Mercury Cougar ■オイルモレ修理■C4リビルト....started | 横浜アメ車修理、メンテのオールドハウス " FIX the RIGHT WAY"

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1/21/2018(マンデー)

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Greetings

お立ち寄りいただき誠にありがとうございます㋜

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★マーキュリークーガー★
エンジンオイルモレ修理その後の続き

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 好調289incher Factory 4-BBL.

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▲ クランクシャフトリアシール

結構オイルモレが確認されましたが、外してみると
完全デストロイ

新車から交換されていません

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 大事件
鉄芯なしのヒモシール

ブロック側のシールがこれでは交換できず、本来エンジン降ろし作業

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 今回トランスミッションもリビルトするので、
ミッションを降ろしクランク単体離脱作戦を行い、
ブロック側のシールを取り外します

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 フロントまわりもシールやチェーンカバーまわりを
作業するので、バラしていきます

この後、クランクシャフトをブロックから離脱させ、
アッパーシールを交換

フォード社からはクランクシャフトを下に
落っことして良い距離が決まっているので、
本来クランク単体離脱作戦は違法です

ディーラー工場でこのようなジョブをすると、
恐らく工場長から往復ビンタもの・・・?

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 外したオイルパンもクロムが所々はがれてしまっているので、
処置して小綺麗にしていきます

ちなみに新しく使用したクランクリアシールは
鉄心入りのリップタイプです

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 降ろしたオートマミッションをリビルトしていきます

このクーガーの289cu-in.の4-BBL.は
"Specification"によると225馬力を絞り出します(@4,800)

ミッションの症状としては、200馬力も全然いかないうちに、
滑り出してしまうといった感じです

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▲ Umm...結構なヨゴれ・・・
こちらも新車から初バラしか?


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 FORD C4
the first automatic transmission Ford designed and built

それまで"BorgWarner"にオートマは頼っていたフォードが
初めて自社から世に送り出したオートマです(3speed)
"FOMOCO"のキャスティングが何だか誇らしげ・・・

The C4: 1964年生まれ
1964-66のC4はデュアルレンジのシフトパターンを
持ち、2速発進もできたようです
(Green Dot transmission)


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 察するところ、オイルは交換して改善を試みた
・・・といった感じです

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 バルブボディを外し、ユニットをバラしていきます

目星:油圧脱走かクラッチずりずり

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 ベルハウジングが外れるので何となくジョブが楽です

ちなみに1964年のデビューイヤーのみ5-Boltベルハウジングです
その後6ボルトになったのですが、その一本のボルト追加で振動他
いろいろな改善が得られたことが、フォードの工学書に
よく記されています

PIC:フロントサーボは"A"タイプです(Intermediate)


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▲ 重要なプレートもミッションに無事くっついていました

上段"PEE C"でムスタング(マスタング)とクーガーの
フロアシフト用としてデビューしたと読んでとれます

下の段はエンジンサイズとビルトデート等
May be....It says 289cu-in. 1966年12月17日誕生日 B3


■Cougar 289incher■
クランクシャフト空中戦法~オートマリビルトジョブ
つづく

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