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今回は、大相撲の話から。



十両・高見藤がパチンコで引退


 大相撲の十両高見藤(27)=本名・横山秀希、岡山県出身、東関部屋=が18日、日本相撲協会に引退届を提出した。パチンコなどギャンブルをするため消費者金融に借金をしていたことが発覚し、東関親方(元関脇高見山)とけんか別れ同然で部屋を飛び出した。

 同親方によると、高見藤は部屋で禁止されていたパチンコなどのギャンブルに熱中し、何度注意しても聞かなかったという。同親方がハワイ巡業から帰国した13日に消費者金融から請求書が届き、その後計4カ所からの借金が発覚。同親方が問い詰めると「親方と部屋に迷惑をかけ、もう相撲を取る気がしない」と、自ら引退を申し出た。

 高見藤は東洋大4年で学生横綱、故郷の岡山県和気町役場職員時代に実業団横綱に輝いた。2004年春場所で新十両、いったん幕下に落ちたが、名古屋場所での再十両が決まっていた矢先の暗転だった。この日、部屋で弟子の引退を発表した東関親方は「金額よりも借りた行為自体が許せない。けいこは頑張っていたので、残念な気持ちでいっぱいだ」と苦渋の表情で話した。



驚きましたね。

こんなことで引退する人がいるとは。


ギャンブルで沈んでいく人がいるのはどうでもいいのですが、自分としては、次の事情がとても許せないんですよね。


名古屋場所で再十両となる力士の突然の引退発表。」


実はですね、今年の夏場所の幕下上位には、勝ち越した力士が多くいまして。

実際に、成績を見てみましょう。

        東         西
1 境澤 5勝2敗 1 保志光 4勝3敗
2 高見藤 4勝3敗 2 市原 4勝3敗
3 北太樹 5勝2敗 3 若麒麟 7戦全勝
4 若天狼 3勝4敗 4 琴春日 5勝2敗
5 皇牙 引退 5 芳東 4勝3敗


黄色に塗った力士が、名古屋場所で十両に昇進します。

元大関・栃東の引退によって1人幕内に上がるため、その分1つ十両の枠が空き(玉突きの要領)、十両から4人幕下に落ちる(と予想)ために、幕下から5人上がることができると仮定すると、高見藤を除いては、間違いなく西の2枚目の市原 が上がるでしょう。


と、これだけでは簡単に愚痴をたたきません。

この市原という力士は、愛知県は名古屋市中村区の出身なんですよね。

こちら をご覧になればわかりますが、幕下と十両は、全然格が違うんですよね。

しかも、彼にとって名古屋場所はまさに地元の場所。

故郷に錦を飾ることができず、これは残念としか言いようがないでしょう。


事情はどうであれ、高見藤はやめるなら夏場所の後にすぐにやめてほしかったです。

愛知県の人間として、相撲のファンとして、とても憤慨したくなる話です。