横浜アメ車修理、メンテのオールドハウス " FIX the RIGHT WAY" -44ページ目

横浜アメ車修理、メンテのオールドハウス " FIX the RIGHT WAY"

GENERAL MOTORS★FORD MOTOR COMPANY★CHRYSLER CORPORATION.....中心に日々JOB~研究に爆走&前進中・・・


3/8/2019(フライデー)

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Greetings

-Thanks for Looking-

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■神田まさか■
SNS等にも手を出さず、このヤフーブログ一本で地味に駒を進め、
皆様に応援していただいておりましたこのコーナーも沈没の時がきたようです

"Choosing me"していただいている方々には今後も作業内容等なるべく
わかりやすい様お伝えしていきたい気持ちは変わりませんので
新しい劇場先になりましてもそちらでお付き合いいただけば大変光栄です

なまじ、SNSと二丁拳銃戦法のほうが"Right on the ball...?"


★シェビーⅡ★

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 '65 Chevrolet Ⅱ
ガラガラ轟音を奏でるようになってしまったエンジンも仕上がってきました

エンジン劇場
Here we Go....

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▲ 一枚一枚計測したベアリングを実際コンロッドとメインキャップに
装着し、最終クリアランスチェックしていきます

メインベアリング 0.0008"-0.0021"
ロッド 0.0007"-0.0022"
このあたりにバッチリ合わせてあります

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 To check crankshaft straightness

多少ダイアルが振れる箇所がありますが、全然スペック内で
優秀なシャフトです

このまま突き進む

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 気になるコンロッドは数本交換~コンロッドも単体では
チェックは完了しているものの、
ストレートエッジでピストンとデッキの隙間を6発ともチェック(TDC)
分の数インチバラつきが確認できます(ALL 正回転)
チャンバーの容積やガスケットの厚みなどは世間が目を向ける中、
このあたりは意外と落とし穴になりがち・・・

この6発のシェビーはすでに細かなパーツ供給が難しいので、
パーツ供給がメジャーな8発でこのあたりも煮詰めてやると、
更に良いエンジンが出来上がりそうです

■たった百分の数インチでも様々なドラマ・・・■

4.00 x 3.55 (short track)
4.04 x 3.50 (      ?     )
4.06 x 3.46 (superspeedway)

上記のボアストはChrycoのエンジニアが発表したスモールブロックの
サークルトラックエンジンのスペックです
排気量は変えれないものの、トラックによって百分の数インチで微妙に
ボアストをチェンジ
細かいことを述べますと、ロッドレイシオも4~5パターンあります

※NASCARのスペックだと思いますが、その辺といつの頃かは不明です
すんません

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▲ Checking Timing Gear Backlash  .005"

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▲ Crankshaft End play  .004"

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 ボックスソケットの入らない箇所も他の作戦で正確に締め付け
この辺まじめにやっておくといつまで経っても好調具合がキープできます

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 ペイント

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▲ 吸排気菅も共締め風ですので、キッチリスペック通りでキメる・・・
少ししたら、排気モレがしたり、二次空気を吸ってしまう不具合も封印
・・・・といった具合です

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  いよいよ発艦準備

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 ホップオンさせる前に、サンデーメカさんの友、サンエスを熱湯で溶かし
エンジンルームを雑巾がけ

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 PICでは伝わりにくいですが、サンエスでグリス&頑固な汚れも
かなりキレイさっぱりできています
※All 雑巾がけです

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 エンジンフライト RH side

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 エンジンフライト LH side

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 無事E/Gホップオンが終わり各部を合体させたら、
マゼラーの登場です

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 着火・・・そして、"Here comes 油圧"

各クリアランスも煮詰めたので、オイルプレッシャーも
オイルがある程度温まってもへこたれず・・・

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 エンジンに火が入った記念にオーナー様よりメキシカンソースが
届けられました

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▲ 新規検査待ちですので、とりあえず検査仕様にしてあります
ハイドロカーボン、カーボンモノキサイド押さえ仕様

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▲ 今回の計測日記
失敗や学習を繰り返し、ちょびちょび賢くなっていく・・・・
ただその分手間は増えていくといった感じです

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 その数ページの日記をこちらに清書して、
あとはオーナー様に慣らしを委ねる
・・・といったスケジュールです


★Chevrolet Nova★
エンジンホップオン~着火
The Z旗 いざ新規検査へとづづく

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2/20/2019(水曜日)

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Greetings

ご覧いただき誠にありがとうございます
この時期、風流は梅の花、ふきのとう・・・といったところでしょうか

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■ ストックカーレース  シーズン開幕の模様■
※最近あまり勉強しておらずです

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 「What a Move!」
かつてトラックを沸かせた栄光の背番号#3 #24もヤングマンに
無事受け継がれている感じです


■Chevrolet Astro van■
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 インテークガスケット交換他モロモロジョブ

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 Umm...ダーティ
バカ調子良いエンジンは開けてみると結構ヨゴれているモノが多いです
現車はオイル交換もさぼっている方ではないです

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 コテコテなのは好調の証だったりもします
バルブカバーガスケットは寿命なのでチェンジします

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 インマニ ロアサイド
こちらもかなりエボニー

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 シリンダーヘッドへつづくポートも栄光のヨゴれが
確認できます

およそ110,000マイル刻んでいる車両です

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 アッパーインテーク
こちらもコテコテでしたが、いい感じに復元

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 EGRパイプも掃除

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 LH:4.3L V6    RH:194cu-in. L6
多少角度が違いますが似ています

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▲ 当たり面を施術

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▲ アッパー&ロアコンビ   エンジンに帰還していきます

走りにはさほど関係ないものの、カーボン等はすべて撤去
大事にされている車両は身だしなみもインポータントです


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 たこ入道交換

ヒーターホース、バルブモロモロです


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 フュエルインジェクション車特有の
ごちゃごちゃ状態に無事リセット

チェアーはホップオフさせるものの、割とツラい体勢の戦いです

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 The Exciting American V6's

6発を楽しむ方も地味に増えてきているような・・・?

となりS10もエンジン内にクリケットが住み着いているような
サウンドが確認できますので、近々もぐら部隊発艦するかもです

■アストロバン■
インテークガスケット交換他 & エンジョイボーテック
【完】

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★つまみトースト★

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 普段、お酒のまみつで食べそうなモノをパンに乗っけて
トーストを製作

カルパス、オリーブ、ピクルス、レーズンなどです


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 底辺はマヨネーズ、つぶつぶマスタード、柑橘系ジャム
・・・でチューニングしてみました
甘味も重要だったりもします

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 まみつ軍団をおみこしにしていきます
タマネギスライスとピザソースもダンク

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 トースターで焼くので、オリーブオイルも
可能な限りかけていきます

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 チーズ、レーズン、ケチャップをかけ、トースターにブチ込む・・・

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▲ 第一回まみつトースト
チーズでとじて焼けば、だいたい何でもイケてしまいます

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▲ ドリンクはクールポコでキメる

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 もう一枚はココナッツオイルをトーストし、
ピーナッツバターを塗ってみました

ココナッツオイルは高級で普段バカ高いですが、
賞味期限近しのディスカウント品に狙いを定めています
※Extra Virgin

■つまみ陣でトースト■
(The End)



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2/9/2019(サタデー)

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Greetings

-Boppin' the Blues-

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■マーキュリークーガー■
車検を受けて卒業

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 ミッションを乗っけてテスト~車検を受け、
いよいよ卒業のクーガー

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 オートマオイルはフォードの指定のモノを取り寄せ使用

たまにトランスミッションバイブルで、当時のフォードのATに
デキシロン系でもオキドキのような文献を見かけますが、
食いつきはいまいちです

大昔一度試してみましたが、変速時に何だかキマらず・・・
結局10リッター近くドブ行き(確かDexron Ⅱ)

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 車検の作業に入ります

'67クーガーは4ポッドキャリパーを使用しています
メーカーは"Kelsey-Hayes"

他、このEraには
Bendix
Budd
Wagner
Delco Moraine
・・・確かこのようなメーカーが頑張っていたと思います

あと、ブレーキブースターに関しては、
上記メーカーの他に"Midland-Ross"というメーカーを
よく資料の中で目にします

'67クーガーは4ポッドキャリパーでしたが、
翌68年からはシングルピストンのタイプになっていきます(Kelsey-Hayes)

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 車検はヨコハマではなく試運転も兼ね、隣の管轄の陸事まで
レッドゾーン付近までブン回し、受験にいきました

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▲ 隣町車検から戻り、ブン回したエンジンからのオイル漏れチェック

とりあえずフロントまわりは大丈夫そうです

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▲ リアまわりもクリア

あと、空中戦法で取り外したクランクシャフトも
無事カチッと収まったようで、ガラガラ事件も起こらず


■アメリカ合衆国 マニュアルがあるからといって油断禁物

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▲ ダブルチェックで目を通す資料も落とし穴結構あり・・・

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 このC4以外にも各メーカー間違い探しできます


■Mercury Cougar■
卒業

-Thank you for choosing me-

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■1963 Nova wgn■

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▲ モロモロジョブ

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 ポンプシールを変えたものの、オイルモレ再開

フロントセクション&トルコン交換

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 オイルポンプ取り外し

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▲ 軸受け交換

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▲ 今回使用するトルコンにマッチング確認

トルコンも自転車のパンク修理みたいに漏れチェックが可能です
※今回は行わず、ごっそり交換です

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 ポンプカバーとボディ合体


■デフまわり■
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▲ シールを以前交換しましたが、オイルを食い止めることができず、
スリーブ作戦

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 スリーブの適合チェック
今回のスリーブは1.520"-1.526"までカバーできるモノ
3か所チェックして、大丈夫そうですので"GO"します

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 新しいオイルシールに馴染むか確認


■ザ・ベンチシート■
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 折れたり溶接したりを繰り返しましたが、いよいよ終わり

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 バケット用を延長して乗り越えます

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▲ やはりリプロ品・・・
いろいろ問題発生中です
PICは問題ないパッセンジャーサイドです

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▲ パワステのシリンダーもリビルトしました

■ノバワゴン■
モロモロジョブ

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■節分■
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▲ 当家初の節分祭

本年度は親方がドックを鬼に任命

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▲ フュエル
イベント時は味はちんぷんかんぷんでもとりあえず背伸び

シングルモルトと悩みましたが今回はスモールバッチ

■初の節分祭■
全員で豆を爆食いし閉幕

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1/30/2019(水曜日)

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Greetings

-Hang loose-

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■マーキュリークーガー オートマリビルト■

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 '67 couger 289 Incher(4-V) CR9.8:1

翌68年の4BBL.仕様は302cu-in.になり、CRも10.5:1 馬力も10馬力アップ
ただ、67年の289cu-in.HPバージョンはCR10.5:1でも
馬力は271HP@6,000-
1960'sのフォードは熱い・・・


■車両から離脱させたオートマをリビルト■
FORD C4

Here we go....


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▲ ユニットにこびりついてしまうガスケットからして
分解は初の模様

エンジンのガスケットもこの当時のフォード社のガスケット類は
掃除がバカ大変です

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 サーボハウジングの中はドロドロ・・・
ただ、このぐらい力を出し切ったオートマのほうが直す側からしたら、
楽といえば楽かもしれません

リーズン:正体不明の故障ではなく老化だからです

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 ケース一番奥のワンウェイクラッチをバラせば
ケース側の分解は完了です

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 オイルポンプ

3か所のクリアランスチェック等します

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 ガバナ
分解~チェック

出力軸にくっつき、バルブボディのシフトバルブ類を
ホールドしたりリリースするような組織です(Control pressure)

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 検問所
スクリーンも取り出し交換

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 シェル、キャリアなどもバラけたところがないか
入念にチェックしていきます

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▲ Drive & Driven Plate
共に51歳 新車から頑張ってここまで・・・

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 モロモロ交換~クリアランスチェック

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 洗浄したケースにユニットを放り込んでいきます

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 最後のポンプでフタをするところまできました

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▲ 例のタグも所定の位置にくっつけておきます
フロントサーボのカバーのところです

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 バンド調整
Low Reverse / Intermideate

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 ポンプ&ハウジングでフタをしてケース側は無事閉幕

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 入力側チェック
ゆとりのガタをとってあるオートマが多いです


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 バルブボディもぐら部隊
迷路に潜り込んでハイドロライン&バルブ類をチェック

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 アッパーとロアをパかッと切り離していきます

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 Lower V/B
51年分の栄光のヨゴれ・・・

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 リフレッシュして次の51年へ

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 アッパー側も同じくです

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 バルブボディとケースに無事ドッキング


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 外ずらもクリーニングしてクーガーのもとへ・・・

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 FOMOCOマークもくっきりさせ、
エンジンと再会させます

あとはオイルを入れすぎないように注意するだけです
極端にオイルレベルが高いと通常コントロールブレッシャーが
ある理由でドロップダウンしてしまいます

■マーキュリークーガー■
オートマを車両にバックオン~車検編へとづづく


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★Here it Comes★

-Chevrolet Corvette-

FOR SALE
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 改造少ない
コンディションも良いナイスドライバー

平和なベットをお探しの方に
チャンス到来

ご連絡お待ちしております

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1/21/2018(マンデー)

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Greetings

お立ち寄りいただき誠にありがとうございます㋜

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★マーキュリークーガー★
エンジンオイルモレ修理その後の続き

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 好調289incher Factory 4-BBL.

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▲ クランクシャフトリアシール

結構オイルモレが確認されましたが、外してみると
完全デストロイ

新車から交換されていません

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 大事件
鉄芯なしのヒモシール

ブロック側のシールがこれでは交換できず、本来エンジン降ろし作業

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 今回トランスミッションもリビルトするので、
ミッションを降ろしクランク単体離脱作戦を行い、
ブロック側のシールを取り外します

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 フロントまわりもシールやチェーンカバーまわりを
作業するので、バラしていきます

この後、クランクシャフトをブロックから離脱させ、
アッパーシールを交換

フォード社からはクランクシャフトを下に
落っことして良い距離が決まっているので、
本来クランク単体離脱作戦は違法です

ディーラー工場でこのようなジョブをすると、
恐らく工場長から往復ビンタもの・・・?

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 外したオイルパンもクロムが所々はがれてしまっているので、
処置して小綺麗にしていきます

ちなみに新しく使用したクランクリアシールは
鉄心入りのリップタイプです

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 降ろしたオートマミッションをリビルトしていきます

このクーガーの289cu-in.の4-BBL.は
"Specification"によると225馬力を絞り出します(@4,800)

ミッションの症状としては、200馬力も全然いかないうちに、
滑り出してしまうといった感じです

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▲ Umm...結構なヨゴれ・・・
こちらも新車から初バラしか?


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 FORD C4
the first automatic transmission Ford designed and built

それまで"BorgWarner"にオートマは頼っていたフォードが
初めて自社から世に送り出したオートマです(3speed)
"FOMOCO"のキャスティングが何だか誇らしげ・・・

The C4: 1964年生まれ
1964-66のC4はデュアルレンジのシフトパターンを
持ち、2速発進もできたようです
(Green Dot transmission)


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 察するところ、オイルは交換して改善を試みた
・・・といった感じです

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 バルブボディを外し、ユニットをバラしていきます

目星:油圧脱走かクラッチずりずり

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 ベルハウジングが外れるので何となくジョブが楽です

ちなみに1964年のデビューイヤーのみ5-Boltベルハウジングです
その後6ボルトになったのですが、その一本のボルト追加で振動他
いろいろな改善が得られたことが、フォードの工学書に
よく記されています

PIC:フロントサーボは"A"タイプです(Intermediate)


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▲ 重要なプレートもミッションに無事くっついていました

上段"PEE C"でムスタング(マスタング)とクーガーの
フロアシフト用としてデビューしたと読んでとれます

下の段はエンジンサイズとビルトデート等
May be....It says 289cu-in. 1966年12月17日誕生日 B3


■Cougar 289incher■
クランクシャフト空中戦法~オートマリビルトジョブ
つづく

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横浜市港北区新吉田町六0七0

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