こんにちは!
おしゃべりのプロフェッショナル
中村ちあきです
2週間前に書いた記事↓
お馴染みさんはご存じの通り
我が家は大都会大阪のマンションの一室
そのベランダに3年前から育つ
レモンの鉢植えがある
この小さな鉢植えが気付けば
2年前からナミアゲハの産卵場所になり
多くのチョウチョが育った
しかし
如何せん小さな鉢植えなので
卵の数に比例するほど
葉を茂らせない
毎年エサの確保に頭を抱えていた
だから昨年からコンポストを始め
たっぷりの肥料を鉢に混ぜたら
今年は昨年の倍ほどの葉を茂らせた
先月には今年お初の卵を発見し
エサの心配をせず
見守ることができるな・・・
と達観していた
![!!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/093.png)
![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/101.png)
あ!!!
いたいた!!!
冬に枯れて放置していたローズマリーに
ひょっこりさんのごとく顔を出す2匹
なんとも可愛いやら可哀想やら・・・
エサを求めて放浪の旅に出たのか
それとも蛹化が始まり
サナギになる場所を探しに
彷徨っているのか・・・
アオムシ母ちゃんとしては
後者であってほしいと願う
おお、こんなところにもいた
母ちゃん、アオムシが不憫で
思わず家人にSOS!!!
数枚の写真と
「至急エサ調達願いたい!」
電報並みの一文
家人の会社の裏庭には
大きなレモンの木が育っていて
過去に幾度も危機を救ってもらった
ゴメン!!家人さま
優しい家人はその日の夜
痩せっぽっちのレモンの鉢植えを
ホームセンターで買ってきてくれた
お値段2000円!!!
アオムシちゃん贅沢ディナーだ!
夜のうちに古株のとなりへ
痩せっぽっちを置いていたら
アオムシが2匹に
ちび毛虫が3匹疎開していた
新しい葉っぱも食している様子
ホッと胸をなでおろす
アオムシを育て始めて3年目
3月に越冬して羽化に成功した
ビビアンを青空に放ったあと
家人と決めたことがある
今年は産卵があっても
自然の摂理に従う
家の中で育てない
だけど母ちゃん
情にほだされちゃった
そこで家人と話し合いの末
出した結論は・・・
まだ生育中の毛虫及びアオムシは
新しい痩せっぽっちの木ごと
会社の裏庭に疎開して
そこで自由に命を育む!!!
異論なし!
限りある命をどう生きるか
プロセスって大切
それは人間だけでなく
命あるすべての生き物に
いえること
この数年、彼らの成長に寄り添い
彼らの懸命に生きる姿から
命の重みを学び
たくさんの感動を貰った
彼らの命の尊さや神秘を
間近でみることができたことに
改めて感謝だなぁと思う
レモンの木もまた新たな葉を茂らせ
新しいアゲハの卵を待つ日が来るんだろう
その時はその時
そんな風に思える7月です
こちら、我が家のレモンの木から
生まれて育ったアゲハの物語です
中村ちあきのナレーション付き!
今日も最後まで読んで下さって
ありがとうございます!