出しは強制的指令なのよ。

ここ大事なところ。

打ち出しは強制的指令。

 

「打ち出しはガイドラインであって、

内容を選ぶのは個人」

と言い切る幹部が出ない限り、衰退は加速する。

 

衰退自体は何をやっても止まりはしないけどねw