2/19 2015(木)

Greetings!
今週末は東京マラソン
■TH350トレイニー、新たな個体登場~リビルト■

変速はしますが、そろそろヤバそうだということでご依頼いただきました
オートマミッションは異変を感じた時点での先回り修理が断然
おすすめです
完全パンクまでねばってしまうとケースまでガリガリいってしまい
全損パターンという結末も待っています
希少なコアは大事に使い回したいですね

パンを開けた感じはまずまずです

結構ヨゴれがハイドロラインに蓄積しています
■■■

ローリバースクラッチのサポートをケースに押さえつけているピンです

「そしたら奥の方はおじゃんか??」と思っていましたが、
セーフでした
本来上記の丸印辺りにあるピンです
外れる訳はないので、前の作業人の仕業です
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中身のリビルトに入ります

フォワードクラッチの中身
Drive/Drivenプレートの黒焦げ現象に突入していました

フォワードクラッチのハウジングに記されたペンキ
新品当時、工場で何かの識別に使われていたのでしょうか?
残念ながら当方手持ちの"GMオートマミッションの歴史大百科"には
出てませんでした・・・

ブッシング計測~交換
Mikeで計測してみました
交換前:2,055インチ
交換後:2,0532インチ

注意深くインスペクションしていきます

ポンプカバーのブッシング計測~交換
ここもMikeで計測してみました
交換前:1,8822インチ
交換後:1,753インチ
計測作業のカンが鈍ってしまうのでMikeは時々使うことにしています
■V8 OHVエンジンリビルト■
組立作業を一度見れば恐らく自分で組めてしまう、かんたん構造V8 OHV
重要なのは、計測~クリアランス設定
Mikeを使用し一つ一つ仕上げていくのも重要です
「マシンショップ(ボーリング屋)に丸投げでいいじゃないか!」
では少し悲しいと思っています

シェルの一部がひん曲がり、キズキズです
「Shipped!」という連絡も本国からもらい部品待ちとなっています
TH350
GM Turbo Hydra-Matic 350
つづく



ここんとこ数も減少し、そろそろ珍車の殿堂入りでしょうか

ガラス&モールディング交換で無事完了

原因を模索
▲スイッチとパークシステムのOFFを担当するリレーを点検します(電磁石)
オン・オフで12Vを本体に送る接点もあります

▲Delayシステム(間欠ワイパー)付ですので、変な基板がトップに付いています
Delayポジションは青い配線に信号が出て行きます

*HIGHはGRD直結です

"Park"はリンケージが必要ですので後回しにします
からくりがたくさん
ワイパーモーター
[The End]
★ロコモコ車検★

マヒマヒを食べて育ったナイスガイの愛車
車検公務
車検も常時受け付けてます
車種不問です
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シボレー C10