3/8/2019(フライデー)

-Thanks for Looking-
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■神田まさか■
SNS等にも手を出さず、このヤフーブログ一本で地味に駒を進め、
皆様に応援していただいておりましたこのコーナーも沈没の時がきたようです
"Choosing me"していただいている方々には今後も作業内容等なるべく
わかりやすい様お伝えしていきたい気持ちは変わりませんので
新しい劇場先になりましてもそちらでお付き合いいただけば大変光栄です
なまじ、SNSと二丁拳銃戦法のほうが"Right on the ball...?"
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★シェビーⅡ★

▲ '65 Chevrolet Ⅱ
ガラガラ轟音を奏でるようになってしまったエンジンも仕上がってきました
エンジン劇場
Here we Go....

▲ 一枚一枚計測したベアリングを実際コンロッドとメインキャップに
装着し、最終クリアランスチェックしていきます
メインベアリング 0.0008"-0.0021"
ロッド 0.0007"-0.0022"
このあたりにバッチリ合わせてあります
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多少ダイアルが振れる箇所がありますが、全然スペック内で
優秀なシャフトです
このまま突き進む
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▲ 気になるコンロッドは数本交換~コンロッドも単体では
チェックは完了しているものの、
ストレートエッジでピストンとデッキの隙間を6発ともチェック(TDC)
千分の数インチバラつきが確認できます(ALL 正回転)
チャンバーの容積やガスケットの厚みなどは世間が目を向ける中、
このあたりは意外と落とし穴になりがち・・・
この6発のシェビーはすでに細かなパーツ供給が難しいので、
パーツ供給がメジャーな8発でこのあたりも煮詰めてやると、
更に良いエンジンが出来上がりそうです
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■たった百分の数インチでも様々なドラマ・・・■
4.00 x 3.55 (short track)
4.04 x 3.50 ( ? )
4.06 x 3.46 (superspeedway)
上記のボアストはChrycoのエンジニアが発表したスモールブロックの
サークルトラックエンジンのスペックです
排気量は変えれないものの、トラックによって百分の数インチで微妙に
ボアストをチェンジ
細かいことを述べますと、ロッドレイシオも4~5パターンあります
※NASCARのスペックだと思いますが、その辺といつの頃かは不明です
すんません
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▲ Checking Timing Gear Backlash .005"
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▲ Crankshaft End play .004"
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▲ ボックスソケットの入らない箇所も他の作戦で正確に締め付け
この辺まじめにやっておくといつまで経っても好調具合がキープできます
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▲ ペイント
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▲ 吸排気菅も共締め風ですので、キッチリスペック通りでキメる・・・
少ししたら、排気モレがしたり、二次空気を吸ってしまう不具合も封印
・・・・といった具合です
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▲ いよいよ発艦準備
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エンジンルームを雑巾がけ
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▲ PICでは伝わりにくいですが、サンエスでグリス&頑固な汚れも
かなりキレイさっぱりできています
※All 雑巾がけです
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▲ エンジンフライト RH side
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▲ エンジンフライト LH side
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▲ 無事E/Gホップオンが終わり各部を合体させたら、
マゼラーの登場です
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▲ 着火・・・そして、"Here comes 油圧"
各クリアランスも煮詰めたので、オイルプレッシャーも
オイルがある程度温まってもへこたれず・・・
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届けられました
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ハイドロカーボン、カーボンモノキサイド押さえ仕様
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失敗や学習を繰り返し、ちょびちょび賢くなっていく・・・・
ただその分手間は増えていくといった感じです
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あとはオーナー様に慣らしを委ねる
・・・といったスケジュールです
★Chevrolet Nova★
エンジンホップオン~着火
The Z旗 いざ新規検査へとづづく
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