The day of the "backyard mechanic" is over.....横浜オールドハウスアメ修理車ブログ
Greetings
-ご訪問いただき誠にありがとうございます-
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■Chevrolet Truck 454SS■
ご依頼いただいたジョブ&デューティも完了し、いよいよオーナー様の待つ
ホームタウンへ帰還です
・・・しかし、その工程の中、神隠し現象にもブチ当たってしまったので、
そのあたり、ご紹介していきたいと思ひます・・・
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ヘッドまわり他モロモロ作業を終えたビックリブロックを
トラッキンにバックオンしていきます
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エンジンフライト開始・・・
ビックリブロックですが、トラッキンでエンジンルームは広々なので、
積み込み自体は割と楽チン・・・です
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"DIST"の位置もファクトリースペックで差し込み、位置を合わせていきます
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■その後エンジンに火を入れたとたん神隠し現象がスタートしました■
症状: EST働かずで、進角しなくなってしまいました
とりあえず車検を取ってしまおうと、進角全くしないまま、
根性で車検はパスさせました・・・(ザ・自走)
※ 失火等でパンパンとエンジンはハジけたりするので、最高速はおよそ50~60キロぐらいです
ESTなので、絶対イグニッションモジュールがパンクだと思い、
幸いにもオーナ様が新品を持っていたので、飛脚してもらい交換してみましたが、
神隠し現象から脱出はできませんでした・・・
こうなると大変厄介なのですが、地味に電源やセンサー類などをチェックしていくことにしました
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上のPICはあまり関係ないと思いつつも"TPS"のチェック・・・です
スロットルレバーをグネグネ動かしてみたりしてみましたが、スパイク等全く発生せず、
"TPS"は全く健康そももの・・・です
※ Slow changing waveform (analog)
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こちらも"EST"とは全く関係ないものの、"INJ"もチェック・・・
"TBI"なので、"INJ"は二つくっついていますが、二つとも全然快調・・・でした
※ただエンジンはこの時点でも絶不調です
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全くのまさかですが、神棚から"COMPU"を取り出し、ケツのピンから
"EST"の4ピンコネクターまでの配線の具合とかその他地味にチェックしてみました
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バイブルをあてにパラパラ開いてみると、
こちらも滅茶苦茶F☆ckin'・・・です
"EST"のコネクター#が全て"D4"・・・でプリントされています
※バイブルのミスプリントは全然珍しくはないです そこが、U.S.A.
実際は上から、D4-B5-D5-B3・・・でした
その、B5コネクターも10V以上ないとヤバいのですが、
"DIST" & "COMPU"側共に電圧はバリバリ・・・です
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"EST"&"COMPU"と親密な関係を持つ"MAP"・・・です
単体でモロモロ圧力変化させてみましたが、送ってくる信号はバッチリです
マニホールド圧がドロップするとボルテージ上げてくるセンサーです
他、"EST"と親密なやり取りをするセンサー系は、
この"MAP"の他に、
クランクポジション、エンジンスピード、水温等の情報から
"COMPU"がジャッジするみたい・・・です
なお、knockやpingは"ESC"の方から処理されます
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ほぼほぼ手を尽くしたので、工場の中をさばくって(探して)中古の純正の
デスビを見つけたので、そのデスビと交換してみたら、サラッと不調は改善されました
原因は"DIST"のどれかなので、犯人を絞り込んでいきます
まんず、バラバラにして"トリガーウイール”をチェック
"reluctor"または、"pole piece"と呼ぶアメリカンも多い・・・です
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"P/U coil"チェック
A small AC voltage generated.....しています
山がいびつなのはヒューマンなのでオキドキです
いざエンジンで駆動されると3V~8V出力されるのが一般的です
ちなみに、山の上側の"positve wave"を"COMPU"が
拾いにやってくるはず・・・です
そうなると、今回の犯人は
一番初めに狙いをつけたイグニッションモジュール・・・です
リザルトはアメリカンマジックで締めくくられました
新品のモジュールを飛脚していただいたオーナーの方も、
「ちきしょう! 部品屋爆破してきますね!!」
の、物騒な騒ぎもなく無事閉幕できました
当店にお集まりいただいているオーナーの方々は
良い意味アバウトなハートの持ち主の方ばかりで、
当方も随分と助けられております
谢谢
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無事"EST"事件も無事決着が着き、スナップオン探知機で
進角シグナルもキャッチできました
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液晶は見ずらいので中国軍で拾いなおしています
PICはアイドル中ですが、どんどん回転を上げ更に進角が始まると、
"COMPU"からのシグナルもバッチリキャッチできてます
※実際は"load"で発生はバラエティに富んでいます
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ちなみに"Freq"を数字にするとアイドルはこんな感じです
結構のんびりな感じでしょうか・・・?
このあたりのでデーターもファクトリーサービスマニュアルでは
解説されていないので、コツコツ己で勉学するしか・・・ないです
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"COMPU"を神棚に戻し、一礼してフタをしていきます・・・・
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最終マークⅣエンジン無事快調路線へゴールイン・・・です
遠い彼方先ですが、免許返納されるまでドライブできそうだと
コメントいただきました
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ここいらのERAのシェビーC/Kファンなら、このロゴで一発で
何年式かお分かりになるはず・・・です
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フルリビルトではないですが、今回計測できたところはすべて
記録しておきました
いつもの総部数2部のヤツ・・・です
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余った余白にはキャパシティ等も打ち込んでおきました
454SS、無事オーナー様とホームへ帰還されました・・・
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■シェビーⅡ■
のんびりとお江戸で距離を重ねるシェビーⅡ・・・です
今回は定期健診とオイルやワーラーの交換デューティーを
ご依頼いただきました
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テネシー州から来日した時はノンパワーのドラドラでしたが、
フロントはディスク化しました
ブレーキフルードもヨゴれてしまう前にバッチリ交換していきます
ちなみにテネシーですが、
字体にすると"TENNESSEE"・・・と、
Tの後ろの二番目三番目のE以外すべてロゴがダブり・・・マス
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Dwell Time チェック
現車は伝統のブレーカー点火(新車時のまんま)を採用しています
車両の仕様と馬力等考えたら、無理くりsolid state typeに交換しなくても
逆にブレーカー式のほのぼのとした走りが楽しめますので、全然良いと思います
ただ、solid state type の方が火は強く、プラグギャップもワイダーにして
薄い空燃比でも確実に着火できるので、キャブのセッティング次第では
多少の燃費改善も望めるかもです
※パーツ探しは難航します
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エンジンは好調をキープしております
ポイントとコンデンサーだけ車両に放り込んでおけば、
アメリカ大陸一周できそうな感じ・・・です
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歴代シェビーⅡのなかでもマイペース感が感じられるテールまわりです
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スモーク委員会に任命いただき、
スモークガンを授与されました
うまくできるようになったら発表していきたいと思ひます
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■ 江戸庶民体験 ■
ある日曜日に東京下町江東区の砂町銀座に出現してみました
時間は時計の通り午前11時でクルマも普通にパーキングに駐車できました
ニッポン人の憧れ、華やかな大都会東京・・・
最近は華やかさにもあまり興味なく、枯れたストリートを
練り歩くほうに興味が湧きます・・・
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枯れ方がシブいです・・・
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ちょっとしたダイエット明けで、下町のジャンクフードを味わってもらおうと思い、
ドッグも参加・・・です
恐らくお江戸の下町は初めてのはずです
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食べ歩きは焼き鳥、持ち帰り品はすき焼き用のお肉をゲッツしました
-TOKYO DOWN TOWN STROLLER-
また、枯れたストリートに出くわしましたら、
レポートしたいと思います
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■親方弁当■
その砂町銀座の次の週の日曜日、また親方が
お弁当を作ってくれたので、今回は原チャリ暴走族で第三京浜脇の
農村地帯に繰り出し、外でいただきました
日曜日でしたので、第三京浜には
結構な数のデイビッドソン氏が走っていました・・・
-Have a Great Evening-
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横浜市港北区新吉田町6070
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