政局が騒がしい。
自民党が大敗した責任をとれ…とネット上でも連日にぎやかだ。
もちろん、その矛先は、首相である石破総理に向けられている。
当然といえば当然でもある。
しかし、おそらく石破さんを辞めさせたとして、ずっと待望論の小泉さんになろうとも、高市さんになろうとも、僕はたいして変わらない気がする。
リーダーシップの問題ではなく、フォロアーシップの問題つまりは、私たち国民の考えや行動がかわらなけらば、どんなに優秀なリーダーを据えても一緒だということだ。
リーダーに対して文句を言うまえに、自分が社会に対して、どんなことができているのか、そのことを問わねばならない。
Ask not what your country can do for you, ask what you can do for your country.
訳:あなたの国が自分に何をしてくれるかではなく、あなたが国のために何ができるかを問いかけなさい。
かつて、ジョン・F・ケネディは、こういった。
まさに今、そのことが問われているのではないか。
自分たちにできることもたくさんあるだろう。
物価高をなげく前に、自分たちが買うものについてよく吟味し、購入したら大切、そして余すことなく使う。
日本の外交を問うまえに、身の回りにいる外国人に対峙し、積極的にいい関係をつくっていく。
そうやって、信頼を勝ち得ていく。
これだって、立派な外交だ。
自分の手に負えないものをあーだこーだといわず、じぶんができる精一杯のことをやろう。
そうすれば、よりよい社会は作られていくはずだ。