It is important to use a logical process of deductive reasoning to solve any problem you might encounter in a vehcle---
=Greetings=
-ご拝見ならびにご拝読、誠にありがとうございます-
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■Buick Regal Wagon (century)■
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人気のリーガルワゴン
普段の足として活躍するクルマです
こちらもご主人の他にマダム様もステアリングを握られるそうです
・・・ですので、下手なエンコは許されず結構手の入った車両です
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ザ・弔い合戦
オーナー様の一番の悩みの種は降り注ぐようなオイル漏れ・・・
少しはマシに・・・とブチ込んだオイル漏れ止め添加剤も焼け石に水だったようで、
オカルト現象は起きず、やられた感のあるオーナー様の怨念を晴らしていきます・・・
今回はエンジンオイルですが、ATFだと場所が悪いと大爆破を起こします(着火)
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フロントシール部
このあたりは滲んでいるものの、まだ泳がせておいてよさそうです
今回のご希望はなるべくエンジンを降ろさず、ジャバジャバと漏れ出すオイルモレの
息の根を止めるデューティーです
エンジンをバッチリ洗浄し、もぐら部隊で調べた結果、
"On Car"で成敗できる上まわりのパッキンで大洪水ストップできそうです
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当方のまわりの修理屋さんでも結構施工が多い"INT"のガスケット交換です
今回はエンジンリア側がくじけています
ただ、今回初めての作業ではなく、ガスケットの取り扱い方が結構悲惨・・・でした
ただ、揚げ足取りは醜いので、次に進みます
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前後はシーラカンスのみですので、古いシーラカンスは取り除きます
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外したロア側の"INT"です
ビュイック社のエンジンという感じで結構凝った作りです
60年代、70年代初頭のビュイックエンジンはその昔結構乗る機会が多く、
走りは大変気持ちよく、バラしてみると結構アルミ製のパーツを
ふんだんに使用している豪華なモーターが多いです
現車は排気量191キュービックインチ(3,5404"X3.307")
60°V-6タイプのエンジン・・・です(RPO : L82)
コンプレッションレイシオは、9.5:1
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ちなみにビュイック社のこだわり・・・・プッシュロッドの長さも"IN"と"EX"違います
”IN" 6インチ vs ”EX" 6-3/8インチ・・・です
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"INT"はヨゴれをブッ飛ばし、スレッドもバッチリ清掃してバックオンします
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サーモスタットも新調
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引っこ抜いた"INJ"の"O"リングもぬかりなく交換します
注文し忘れたので続投・・・という悲惨な施工はなくしたいものです
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前回このあたりを担当した方は結構荒っぽい方だったのでしょうか
配線が痛めつけらています
バンテージで大爆破またはエンコ阻止しておきました
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オイルポンプドライブギアユニットの"O"リングも交換します
ここも"O"リングがヘタるとオイル湧き出ます
オイル漏れ止め添加剤のキャッチコピー
「シールを類を復活させオイル漏れを阻止・・・」
・・・の効果も全く見られずシールはカチンコチンのまんまでしたので、
ここも弔い合戦で成敗しておきました
ユニットリペアをする現場では、
まさか起死回生のような現象が起こることないのは承知のとおりで、
末期のオイルモレの状態にモレ止めなど進めない・・・はずです
※ただ、初期の段階とか効能ある場合もあるので、市場に出回っていると思います
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こちらもよくある事件
オイルプレッシャーセンダーからのオイルモレ
オイルがすり抜けて、コネクターまで貫通しています
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センダー側にオイル溢れています
who is it???
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体裁よくコネクターも交換します
電気まわりのトラブルの多くは接触不良(poor connection)です
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トランスアクスルのガスケットからもオイルモレが確認されたので、
油脂類交換の支持もいただいており、パンもはぐってフィルター&ガスケットを
交換していきます
パンを引っ剥がすとパンの中は結構なヨゴれが確認できました
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フィルターのネックはガッチリポンプシールに喰いついており、
最後にはポッキリいきました・・・
前回取り付けた担当者が抜けないように念仏でも唱えたのでしょうか・・・?
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無事フィルターも折れたところを摘出し、交換完了
トランスアクスルタイプは4T60-Eです
このあたりのリビルト等も"sure thing"・・・です
ファイナルギア等も組み込まれていますので、何だかしっくりこない場合は
大事になって取り返しがつかなくなる前に早めにチェックした方が良いかも・・・です
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そして、エンジン始動し、オイルモレ点検、クーリングラインのエア抜き中に
バイパスバルブからワーラーが漏れるようになってしまいました
外してみると"O"リングの上にシールテープが巻きつけてあって
荒っぽい処置がしてありました
ここは新品の"O"リングを装着しワーラーをシャットアウト
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他、電気まわり
パルスワイパー暴走・・・
ノーブレーキになったり、ウォッシャーが永遠に噴射・・・等、大暴れです
コネクターの配列は以下のとおり・・・です (右から順に)
Yellow: 12v to motor c2(low)
Green: park sw on(low mist pulse)
Green: park sw motor bypass
Red: washer(pos)
Dark Blue: washer(neg)
Pink: pulse (min-max)
上記重複する回路もあるので配線図を参照してください
ちなみに"High"はSWから直にモーターへ12ボルトいきます(コネクター2)
スイッチもバラしてpulse-low-high...でチェックしてみましたが、
スイッチは問題なく、ワイパーユニットを暴走させているのは、
どうやらboard・・・のようです(solid state)
パーツがすぐないので、むやみにバラしてその場でアンダーテイカー行きも
悲しいのでパーツが見つかるまでそっとしておきます
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ザ・車検
バーンナウト中
あとは、コースだけなので、楽ちんです
コース待ちの時の問診でからまれたら、厄介です
・・・が、今回は優秀はディーラー車なのでNo worries・・・です
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無料バッテリーテスト
逆光すみません
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O2センサーもテスト
こちらも逆光気味ですが、"DIG DAG"状態なのでOK・・・です
おまけにエンジンの調子はバカいいです
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MAF sensor engine at idle
逆光が続き・・・ます
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MAF sensor engine at idle
数字にすると"Freq"はアイドルでこんな感じです(3,100cc 好調エンジン)
ここから回転数上がっていくと"Freq"どんどん増していきます
このあたりの数値はビュイック社のサービスマニュアルにも出てこないことが
多いので、どこかでお悩みのメカドック様のお役に立てば幸い・・・です
下手な企業秘密ごっこはやめて、一同底上げしていきたところ・・・です
ちなみにMAF sensorにはMade in JAPANとありますが、
企業は"HITACHI"・・・です
他、いろいろ今回waveform撮影してみましたが、
上記PICよりさらにひどい逆光でしたので、以上とさせていただきます
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村さぐるぐるコロがして最終チェックです
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オイル漏れ止め添加剤では起きなかったオカルト現象も
パッキン交換により砂漠状態が戻ってきた感じ・・・です
弔い合戦 無事悪者成敗・・・
※更にエンジンを降ろし、すべてのパッキンを交換すれば100%砂漠化が可能・・・です
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アメリカンベーカリーいただきました
ありがとうございます
味も食感もとてもナイスです
夜の雷撃隊でもおつまみでいただきました・・・
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■ ムールラーメン■
冷凍で仕入れたムール貝
スパゲッティなどで使用していましたが、
ふとアサリラーメンを思いだし、アサリの代わりにムール貝でラーメンを
製作することにしました
まんず、スープを作り、ムールで出汁をとってみます・・・
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スープはあっさり塩ラーメン系にしました (鶏ガラ、ナンプ、フンドー・・・など)
出汁はアサリほどではないですが、普通にイケ・・・ます
他、メンマやホウレン草をぶち込んでもよさそうです
ムール貝、主張が少なくいろんなミールに活用できそうです
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FIX the Right Way
オールドハウス
Dial: 045 591 9695
Mail: superior_olds007@ybb.ne.jp
CALL or VISIT
TODAY
9:00-17:00
横浜市港北区新吉田町6070
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■余白コーナー■
余白を使ってたまに思いついたモノを披露したいと思います
当方、博士でもジャーナリストでもないので、
説明文はほぼ引用です
1984 Firecracker 400
1984年ファイヤークラッカー400マイルレース
RICHARD PETTY vs CALE YARBOROUGH
On the Fourth of July, 1984, with the president of the United States
in attendance, a living, breathing piece of Americana called
Rechard Petty got the 200th- and last victory of his NASCAR career.
And , as the lads of Notre Dame had once dane,
Petty won one for the Gipper.
1984年のアメリカ独立記念日にデイトナスピードウェイで開催された
ファイヤークラッカー400マイルレースは当時の大統領ロナルドレーガンが
現地で観戦する中、リチャードペティが優勝し、
キャリア200勝目そして、氏にとってはこれが現役最後のビクトリーでした
PICは白黒でわからないのですが、オフィシャルが振っているフラグは
イエローフラッグです ラスト2週を残しコーションラップに
突入する前のフィニッシュライン寸前のショットです
※ちなみに"Gipper"とはレーガン大統領の愛称みたいなものみたいです
-Have a Great Evening-
押忍