♪人生 楽ありゃ苦もあるさ
涙のあとには 虹も出る
そのとおり。
よいこともあれば悪いこともある。
信仰の有無に係わらず、宿業の有無に係わらず、
意味の有無に係わらず、
色々なことがあるのが人生。
日曜激情の始まりはじまり。
「こんな山の中で皆さん、どうされましたか」
「この子が道に迷ったみてぇで、声をかけたら
何か様子がおかしいんでさ」
「お嬢さん、お名前は」
「……わからない……」
「ああ、それなら、しのぶちゃんですね」
「……そんな気がする……」
「すげえなあ爺さん。なに者でいらっしゃる」
「越後のちりめん問屋の隠居で、
ミッツ門グローブと申します」
「あっしらは、神四郎、弥五郎、
弥六郎ってんです」
「お優しい方々じゃ。どちらにお向かいで」
「へぇ、このずっと先の熱原に帰るところで」
「丁度我らも熱原に向かうところです。
この子を連れてご一緒しましょう」
「この辺は盗賊が出るから心強いでさ。
夕立も来そうなんで、さっと行きましょうや」
「共の者は心得があるのでご安心を。
貴方がたと、こちらの助三郎、弥七、八兵衛で、
三から八が丁度揃いましたな。
熱原の六烈士ですな。ハア～ハッハッハ」
「ちょ、ちょっと待ってください。
わ、私もお供に加えてください」
「あなたはどなた様で。
キムタクさんではないような」
「雷が大の苦手な伸一と申します。
空が暗くなり、もう怖くて怖くて」
「おや、一が来ましたな。あとは男の二
さえ来ればストレートフラッシュですな」
「それはどういう意味ですか」
「異国の言葉です。直線閃光とでも言い
ましょうか。揃うと激情が走るのですよ」
「そ、それはもしかしたら雷ではないですか。
南無…南無…南無…」
「そなたは、日蓮聖人の信者ですな」
「そうですが何か？」
「おぉ～、あっしら三人の同志じゃ。
年の規範はあと五人ゆえ、ミッツさんらにも
折伏せにゃならんのう」
「残念ながら他宗ゆえ、その手には
乗りませんぞ。にちれんのに。これで
二が舞い降りましたな、ハア～ハッハッハ」
ピカッ ☆☆☆
バリバリバリ ドッカ～ン！！！
「ギャ～！！！」
♪人生 勇気が必要だ
ノルマと同調圧には屈しない～
おしまい
今回は超～くだらないｗ
分からんオチが多すぎる。
＞いつもだろ
そうでした。