covid19の蔓延を抑えるべく、小中高生は学校が休みとなり、世の中でも色々なイベントが中止され、自粛の流れが日に日に強まっていますね。
我が道場も活動休止中ですが、いざ、休みとなると私自身も持て余している感じです。
私としては、仕事を消化すべくやる事は幾らでもありますが…
道場の子達がどうしているかと、気になる日々です(笑
休止になる時に、「家でできる筋トレやストレッチ、形を少しでも毎日、打つように。」と指示はしていますが、それでも時間を持て余すでしょう。
そんな中、ふと、「時間があるのならば、本を読んで欲しい。」と思いまして。
学校からも、当然、宿題や課題が出されているでしょうが、こんな時こそ、活字に触れて本を読む習慣を身に着けるのも良いのではないかと。
以前、ある大会前に、演武可能な形を理解させる為に、大会要項を小学生の門下生に読ませた事がありまして。
びっくりする程、読めなかったのですよ(汗
確かに、空手で使われる言葉は、日常では使わない言葉や形の名前も変な漢字を当てる事もあります。
まだ学校で習っていない漢字も有る(ちなみに、私は「まだ習っていない」という言い訳は嫌いです。「わかりません」は可)でしょう。
それでも、「ここまで読めないのか?」と愕然としたのを覚えています。
読めない字もあるだろうけど、わざと「ギリギリ読めるだろう」という学年の子を指名したつもりでしたが、見る見る顔が曇り…可哀想な事をしてしまいました。
可哀想だとは思いつつも、強烈な危機感を持ったのを覚えています。
おそらく、今ではその子も難なく読めるようになっているのでしょうが…
文章を読んで、ちゃんと理解できる国語力がなければ、他の教科だって何を言っているのかを理解できませんよね。
問題を理解できなければ、正答を導き出す事もできる訳がないのです。
何でもネットで調べられてしまう便利な世の中です。
深く知りたいと思えば、かなりマニアックな所まで調べられます。
正しい情報かどうかは別の話ですけどね。
情報は幾らでも溢れています。
それが故に、「興味があるモノしか見なくなってしまう」のです。
情報社会の弊害ですね。
物事を深く追究するのは素晴らしい事ですが、余りにも偏ってしまうのもよろしくない。
物事を正しく理解する為に、不確定な情報に惑わされず、自分自身で何をすべきかを判断できるようにならなければならないと私は思います。
私が嫌な事は…
自分で判断できないとなると、悪い事が起きた時に、「人の所為にしてしまう」のですよ。
自分は悪くない
違うでしょ?
話が横道にそれまくり、前置きが凄ーく長ーくなりました(笑
そんな訳で、道場在籍中の中学入学前、中学生の心配なお嬢さん達3人に、中学生でも読み易いであろう文庫本を選び、「新学期が始まる前までに読むように!」と渡してきました。
歳の下の順に1冊選ばせ、心配な子にはプラス『鬼滅の刃』です。
とっつき難い場合は、先ずは興味の有る物からでも。
私も子供の頃は、夏休みの読書感想文とか大嫌いでした。
ですが、本をちゃんと読めるようになると、こんなに面白いものは無いなと。
今ではフィクション、ノンフィクションを問わず、月に1、2冊は本を読むようになりました。
漫画も大好きですが、小説は絵が無い分、文字から伝わるイメージが頭の中に構築され、想いを馳せる事ができるのも、活字の良さですね。
壮大な自然を思い浮かべたり、美男美女を思い浮かべたりと、想像は自由ですから。
先ずは文字に触れてください。
-----------------------------------------------------
静岡県静岡市清水区の空手道場
剛柔流空手道 渡辺道場
練習場所
月・水・金 19:00〜21:00
清水三保体育館武道場(旧東海大学第一高校)
木 19:00〜21:00
清水三保第一小学校体育館
お問合せ 090-8321-0211 渡辺まで
--------------------------------------------------