Let's keep them on the ROAD-☆
ご拝見ならびにご拝読 誠にありがとうございます
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■ FiX your Chevy Ⅱ ■
其のⅡ
バルブシール、ワーラーモレシャットダウンなどのデューティーも完了し、
お次は点火系、そして来日時に新品にしたカブレターも
一度パカッと開けていきます・・・
Here we Go...
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DISTはアメリカでストックのタイプを改良し装着された
"Crane Cams"社のソリッドステートタイプに変身したモノで
今日まで過ごしてきました
高回転まできれいに吹けあがり良い感じでしたが、
たまにぷつッとエンジンが止まる症状が現れる呪い現象がでたので
交換してみることになりました
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先祖からバトンを受けるのはジェネラルモータースの火の名門・・・
YES
YES
YES
ハイエナジーイグニッションです
Chevy Ⅱはエンジンルーム狭いですが、無事バルクヘッドかわしてくれます
トライシェビーはこれを装着するにはエンジン前進が確か必要・・・です
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コンデンサーも筒形のモノからチップコンデンサーになっていて
多少進歩らしき感じが受けて取られます・・・・・
イグニッションモジュール以外はわりかし簡単にチェックできるので、
ノバに装着前に各パーツを単体チェックしていきます
全て綺麗にセットアップして火が飛ばずエンジンが掛からなかった時に
泣きたくなるのを防止する為・・・です
※ただ、このデスビはチーブなチャイナ製ではないです
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Here comes AC signal......
P/Uはオキドキです
ただ、ギャップ等が極端に狂っていると、山の標高が変わり、
スパークしなくなります
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TESTING IGNITION COIL
ここはわずかな”Ω”なのでこちらもオキドキです
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Umm......
Secondary側にねずみがおります・・・
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イグニッションコイルのボディに被膜処理のようなモノがしてあり
電気が流れない感じになっています(Secondary GRD)
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先ほどのコイルも悪いメーカーのモノではないのですが、
呪いを封じ込める為にニッポンの風を吹き込み・・・・ます(NGK出動)
※実際は被膜をペーパーで落とせば全然大丈夫です
だが、今回は縁起にこだわります
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こちらは電気通してくれそう・・・です
このボディから下の金具を通り、コネクター~GRD行き…といったルートです
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これで元気にスパークする感じに到達しました
もし、スパークしないような事があれば、
イグニッションモジュールがアンダーテイカー行き・・・です
HEIシステムは頭にいれておくと、このころのジェネラルモータースの
ビュイック、シボレー、キャデラック、オールズモービル、ポニャック・・・等の
イグニッションシステムは全て征服できます
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ワイヤーはMSD社のスーパーコンダクターにします
1フィート当たりの抵抗値が50Ω以下という他社をブッちぎる
性能を誇ります
コンダクターというと日本ではツアーコンダクターのような添乗員の意味が強いですが
西の工業界隈では電気を通すモノ(導体)を指すのに使われます
もはや生活の中心になりつつある半導体は
セミコンダクターと呼ばれて・・・ます
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*火の呪いは封じ込めたので油セクションに移ります*
カブレターです
左がノバからはずしたモノで、カーターカブレターから
伝統を引き継ぐエーデルブロック製です
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エーデルカブレターは基本このカーター製を引き継ぐモノですが、
細かな部分とかネーミング等変更されています
ラベルもエーデル社と装着位置が違います
ブロンコなのかマスタングなのか馬のマークが粋・・・です
カーターのこのモデルは1970年中盤に
GM, Ford, Chrysler各社にボルトオンリプレースメントとして
登場し、”The 7000 series"という二代目AFBです
時が経ち、1986年にはカーター社は
"Federal-Mogul"社に買収されました・・・
ちなみにカーターカブレターカンパニーは
1909年に Will Carter氏によって世に登場しました
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エーデル社はやや下にプレートが付きます
ネーミングは、
AFB → Performer Series
AVS → Thunder Series
・・・と、なっていきます
AFB : Aluminum Four Barrel
AVS: Air Valve Secondary
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Awesome....
このノバは来日時にはフュエル関係オールアウトでした
ですので、ナンバー装着前にこのカブレター、フュエルタンク、フュエルライン
・・・すべてリニューアルしてあります
その結果、今回パカッと開けたカブレターの内部は恐ろしくクリーンでした
確かに古くて中の汚い燃料タンクは何かとトラブルを巻き起こします
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セカンダリー側のカウンターウェイトバルブの下あたりのみ
ヨゴれが確認できました
※velocity valveと呼ぶアメリカンもいます
この辺のヨゴれをブッ飛ばしていきます
他、ガスケット、リビルトキットに付属の品はオールチェンジします
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ポン付けキャブで人気のエーデルカブレターですが、
フロートレベルは割とシビアなセッティングを要します
スケールの目盛りが1/16"の更に半分になっているので、
そのあたり伝わるはず・・・・です
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メタリングピストンにはフッ素オイルをまふしてみました
”できる男”を気取れれば良いのですが、
さてリザルトはどうなるでしょう・・・か?
現物はモデル#1406(600cfm)ですが、確かこのモデルだけ
メタリングロッドのところのスプリングはYellowです
他のモデルはOrengeのはず・・・です
また、セカンダリー側はジェットのみです
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無事にエンジンにも火が入り、火と油関係はオールリフレッシュされました
カブレターも手を入れたので高速に乗り、きれいにブン回るかチェックします
クルマの都、横浜市港北区・・・
したみちでカッ飛ばして調子を見ているクルマや単車も多いですが、
年を喰ってからはあまりクールなモノではない・・・かもです
そんな反面教師を見て真面目に飛ばすときは
第三京浜で行なっています
恵まれたことに当ワークショップから都筑ランプまで
60秒ほどです
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デイズ・オブ・サンダー
「ま、回さんかな!」
局地戦闘機”トヨタクラウン”に撃墜されないよう
周囲に注意を払い・・・ます
ワークショップの上を第三京浜が走っているので、
よくクラウンの餌食が確認できます(サイレン)
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だいたいのところまでで巡行した感じエンジンの調子は
良さそうです
ちなみにデイズ・オブ・サンダーは指針200まで行きます
あと、ビビッてエアコンもオフにはしていません
アメリカン、そんなにヤワではない・・・です
その昔少年の頃、初のアメ車を購入した時は
お店の方から
「飛ばすときはエアコン切ってね・・・ブツブツ」
・・・と説明を受けました
今思い返すと、お店側の事情でいろんな禁止事項が
たくさんあった気がします・・・
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コンソールもドレスアップしました
60'sあたりにファクトリーからもアクセサリー出ていました
時にはクロック、時にはタコメーター・・・・とか洒落たオプションです
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オルタネーターは今回"Let it be"・・・です
上記の数字はだいたいこのノバの電気まわりすべて"LOAD"
かけた感じです(42.51A)
今回クーリングファンのサーミスタースイッチがパンクしていたので
ファンが回るようになったらもうちょい上がります(Full Load)
モロモロテストの結果オルタはまだまだハツラツ・・・です
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一瞬ワゴンとかぶったので念写させていただきました
小さな人気者シェビーⅡ
切ないお悩みから偉大なる野望までお気軽にご相談ください
気さくな空間でお待ちしております
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OLD HOUSE
DIAL: 045 591 9695
MAIL: superior_olds007@ybb.ne.jp
CALL or VISIT
TODAY
Your #1 Garage
横浜市港北区新吉田町6070
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■余白コーナー■
余白を使ってたまに思いついたモノを披露したいと思います
当方、博士でもジャーナリストでもないので、
説明文はほぼ引用です
SHORT-TRACK STORMER THAT COMES IN THE BOX
This Challenger was the developmental mule car for the 1973-1974
Kit Car program, called the "Satureday Night Special".
写真のダッジチャレンジャーは当時クライスラー社が力を入れていた
キットカーで1973-74年当時に開発を進める上で使用していた"mule car"です
サタデーナイトスペシャルと命名されていました
The car was built by Petty Enterprises
and Driven by NASCAR driver Dale Earnhardt
during the test program.
そのサタデーナイトスペシャルはペティエンタープライズで製作され
テストプログラム中に開発ドライバーを務めたのは
ナスカードライバー、デイル・アーンハートです
-Have a Great evening-
stay safe
し